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2013/04/29

我が家が龍安寺の石庭に?

 今日も昨日に引き続き、終日、温暖で穏やかだった。
 お出かけ日和。家の中になど引きこもっていられない! はずだが、やはり年並みなのか、家の都合というか、畑や庭仕事に専念するばかり。

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← 裏庭にひっそりと咲く、木蓮。庭掃除していて、開花に気付いた。「ハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになった」とか。小生など、鳥が羽ばたき舞おうとする瞬間に見えたりする。

 情けないような、人によっては羨ましくも見えるような…まあ、野菜作りが好きだとか、土いじりが好きだとか、あるいは、それが仕事で多少でも実入りに繋がるのならいいが、手間暇はもちろんだが、持ち出しばかりなのである。

 庭には昨年の初秋、人が歩かない部分、庭木や草花の周辺に防草シートを敷きまくった。
 言うまでもないが、例年、春先から秋口まで、雨の日以外はほぼ毎日、草むしりに追われ、ほとんどプライベートな時間が奪われてばかりだったからだ。
 少しでも自分の時間を持つには、畑仕事と多少の庭仕事はやむを得ないとしても、せめて草むしりに追われる事態は極小にとどめたいのである。
 かといって、除草剤を散布しまくるってのも、抵抗感がある(撒くのは、これも極小にしたい)。

 専用の防草シートを百メートル以上も買い込んで、敷き尽くしたが、それではお金がいくらあっても足りず、納屋などにあった、古い絨緞、筵、茣蓙、ビニールシート(多分、昔、テーブルカバーだったような)の類はありったけ、終いには板切れや棒切れなども敷きまくった。
 畑にも、畝と畝の隙間などに防草シートや遮光シートを張りまくった。

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→ 苧環(おだまき)がグングン育って、蕾が今にも開花しそう! 冬には、すっかり枯れて、死んだようにぐったりしていたのに。

 半年余りが経って、その効果の如何はというと、確かに防草シートを敷きまくった辺りは、そうでない部分に比べ、雑草の生え方がずっと弱い。
 しかし、雑草などの繁殖パワーはすさまじい。
 防草や遮光シートくらいだと、繊維を突き破って芽を出し、どうだ! とばかりに育ちぶりをひけらかす。

 なので、畑はともかく、庭については、防草(や遮光)シートの上に、砂利を撒くことにした。
 といっても、一平米に10キロから20キロの砂利だと、数袋は最低限、必要で、庭中にとなると、ダンプカー一台分でも足りない。
 つまり、砂利を撒くにしても、膨大な手間が必要だということだ。

 実は、通路の部分にも、地面の上には砂利が昔(父母が健在な頃)から撒いてあった。
 雨の日、泥濘(ぬかるみ)になって、下駄やサンダル履きだと、足元が濡れやすいからかなーと思っていたが、確かにその用途もあろうが、どうやら、雑草除けの意味合いもあったと、今さらながらに気付かされた。
 ただ、さすがに庭木などの周辺には、砂利は撒いていない。

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← 柵は巡らした。次は、縄か何かの紐を巡らせば、あとは野菜の育つのを待つだけ……のはず。

 小生の代になって、自分一人では手が回りかねるから、やむを得ず、砂利を撒くのだ。
 そのうち、いわゆる「龍安寺の石庭」状態になり、我が家のことは、ああ、砂利のやいっち亭…砂利亭として名を馳せることになるやもしれない ? !

 と云いつつ、今日のメインの仕事は、畑仕事。
 つい先日、植えたばかりの野菜の苗たちのための支柱をセットしたり、近く植える予定のゴーヤのための棚をセットしたりしたが、今日は、野菜の苗の支柱にさらに追加の支柱をセットした。
 ナスやキュウリなどの育ち具合を甘く見ていた、もっと高く支柱を添えておかないと、間に合わないと気づいたからである。

 ゴーヤなど追加の野菜の苗(トウガラシなどなど)を植えれば、あとは梅雨の明けた頃の収穫を待つばかりとなる……はずである。
 野菜好きだったら、収穫が楽しみなんだろうけどね。
 

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