我が家に飛来した野鳥たち
松の木やそばを通る電線(引き込み線)などに停まっている。
トイレの窓をそっと開けるのは、窓外の庭木に鳥たちが止まっていることが多く、何とか観察したい、できれば撮影したいという思いがあるからである。
← 松の木の枝葉の中に、どんな餌があるのやら。
庭には鳥餌果実として柿の木やミカンの木がある。
今冬も、十個ほどのミカンを収穫したが、残りの数十個は、収穫せず残しておいた。
冬の終わりまでには、見事なほどに食い尽くされたのだが、生憎、一度も、啄むところを目撃していない。
場所的に目撃しづらいのは分かるが、一度は激撮したい!
→ 「寒雀身を寄せ合って春待つか」参照。
数年前…帰郷したまさにその年、近所の庭や我が家の庭でも、パステルカラーの鳥の集団を目撃したことがあった。
どう見ても、インコ。
でも、インコが集団で野外に居るなんて、信じられない。
が、そのまさかは本当だった。
← 集団脱走したインコの残党だろうか? 「寺田寅彦著『柿の種』あれこれ」を参照のこと。
何処かの小鳥屋さんからインコが集団脱走(逃走)したという話を仄聞したのである。
その年は、インコたちは、実に綺麗な体毛だった。
翌年も、そこそこの集団をなしているのを幾度か目撃したが、かなり薄汚れていて、まさに野鳥化しつつあるのを実感させられた。
→ これも、集団脱走したインコの群れの残党のよう。拙稿「福岡の菅笠、国の重要無形民族文化財へ答申」を参照のこと。
三年目には、ほとんど目撃していない。
たまに、単独で行動しているのを我が家の裏庭で目撃したことがあったくらい。
四年目には、一切、見かけていない。
← これも小鳥屋さんから脱走したインコの残党の一羽らしい。拙稿「山本健吉の「柿本人麻呂」未満」を参照。
あるいは、見かけても、ホームレスカラーに染まっていて、あれがかのインコとは、想像谷(だに)及ばないのかもしれない。
インコの集団を見かけた当時、デジカメを持って、集団を追い掛け回した。
見かけると、周囲をも構わず撮りまくっていたので、近所の方に変人と思われた…らしい。
別に、近所の奥さん方を撮っていたわけじゃないのに!
→ 同上! 拙稿「今年もインコの季節?」参照。
野鳥関連拙稿の数々:
「今年もインコの季節?」
「山本健吉の「柿本人麻呂」未満」
「福岡の菅笠、国の重要無形民族文化財へ答申」
「寺田寅彦著『柿の種』あれこれ」
「キジも鳴かずば打たれまい」
「初詣で初お酒……何かへの胎動」
「鳥餌果実のつもりじゃないのだが」
「鳥餌果実の恩義も知らず?」
「鈴なりのスズメたち」
「スズメの目ハトの目」
「キジは国鳥、でも狩猟鳥」
「冬のスズメ」(短編)
その他、多数!
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コメント
子どものとき、セキセイインコを飼っていました。
つがいだったので、子だくさんになって大変でしたよ(笑)
近所にあげたり、交換したりしました。
野生化するもんなんですね。
驚き!
たくましく生きてほしいな~。
投稿: 砂希 | 2013/04/30 19:01
砂希さん
コメント、ありがとう。
セキセイインコ、飼ったことがあったんですね。
繁殖力が強い?
小生が見かけたのは、小鳥屋さんから集団で逃げ出したもの。
最初の年は、パステルカラーのインコたちが集団で近所(我が家にも)の木々に止まっていました。
翌年は、薄汚れていたけど、やはり、集団で。
でも、三年目には、パラパラと、ほとんど単独で。
ほんの少数が生き残ったのか、それとも、集団がばらけたのか、小生には分かりません。
生き延びて、繁殖し、増えていてほしけど、今となっては、仮に生き残っていたとしても、煤けていて、インコとは到底、思えないでしょうね。
投稿: やいっち | 2013/05/01 18:47