コカ・コーラと売薬業の意外な関係 ? !
昨日、お客さんと車中でおしゃべりに花が咲いた。
その中で、他府県の方と富山のことが話題になると、売薬さんの話に及ぶことが多い。
そんな中で、お客さんに耳よりというのではないが、初耳であることは間違いない、売薬業に絡む話を伺った。
それは、(日本)コカ・コーラ社が日本に(あるいは世界にか)売り出す際、売薬業の商法も参考になったというのだ。
← コカ・コーラ (画像は、「コカ・コーラ - Wikipedia」より)
富山の売薬業の特徴は、「先用後利」で、「用いることを先にし、利益は後から」とした富山売薬業の基本理念である。
詳細は避けるが、「医薬品を前もって預けて必要な時に使ってもらい、代金は後日支払ってもらう先用後利のシステムは画期的で時代の要請にも合っていた」のだった(「富山の売薬 - Wikipedia」参照)。
日本におけるコカ・コーラの歴史は、1920年に遡るように、実に古い。
1962年には早くも、「日本初の飲料用自動販売機を設置」している。
→ 桜、いよいよ満開である。富山市某所にて4日、撮影。
詳しくは、「日本コカ・コーラ - Wikipedia」(や「日本コカ・コーラ」、さらにコカコーラの誕生については「コーラの歴史2 コカコーラ誕生」を参照願いたい。
さて、この自動販売機商法は、今では当たり前になっているが、コカコーラ社は、コカコーラの販売(営業)に際し、どう売り出し普及させるかで、世界の現地の事情を調べ、その中で日本(富山)の売薬業の商法に注目したという。
つまり、上記したように、「先用後利」である。
自動販売機も、場所や電気代などは設置する側が負担するが、中身や維持については、コカコーラ社側が負担する。
とにかく場所を提供してもらって、商品を提供(蔵置)させてもらい、売れた分について客が料金を払う。
つまり、大概の商売と違って、商売をする側が商品の在庫を抱えなくて済むわけである。
ここに売薬業の商法から学んだ極意がある、云々といった話を聞いたのである。
その前提に、コカコーラもだが、売薬業についても、似たような商品(薬)が横行する中、独自な商品たることが不可欠、という話もその方は述べていた。
残念ながら、この話を裏付けるサイト(根拠)を見つけることはできなかった。
なので、現段階では、あくまでそういった話を伺ったとしか言えないのがもどかしい。
新たなミニ都市伝説なのだろうか。
← 水仙が満開。我が家の地味な庭を彩る、椿と並ぶ貴重な花。
今日、金曜日は快晴。やや風があるが、寒くもなく、穏やかな一日だった。
といっても、夜は分からないが。
できれば今が盛りの桜見物に行きたかったが、雨の日はともかく、晴れの日は畑や庭仕事と決まっている。
何とか、庭仕事や畑仕事の負担を減らそうと、あれこれ悪足掻き風な工夫は凝らしつつあるが、効果のほどは未だ未知数。
数日前、買ってきた、追加の芝桜3株、薔薇の苗木1本、雪柳3本、クリの木3本を一気に植えた。
先日、植えた芝桜とエニシダそれぞれ3株のほうは、今のところ順調に育っている。
気のせいか、わずか数日なのに、図体が大きくなったような。
少なくとも芝桜については、今日、追加で植えた3株よりは、先に植えた奴のほうが育っているとは云える。
本稿関連拙稿:
「「富山の薬売りと薩摩藩」の周辺:」
「富山は…ガラスの街 くすりの街 水の街」
「風船から安本丹へ」
「富山(南砺市)と南相馬市…相馬二遍返し」
「クリにバラに雪柳まで」
「ドクダミには桜草とエニシダ! 」
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