アセビはなぜに馬酔木なのか
今日も畑仕事。
といっても、準備作業として、土起こし。
さらに、管理だけしている畑の整地作業も。
← 気が付くと、既にアセビ(馬酔木) の花が数知れず咲き始めていた。庭の入口にあって、目立つ…はず。
ここはドクダミの野になっており、なんとかほかの植物を育てようと、この数年、いろいろ試みてきた。
一昨年は、コスモスが立派に咲いてくれた。ドクダミに負けない植物ということでお花屋さんで注文したのだが、間違いはなかった。
さらに一昨年、昨年とヒマワリを植え育てた。これも、立派に育ってくれ、黄色い花が夏中、満面の笑みを浮かべてくれた。
しかし、横への広がりがない。植えたところに、単発で育つだけ。
なので、今年は、コスモスやヒマワリに加え、広がりを期待して、桜草やエニシダを植える。
ドクダミに負けず、蔓延って、黄色やピンクの花を一面に咲かせてくれたらと願う。
→ アセビの小花はなんて可憐なのか。真珠のような輝き。でも、透明感はアセビの小花のほうが優る。それでいて有毒植物だというから、驚きである。美しい花には棘がある、なのか。
さて、我が家の庭には(我が家に限らないのか)、アセビや鈴蘭、満天星ツツジなど、釣鐘状の小花が多数ぶら下がるタイプの植物(樹木)がなぜか多い。
まずは、アセビ(アシビ)である。
「厳冬~春に、白または桃色の小花を房のように多数つけるツツジ目ツツジ科アセビ属の耐寒性常緑低木で」、「複総状花序をした花穂は、スズラン(鈴蘭)や、ドウダンツツジ(満天星躑躅) の花に似た壷形、または、釣鐘型をしており、下垂して咲」く。
名前の由来は、「 ウマ(馬) や、 シカ(鹿) などの草食動物が食べると、有毒で酔ったようになることに因んで名前が付けられ」たとか。(情報は、「アセビ(馬酔木)」より)
← 裏庭を見て回って、その存在に気が付いた。アセビなの?
アセビ(馬酔木) は、漢字表記は馬酔木だが、読み方(呼び方)としてはほかに、アシビ 、アセボ、アセミなどがある。
それにしても、馬(など草食動物)が誤って食べると、「酔ったようになることに因んで名前が付けら」たという理屈は分かるとして、なぜにアセビ(アシビ、アセボ、アセミ)などと読まれるのか。
当て字であって、もともと日本では古来よりアセビ(アシビ、アセボ、アセミ)と呼ぶのであって、そこに漢字表記としての名称が伝わったから、なのか。
→ 余談だが、山茶花なのか、今一つ、疑念が晴れなかったこの樹木。やはり、「椿」なのだと教えてもらった。散り際が山茶花とはまるで違って、ボタッと、花が丸ごと落ちるので、変だなーとは思っていたのだが、ようやくすっきり(← 遅すぎる)!
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