嬉しい誤算?
寒暖の差が激しくなり、寒い日も多く、雪は寒波が来襲するたび積もるものの、その後の陽気で一気に融けてしまう…を繰り返し、融雪のために水道を使うことはもちろん、除雪も屋根からの落雪を掻き砕いて日向へ移動させるくらいの作業。
お蔭で、太ってしまった。
というのも、例年2月こそ、降雪のピークなのである。
仕事で出かける早朝、まずは車に積もった雪を竹ぼうきで払い落とす作業から始まって、車にエンジンの掛けて、暖機運転し、着替え中に窓などに凍りついた雪や氷を融かしておく、車内を暖めておく、といった作業。
仕事が真夜中過ぎに終わって帰宅すると、車を庭に突っ込む際に、まずは除雪。
そうしないと車が入らない。
丸一日の仕事のあと、自宅で真夜中過ぎに黙々と雪かき作業。
日が明けてからも、何度も除雪。
それが例年の二月の常識だった。
痩せはしないものの、太る暇などありはしない。
はずなのに、今年は凍て付いて、車のドアを開けるのも難儀という日は何度となくあったものの、除雪は日中のお日様にまかせっきり、それで十分なのだった。
雪かき作業から免れて助かったものの(雪道の運転も避けられた!)、ベルトの穴一つ
、あるいは二つ分ほどは太ってしまった。
そんな鈍った体。
除雪作業は免れたものの、春三月も半ばを過ぎたとなれば、庭仕事、畑仕事からは逃げられない。
今日は真っ青な晴天。これは外仕事しないといけない。
雪囲いを外す作業に案外手間取って一時間以上。
コンポストに溜め込んだ生ごみ(のなれの果て)を畑の隅っこに穴を掘り、詰め込んだ。
昨秋、刈り取った雑草を詰め込んだポリ袋を開放し、その雑草のなれの果ても一緒に。
といっても、雑草を詰め込んだポリ袋は十数個もある。
とりあえず三個だけ、畑の穴に突っ込んだ。
この作業にも一時間以上。
← 立山連峰。さて、どれが立山? 剣岳?
さらに、庭(畑)の隅っこの整理。
といっても、昨秋、落ち葉が迷惑だというクレームに困り、伐採したユリノキの枝葉を細分化する作業。
昨秋は巨大な幹や枝葉などはそのままに、畑の隅っこに放置してしまったのだ。
雪がないとなると、放置したユリノキの枝葉が目立つ!
燃えるゴミの日に出せるように、幅一メートルまでに収める。
この作業も、一時間では済まなかった。
これまでの一連の作業で疲れ果てて、持ち運びしやすいように、一抱えほどに束ねる作業は後日。
そのほか春に向けての体制づくり作業に没頭した一日なのだった。
ところで、昨秋、故障していたボイラーを交換し、温熱でのシャワーを浴びられるようになっている。
日中の最高気温は、暖かくなってきたとはいえ、10℃を超える程度。
そんな中での庭や畑仕事だが、それでも汗だくになっていた。
作業をする間はいいものの、シャワーを使えなかった頃は、作業後、汗を拭い、着替え、洗濯後、銭湯へ行かないと、汗は流せなかった。
それが今は、作業後、すぐに温熱のシャワーを自宅で浴びられる。
貧乏な小生にはボイラーの交換は痛い出費だったけど、交換修理は小生には珍しく、正しい決断だったといえよう。
→ 松川を行く遊覧船。もうすぐ桜の季節。川の両岸には桜並木が延々と。
しかし、春の本格的な到来はこれからである。
庭を眺めると、雑草が蔓延り始めていて、これから先が思いやられる。
畑の整地作業も待っている。
今年も幾ばくかの野菜を植え育てたいし(食べたいとはあまり思わないが)。
そんなこんなで、今日は鈍った体にムチ打ったせいで、体の節々が痛い!
草臥れ果てて、読書する気力も湧かない。
作業後は、それこそ、ゴンチャロフの『オブローモフ』の主人公のように、リクライニングチェアに体を埋めて何をするでなく過ごしている。本は、朝から夕方までで10頁も読めていない。
返却の日も迫っているというのに!
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