我が家を枯山水に ? !
庭仕事、畑仕事はともかくとして、付き物の草むしり作業は、厄介であり、無精な小生にはとにかく面倒。
そこで、小生は怠惰作戦に出た。
初めは、サンシェードだった。
夏を迎え、日差しに家の内外が暑くなる。それをエアコンを使わずに、せめて家の中を少しでも涼しくしようと、日の当たる窓や壁などには、サンシェードを張りまくった。
縁側、トイレ、仏間の出窓、西日の当たる角部屋の窓や廊下、仕舞いには洗面所にまで。
尤も洗面所の外に張ったシェードは、日除けというより、雨除けの意味合いが強い。
日除けのつもりで張ったら、ああ、雨の日もシェードのお蔭で外に干しても濡れないと気づいたのだった。
← 黄水仙が今年も庭のあちこちで咲き始めている。
そのシェードからヒントを得たわけでもないが、昨年の夏の終わりになって、庭木の周辺や人が足をあまり踏み入れない通路、畑の畝の隙間などに、防草シートを張りつめたらどうだろう、と思いついた。
(畑でのナスやキュウリなどを作るスペースは確保してある!)
思い立ったら、不精だけどせっかちでもある小生、数十メートルもの防草シートを敷地に張りつめ始めた。
もう、夏の終りだし、今さら防草シートを張ってもあまり意味をなさないのだが、効果があるかどうか確かめる意味もったし、とにかく草むしり作業から少しでも解放されたい、負担を減らしたいという気持ちがあったのだ。
しかし、防草シートだtって、ただじゃない。面積が広いと経費がバカにならない。
そこで、納屋などの隅っこに片づけられていた、昔、使ったのだろう、テーブルクロス、茣蓙、古畳、板切れ、絨緞などなど、敷き詰められるものを片っ端から敷いて行った。
風が吹くたび、シートは捲り上げられるので、敷地にあった大小の石ころやブロック、植木鉢、伐採した木の幹など、あらゆるものを重しに使った。
最初は、シートを地面に止める専用の金具の類を使ったが、風にはあっさり負けると分かったので、重し作戦に切り替えたのである。
→ 舗装された誘導路の両脇を砂利や敷石で埋めた。
結果、我が家の庭(や畑)は、なんだか、以前以上に見てくれが悪くなった。
継ぎ接ぎだらけの庭と化したのである。
(表の車道から玄関へ、玄関から裏の勝手口への小道(自分や客が通る道)は、今まで通り、土の状態、あるいは砂利や敷石を敷いた状態を維持している。あくまで庭木などの周辺の話である。)
そんなに客が来る家ではないのだが、世間体が悪い。
そこで、砂利を防草シート類の上にばらまくことにしたのだ。
そうすれば、砂利が重しになるので、少なくとも今、重しにしている、石や鉢やブロックや木の幹などは撤去することができる。
ということで、今日はとりあえず、5袋、購入してきて、ばらまいたわけである。
結果、どうだったか。
かの龍安寺の石庭のようになったか。枯山水の趣に一歩でも近づいたか。
← 砂利は相当程度、必要だと思い知る。気の長い作業が待っている。
何のことはない、5袋(1袋10キロ)くらいでは、全く足りない。
一番、見てくれの悪い、古いビニールのテーブルクロスすら、隠しきることはできない。
それこそ、ダンプカー一台分くらいは、使わないと、植木類の周辺だけでさえ、覆いきることはできないのだ。
密かに夢見た枯山水風な石庭には、ほど遠い!
まあ、とりあえずは、防草シートで雑草の蔓延る状態、草むしり作業に追われる日々(四月から九月まで、ほぼ毎日)から少しでも解放されればそれで目的は達成されたと云えるのだが、さて、効果のほどはどうだろう。
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