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2013/02/14

啓蟄間近

 この数日の寒波。富山でも積雪が心配されたけど、多い日でも十センチは足らず。
 その雪も冷たい雨にペシャペシャと融けていった。

 寒い日が続く。灯油がみるみる減っていく。
 仕方なく灯油を買いに行った。
 リッター百円近い。

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← 鳥餌果実として残した我が家のミカン。数十個あったミカンの実は、ほとんど食い尽くされている。春は間近。もうすぐ啓蟄のはずだ。

 物価2%アップをターゲットの金融緩和を日銀に強いている。
 賃金の上昇につながるまでにはタイムラグがあるとか。
 本当に上がるのかどうか分からないし、その前に値上げラッシュで悲鳴が出るよ。

徹夜の日が続いて睡魔に蝕まれている。ノルマを終えないと帰さんと上司が凄む。こなすと次のノルマ。際限のない日々。眠気で電車に吸い込まれそうで駅のホームに立つのが怖い。あ! ホームに上司が居た。悪魔の誘惑。どうする?押すか、それとも飛び込むか。答は血の海が告げるだろう。
俺が逝くか、奴が果てるか。愉悦の海に溺れるはずが、真っ赤な炎が身を焦がす。我慢の限界。奴もだ。奴の頬が透き通るほどに上気している。炎熱の穴倉は命を呑む蟒蛇の巣。無数の蛭が大蛇にへばり付く。薄皮が剥がれて紅色の壁を傷つけ苛む。俺たちは延々と祭りに興じる。観客の前で。
少女はバレンタインチョコを物色していた。少女は一体、誰にあげるのか。キャラメル、ボンボン・オ・ショコラ。俺の口に合いそうもないスイーツが並ぶ。違う、それじゃない、あっちのウイスキーボンボンにしろ! 気になってあとを追った。すると少女は食べながら去っていった。
後を付けられている。気配で分かる。振り返る勇気がない。足を速めてみた。奴もついてくる。角を曲がってみた。奴も曲がる。振り向けばそこにあの子が…なんて夢想する。そんなはずはないのに。いつまで続くこの悪夢。先を急いだ。するとあの子がそこにいて、付いて来ないでと云った。

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