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2013/02/04

超短編小説を試みる

 昨日のこと、暇の徒然に何気なくラジオを聞いていたら、超短編小説のことが話題になっていた。
 携帯電話が当たり前のツールになった頃から、携帯の画面に収まる掌編に人気が出てきた、なんて話はあった。
 それが、スマホの普及で一層、広まってきて、超短編小説のサイトがあったり、懸賞があったり、人気作が集められて本になっている、なんて話題もあった。
 小生には必ずしも耳新しい情報ではない。
 ただ、最後に、ツイッター小説とやらで、140字という究極の超短編小説が一部で評判になっているという話には、なぜかビビビと来た。
 これも、初耳の話ではない。
 ただ、何かのタイミングなのだろうか、吾輩も試みてみようと思った。
 字足らずなのは、言うまでもない。
 描写において、描き込むってことも望めない。
 窮屈…かもしれない。
 でも、やりがいがありそう。140字という制約がかえって楽しそう。
 早速、作ってみた。
 十分で3つ。ツイッターに投稿。


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雪の降る日曜日だった。道端に小犬が捨てられていた。段ボールに詰められて。道行く人は一瞬、見つめるが、誰もが通り過ぎていく。拾ってやりたい。せめて雨宿りくらいは…。たまらず抱き上げてしまった。オレの頬を舐める。さて、どこへ行こうか。オレも宿がないのだ…。
あの日、胸騒ぎしたオレはあの人の家に向かった。朝6時前。急がなくっちゃ。会える望みはなかった。ただ、会いたかった。橋を越え、ポストのある角を曲がるとあの人の家が見える。胸は高鳴った。すると、なんとそこにあの人がいた。怪訝な顔。でも、すぐに微笑んでくれた。奇跡の時!
晴れ渡った秋の日、峠の道を歩いていた。あの人と二人。湖を目指して。が、道が塞がっていた。前夜の雨で土砂崩れした? 周囲を見渡すと、隧道があった。低い天井から雨漏りがする。彼女はピンクの傘を出した。オレは傘を差し、彼女の肩を抱き寄せた。湖に行く必要はもうなかった。

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