氷柱(つらら)の語源は?
五日の朝…というか、四日の仕事が終わって帰宅した丑三つ時頃には、新たな降雪は幸いなかったものの、屋根の軒先などに氷柱(つらら)が出来始めていた。
五日の朝方には、立派過ぎる氷柱に。
← 「語源は「つらつら」の転といい、古来は氷など表面がつるつるし光沢のあるものを呼んでいたとされる」らしいが、大抵、連なってできるから、氷柱(つらら)と呼ぶようになったのでは、などと新説を唱えてみる…
氷柱は人通りのない場所だけにできるわけではない。
玄関も、ちょっと見上げると長く伸びた氷柱が軒下の誰かを狙っているようでもある。
玄関先には、屋根からの雪が折々、ドサッと落ちるのは日常である。
ということは、氷柱交じりの屋根の雪がドサッと落ちる…
危険極まりない。
我が家がデインジャラスゾーンと化している!
竹箒を持ち出して、人が通りそうな場所の氷柱だけは叩き落としておいた。
ホント、氷柱が落ちて突き刺さって、そのまま倒れ伏したままに、翌早朝、新聞配達人が発見する…なんて事態は、十分、ありえるのだ。
→ 「ラスコー洞窟の壁画」 (画像は、「ラスコー洞窟 - Wikipedia」より)
さて、五日は晴れていたので、本の返却日でもあったし、買い物などの用事もあるし、ガソリンの給油もしないと、ということで車で外出。
幸い、過日、返却期限が迫り、やむなく返却し、その際、すぐに更新しようと思っていたら、先客があって更新できなかった、 ガブリエル・ウォ-カ-著の『スノーボール・アース―生命大進化をもたらした全地球凍結』(川上 紳一【監修】 渡会 圭子【訳】 ハヤカワ文庫)を借りることができた。
続きを読める!
車中での楽しみだ。
← デヴィッド ルイス=ウィリアムズ著『洞窟のなかの心』(港 千尋訳 講談社)
図書館では、例によって新刊本コーナーを物色。あまりめぼしいものがないなと、返却本の棚を物色。
すると、題名が気になる本が目に付いた。
それは、デヴィッド ルイス=ウィリアムズ著の『洞窟のなかの心』(港 千尋訳 講談社)である。
なんだか、『脳の中の幽霊』を想わすような題名。心理学かそれともサスペンス本、あるいは脳科学の本のような。
手に取ってみて、すぐにラスコーやアルタミラなどの洞窟の壁画アートについての本だと分かった。
→ ガブリエル・ウォ-カ-著『スノーボール・アース―生命大進化をもたらした全地球凍結』(川上 紳一【監修】 渡会 圭子【訳】 ハヤカワ文庫) 本書については、以前、紹介したが、読了したら、改めて感想文を書くかもしれない。
本の紹介には、「後期旧石器時代に、「芸術の誕生=創造の爆発」がなぜ起こったのか? 脳内神経回路、シャーマニズム、社会形成、を鍵に謎を徹底解明する」などとある。
洞窟の壁画についての本は、いろいろ読んだことがあるが、芸術(の起源)との関わりということでは、横山 祐之著の『芸術の起源を探る』(朝日選書)が面白かった(拙稿「バスク人はクロマニヨン人の正統な後継者?」など参照)。
借り出したばかりなので、パラパラ捲ってみただけだが、面白そう。
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コメント
漢字はおそらく明治以降の西洋科学に合わせた科学的な表記でしょうね。するとですね、語源に漢字を適当に充てるので、全く漢字の音とは関係ない訓読みが発達するのでしょうね。つららの発達よりはるかに恣意的で複雑です。
投稿: pfaelzerwein | 2013/01/08 02:04
pfaelzerwein さん
氷柱(つらら)は、いかにも、明治以降の造語っぽいですね。
「つらら」は、「つらつら」あるいは「つやつや」なのか。それとも、「つるつる」なのか。
もしかして吾輩が妄想をたくましくしたように、たいがい「つらなって」できるから、なのか。
小生、つらつら考えてみましたが、どう考えても思考は滑るばかりで、一向、実が上がらず、つらいです。
投稿: やいっち | 2013/01/09 21:04