庭の雪山を崩したぞ
日中はそこそこに気温が上がるという予報なので、朝方、洗濯を終えてから、屋根からの雪の山を崩しておいた。
陽光で一気に融かし去る目論見。
我が家の庭は、南東の蔵、南面する母屋、そして北西に位置する納屋、そして庭木などのために、日当たりが実に悪い。
陽光が当たるエリアが少なく、道路はもちろん、田畑の根雪が融け去った今になっても、雪山は頑固に残っているのだ。
→ 蔵からの落雪は、山を為し、表の車道から玄関への道を呆気なく埋もれさせてしまう。一昨日、そして今日の除雪(雪山崩し)で、とりあえず土の面が見えた。これからの降雪への備えができたわけである。
洗濯物は、ほどほどに乾いたが、崩してそれなりに日当たりのよさそうな地面に散らした根雪は、あまり融けてくれなかった。
しかし、今日、軒下の雪山をほぼ解消したことで、次の降雪に備える態勢はできた、そのことだけでも肩の荷が下りたようで、ホッとする。
← 島崎藤村著『 夜明け前 〈第2部 下〉 (改版)』(岩波文庫)
洗濯や除雪、買い物、真夜中(丑三つ時)のモップを使っての掃除などの合間に、ちびりちびりと読書。
島崎藤村著の『夜明け前 〈第2部 上〉 (改版)』をようやく読了し、今日から第四分冊である『 夜明け前 〈第2部 下〉 (改版)』へと読み進む。
いよいよ主人公の青山半蔵(ら)の悲劇の開幕でもある。
その意味で、最後のこの分冊は、読むのが怖いようでもあるのだ。
『夜明け前』は、木曽の峠道を越えるように、ゆっくりじっくりと、読み続けている。
通算すると三回目。
これで恋愛が描きこまれてたら、トルストイの『戦争と平和』なみの一大巨編だったろう。
畢生の大作であり、日本文学の金字塔なのは間違いない。
『夜明け前』は、トルストイ、ドストエフスキー、プルースト、メルヴィル、ガルシア=マルケス、ジョージ・エリオットらの作品に伍すると改めてつくづく感じる。
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