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2012/03/03

ゴーゴリ「鼻」の周辺

 つい先日、車中にて、ゴーゴリの小説『鼻』を読むことができた。
 ゴーゴリは学生時代以来、小生の大好きな作家で、ひさしぶりに読んだが、やはり語り口の上手さが際立つ。

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← ゴーゴリ『外套・鼻』( 平井 肇 (翻訳)  岩波文庫)(画像は、「 Amazon.co.jp: 外套・鼻 (岩波文庫) 」より)

「鼻」絡みの小説というと、小生の乏しい読書体験では、このゴーゴリの『鼻』、芥川龍之介のやはり『鼻』、 エドモン・ロス タン作の五幕の韻文戯曲 『シラノ・ド・ベルジュラック 』などが浮かぶ。
『シラノ』は二度しか読んでいないが、ゴーゴリや芥川の『鼻』は何度、(身につまされつつ)読んだことやら。
 芥川の『鼻』は、初めて読んだのが、教科書でのことで、一層、居たたまれない肩身の狭さを覚えつつ(時に声を上げて!)読む羽目になったものだ。

 せっかくなので、ネタバレ歓迎で、それぞれの作品の粗筋(概要)を示しておこう。

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2012/03/02

チンドン屋がテーマの作品

 過日、何かの文面で永井家風や室生犀星、武田を麟太郎らにチンドン屋をテーマとした、あるいは、チンドン屋が登場する小説がある(らしい)と知った。

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 知ってからもう一月半以上は経ったような気がする。
 富山市にて1955年以降、毎年、チンドンコンクールが開催されてきたこともあって(昨年は、3・11があって、開催は見送られた)、チンドン屋に絡む話題には、やや敏感なのかもしれない。


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2012/03/01

無花粉スギ 新品種の名称は「立山 森の輝き」

 厳しかった冬も3月に入って、一気に春めいた雰囲気が漂い始めている、そんな気がする。
 木の芽が出始めているようだし、花の芽が土から顔を覗かせ出している。
 雑草もいち早く、生え始めているのは頭が痛いが。

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 間もなく(人によっては)花粉症の季節の到来を迎える。
 もしかしたらもう既に突入し始めているのかもしれない。

 例年になく寒さの厳しい、且つ冬のピークがやや遅いほうにずれたせいなのか、花粉症の飛散の開始時期もやや遅れがちらしいが襲来するのは間違いない。
 幸い、今年の飛散量は例年に比べ、やや少なめと予想以上されているようである。


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2012/02/29

雪洞(ぼんぼり)をめぐって

 昨日、仕事中にふと、「ぼんぼり」という言葉が浮かんだ。
 浮かんだ…のだが、あるいはラジオか何かで聞きかじったのが、脈絡もなく不意に我が輩の記憶の泥濘からヒョイと浮かび上がっただけなのかもしれない。

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← 「ぼんぼり」(画像は、「人形のまるぎんネットショップ」より)

 というのも、もうすぐ端午の節句、雛祭りの日なのである。
 …書いていて今、思い出したのだが、昨日の新聞(朝刊)の中に、そう言えば雛祭りやひな飾りの話題があった!


 

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2012/02/28

高野聖と「もぬけのから」

 過日、久しぶりに『高野聖』を読む機会に恵まれた。
 云わずと知れた泉鏡花の名作である。

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 但し、本作は名作であること以上に、物語中に富山の薬売りが出てくる、しかもいけ好かない、嫌みな奴として描かれていることで、最初から負のイメージベッタリで小生の脳裏に刻みつけられている。

 初めて接したのは、小説ではなく、テレビでドラマ化された世界だった。
 山深い、旅人もめったに通ることのない、怪しげな家の、さらに妖しげな女の色香に誑かされた、愚かな奴。

(尚、文中に載せた画像は、母の月命日にちなみ、仏壇や玄関に飾った花。誰一人見る人は居ないが、せめて父母だけは愛でてくれるだろう。)

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2012/02/27

誕生日に寄せて

 人が生まれるというのは、どういうことなのだろう。
 それこそ、動物などが生まれるというのとは、明らかに違うような気がする。 別に人間様が動物より上だとか、優れているということではなく、暦の中に自分 の生まれた日を見出す時、誰しも一入の感慨を抱くということ、ただ、そのこと を思うのである。

 思うに、植物の類いは誕生日を持つのだろうか。今日、生まれたの、なんて、 感じるのだろうか。種が開 花をした日が、誕生日に当たるのか。でも、植物自身 は恐らくは何も感じないでいるのだろう。ただ、咲き、ただ、生い茂っているの だろう、きっと。


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2012/02/26

メモ帳は必ず携帯のこと

 暇の徒然というわけではないが、NHKラジオは仕事中、ほぼずっと流している。
 実車中(お客さんが乗っている間は、ボリュームを絞るか消してしまう)は、聴き入るわけにいかないし、そもそも運転中のこととて、音楽はともかく、話(対談やインタビューも含めて)の中身にじっくり耳を傾けるわけにはいかない。

 空車になったり、信号待ちの折、携帯しているメモ帳にキーワードだけメモしておく。

 後で(基本的には帰宅して、時間が取れた折に)、こうしてPCに向かったりして、調べてみる訳である。

 
 

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