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2012/12/01

いつか来た道

 どこを歩いているのか分からないでいた。遠い昔、気が遠くなるほどに遠い昔、一度だけ歩いたことのあるような道。薄闇にかすかに浮かぶ竹垣の家の曲がり角の感じが、なんとなく見たことがあるような気がする。

 そうだ、ガキの頃に、追いかけっこか鬼ごっこをしていて、必死になって逃げる際に、あの角から出っ張っていた竹か、それとも竹垣から突き出ていた松の枝だったかにセーターの袖が引っ掛かってしまって、一瞬だけど身動きできなくなって、懸命にもがいていたんだった。

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 あの時、鬼に追いかけられていた。
 鬼ったって、近所の兄(にい)ちゃんだったはずだけど、なんだかホントに鬼のように思えた。掴まったら食べられてしまう、お寺かどこかで見た地獄に落ちた悪人のように、魔物たちにパックリ呑み込まれてしまう、でなかったら閻魔様のところに引き摺られていって、お前はなんて悪い子なんだと、怖い顔で睨まれてしまう…。

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2012/11/30

終日の雨なので読書拾遺

 今日は、日中はずっと粉糠雨のように細かな、雪になりそうな氷雨。
 終日、雨雲で薄暗い。

 外仕事もできず、普段より読書に時間を割くことができた。
 お蔭で、2冊読了し、一冊は手を付け、一冊は(たぶん)今夜半過ぎから読むことになりそう。

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← ロベルト・ボラーニョ著『2666』(野谷 文昭、内田 兆史、久野 量一 訳 白水社) 題名…村上春樹の『1Q84』の向こうを張ったわけではない!

 出版社は、「小説のあらゆる可能性を極め、途方もない野心と圧倒的なスケールで描く、戦慄の黙示録的世界。現代ラテンアメリカ文学を代表する鬼才が遺した、記念碑的大巨篇!」などと謳っている。
 小生には全く未知の作家。図書館の新刊コーナーにデーンと置いてあって、なぜか目がそこに釘付けに。

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2012/11/29

ヒヨドリの飛来?

 水曜日は富山には珍しい晴れの日だった。
 晴れの日は外での用事にあくせくする日でもある。
 それでも、食事は家の中で。

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 好きな牛丼を食べ、お茶で一服していて、ふと、茶の間の出窓から動くものの気配が。
 小鳥! シャッターチャンス!

 見ると、二羽いる。
 番(つがい)なのだろうか?

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2012/11/28

晴れの日は忙しい…涙もポロリ

 富山には珍しい貴重な晴れの日。
 となると、外出に外仕事にと、忙しくなる。

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 使っているタブレット端末、タッチパッドの(たぶん、)パネルが故障…破損し、修理へ。
 店に持ち込んでみて初めて気が付いたのだが、パネルのガラス面が割れていた。
 過日、机から落とした際に、割れてしまったらしい。

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2012/11/27

外出したいのは山々なのだが

 日曜日、月曜日と連休だった。
 といっても、日曜日は夜勤明けのようなもので、帰宅は未明の四時ごろ。
 実質的に、普通の人の土曜日は半ドン、といった感じかもしれない。

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← つい先日、その名が正しくは満天星躑躅(どうだんつつじ)と判明した庭木。雨の中でも、発色がいい。満天星躑躅の生け垣が夢なのだが、今となっては、手が付けられない。

 日曜日は珍しく晴れ。立山連峰がくっきり見えた。
 新しくできたホームセンターへ視察も兼ね、買い物へ。
 間仕切りも兼ねたカーテン(とカーテンレール)、断熱パット、庭の敷石、砂利、除草剤などなどを買ってきた。

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2012/11/26

四面体の呪縛

 ある雨の日だった。
 霙(みぞれ)になっても不思議じゃない、冷たい雨。
 傘を持つ手が悴(かじか)む。
 傘をたたく雨の音は、まるで心を穿(うが)つようだ。

 いくら晩秋で雨天だとはいえ、夕暮れ時には間があるというのに、辺りは薄暗い。
 知らない町を歩いている。誰かを訪ねるために。
 目印となる郵便ポストを見逃してしまったのかもしれない。
 このままだと、人里を離れてしまいそうだ。
 戻るべきか、それとも、もう少し歩いて、様子を見てみるか。


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2012/11/25

藤村『夜明け前』を読む(2)

 家の内外共に何やらせわしない。
 会社では組合のトラブル、家では近所付き合い、そして家事。
 組合の件は、真相が掴めないので、ここではうんざりしているという気持ちだけ、メモしておく。

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 会社もだが、近所付き合いも大事で…といっても、できる限り逃げ回っているのだが、それでも生来のお人好しが祟ってか、全く付き合わないわけにはいかない。
 ありがたいことも、多々あるし、一人で何でもできるような人間でもないのだ。

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