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2012/12/31

富山の道路にもっと透水性舗装を!

 富山に帰郷して、昨年からタクシードライバーとして働いている。
 帰郷したのは5年前で、介護や付き添い、アルバイトなどのため、自家用車は乗ってきた。
 が、道路を車で走る密度は、やはり格段の違いがある。

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← 我が家の庭のミカンの木より、ミカンを収穫。第一弾。これで三分の一ほどか。豊作だ。市販のミカンの味とは一味違う、懐かしい!

 走っていてマナーの面などで気づくことも少なからず。
 マナー面のことは、後日、機会を改めて取り上げるとして、今日は道路のこと、特に舗装のことを少し。
 それは、透水性舗装のこと。

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 東京でタクシードライバーとして営業していたのは、6年前の暮れまでのこと。
 その最後の数年で、道路舗装について、(小生には)目覚ましい変化を感じていた。
 それは、透水性道路が急激に広がってきたことだった。
 透水性舗装道路とは、文字通りで、雨を透水する舗装の施された道路である。

 初めて透水性舗装された道路を雨の日、走行して、普通の舗装路との歴然たる違いに驚いたものだ。
 何より、車のタイヤでの水はねで格段の違いがある。
 無論、雨が降っているのだから、路面は多少は濡れているし、ウインドーにも雨がぶつかるわけだが、走行による水はねがないと、視界がまるで違う。
 いかに水はね、水煙が視界を妨げていたかが実感された。
 しかも、路面には轍にも水たまりが生まれないので、轍の水を撥ねて歩道の人に迷惑を及ぼす懸念がなくなるのが嬉しかった。

 新しい舗装方法ということで、道路面が補修されるごとに、新しい舗装路となっていく、それを日々、実見し、実感したものだった。
 青山通りを走っていたら、透水性舗装面とそうでない道路との間に、はっきり水煙の有無による区切りが出来ている。
 走っていて奇妙な体験を味わったものだった。

 これは素晴らしい道路だと一人、感激していたが、帰郷してみて、少なくとも富山市の道路で透水性舗装された道に出会ったことがない。
 なぜ? というのが率直素朴な疑問だった。
 富山には導入の予定がないの?

 改めて、透水性舗装とは。

透水性舗装 - Wikipedia」によると、透水性舗装とは、「道路路面に降った雨水を舗装内の隙間から地中へ還元する機能を持った舗装」のこと。
「アスファルト舗装の場合、粘度の高い改質アスファルトを使用し、粗骨材の割合を高め空隙率を高めに設定する。応用的な技術として、透水性舗装の下に不透水性舗装を敷き、透水性舗装部分を暗渠代わりにして雨水を側溝へ導く排水性舗装も存在する」ということで、透水性舗装にも、「透水性舗装と排水性舗装」の二種類ある。

「透水性舗装は、雨水を積極的に地中に浸透させることを目的とし」、「排水性舗装とは、排水を目的にした舗装」のことで、舗装面の下を通って側溝などに排水する(「排水性舗装と透水性舗装の違い 環境工学株式会社」参照)。

 透水性道路には、雨水を地下に流すことで、地下水の枯渇を避ける効果が生まれるし、雨水が一気に側溝に流れ込んで水が溢れ、場所によっては通行止めになる、という事態を未然に防ぐ効果もある。
 ゲリラ豪雨が多発してきた近年、一定の効果が期待できよう。

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 さらに、「道路に打ち水効果 新舗装法を開発 射水と高岡の企業が連携 北國・富山新聞ホームページ - 富山のニュース」によると、「道路の打ち水と同じ効果をもたらし、路面の温度上昇を抑制する新たな舗装法の開発に 、富山県西部の企業2社が乗り出した」とかで、「従来のアスファルト舗装と異なり、新工法では、雨水が舗装剤を通過して保水ユニット にたまり、余分な水は地下に浸透する。気温が上がると、毛細管現象により保水ユニット にたまった水が上昇して路面が湿った状態になり、打ち水と同様、水分が蒸発する際の気 化熱で地表温度を下げる」という。
 ヒートアイランド対策にもなるわけだ。

 ということで、富山でも透水性舗装を、車道面、歩道面に限らず、新規の舗装改修工事の際には、ドンドン採用していってほしいものだ。


参考:
透水機能を有する舗装
排水性舗装と透水性舗装の違い 環境工学株式会社

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コメント

あけましておめでとうございます。
弥一さんとも長い付き合いになりましたね。
昨日はタクシーだったのですか?
ノーベル賞を受賞した山中教授が、報道陣を前に、仕切り直しの朝です、と言ったそうですね。
日本も課題が山積み、新年を迎えて希望の年になるように、仕切り直しの朝を迎えたいですね。
今年もよろしくお願いします。

投稿: oki | 2013/01/01 02:41

okiさん

明けましておめでとうございます。
地味なブログですが、関心を寄せていただき、ありがとうございます。
今さらながらですが、というか、今だけかもしれないけれど、今年もつつがなく過ごせたらいいですね。
仕切り直し、というのは、やや苦しいかな。
でも、意欲だけは抱き続けます。

ということで、今年もよろしくお願いいたします。

投稿: やいっち | 2013/01/01 21:48

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