ヒヨドリの飛来?
小生は、花など植物に弱いが、動物にも弱い。
一目見ても(というか、じっくり見ても)名前が分からない。
ムクドリなのかヒヨドリなのか、ツグミなのか。
富山市には、特に夕暮れ時になると、駅前の並木の枝葉の中に、数知れないムクドリが雲集する。
暮れなずむ中、ムクドリの鳴き声が喧しい。
喧噪が時に渋滞の車の音をも圧倒するほどである。
フン害も相当なもの(有効な手が打てない憤慨も相当なもの)。
県庁周辺の並木の枝葉には(主に多分)カラスが夕暮れともなると集まってくる。
あるいは、県庁や市役所の屋根高くに連なっている。
どうやら、鳥の種類ごとに、集まる場所(縄張り)が決まっているようだ。
我が家の庭には、野鳥の飛来は珍しくない。
が、撮影のチャンスとなると、なかなか恵まれない。
その日は、奴らに気付かれていないようだ(あるいは気づいているのだが、動きのないことを見切っているのか)。
我が家の庭先、納屋の屋根や近くの樹の枝に停まったのは、そうしたムクドリの中の一つがいなのか。
あるいは、ヒヨドリなのかもしれない。
富山では、ムクドリも多いが、ヒヨドリも珍しくないのである。
ヒヨドリは、富山県砺波市の市の鳥に指定されているほどなのだ。
富山市には、鵯島(ヒヨドリジマ)なんて地名もある。
前々から鵯島なる地名(の由来)が気になっていたのだが、いまだに詳細が分からない。
神通川という一級河川のすぐそばにあり、広大な河原もあり、野鳥らの飛来、生息には絶好な場所だとは理解できるのだが。
ヒヨドリは、「日本では里山や公園でよく見られる身近な野鳥の一つ」だとか。
「糖分を好むためか、ツバキやサクラなどの花にやってきて蜜を吸ったり、庭先にミカンやリンゴなど果物の半切れを置いておくとすぐにやって来たりする」という。 一方、「ときに集団で畑に現れキャベツやブロッコリー、イチゴ、ミカンなどの農作物を食い荒らすこともあ」るようで農家には嫌われ者になっているようだ。
ただ、農作物を作らない人なら、「ヒヨドリは、「仔飼いにすると非常によく慣れ、飼い主を見分けることから平安時代は貴族の間で盛んに飼われた。古今著聞集などにその記述があり、現在の競走馬のように個体名が付けられたりして愛玩された」とも。
そういえば、ヒヨドリ(それとも、ムクドリ)の番が現れた場所の近くには、コンポストがある。
残飯の類(といっても、貧乏な吾輩、ミカンやバナナの皮とか、骨付きカルビの骨とか、ホントの残り物)や、時に雑草などを放り込んでいる。
残飯の種類によっては、匂いが強いようで、嗅ぎ付けた野良猫などが辺りを嗅ぎまわる。
しかし、手出し(口出しか)ができないと分かると、しぶしぶ立ち去っていく。
あるいは、野鳥らの狙いは匂いの元にあったのかもしれない。
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