あぶく銭の行方は
そこは、南砺市にある福光美術館。
大好きな向井潤吉の古民家展があったのだ。
東京在住時代は、自宅からオートバイを飛ばして、世田谷美術館にある向井潤吉アトリエ館へ向かうのも容易だった。
でも、富山在住となった今、富山で催しがない限り、見ることは叶わない。
展覧会の模様などについては、後日。
ここでは、美術館などで費やした費用だけ、メモしておく。
往復の高速代だけで2,200円。
向井潤吉アトリエ館 名品図録 2,000円。
額入りの絵など2,900円。
向井潤吉の来年のカレンダーが1,200円。
館内でジュース、それが120円。
往復100キロ以上を走行したので、ガソリン代に千円ほど。
ということで、換金した九千円以上のお金を一挙に費やしたわけである。
→ 向井潤吉『宿雪の峡』([長野県下水内郡秋山郷] 1983年)
しかも、「向井潤吉アトリエ館 名品図録」は、同館を訪問した際に購入済みである(但し、帰郷の際、蔵書をほぼ全て処分したので、今は所蔵していない)。
参考:
「陋屋 茅屋 廃屋 古民家」(2011/01/11)
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コメント
久し振りの美術館、良いですねえ!
向井潤吉アトリエ館なら、うちから歩いても行けます。
で、その美術館は、入館料は取られないのですか?
アトリエ館図録を販売して、自前の図録を作らないのは、つまり小さな美術館だからでしょうか?
向井潤吉は全国の美術館に納められてますから、一大回顧展やろうと思えばできるわけですね。
実際高島屋を巡回した回顧展がありました。
交通費がバカにならないですが、お金には換えがたい価値があると思います、美術鑑賞は。
投稿: oki | 2012/09/13 20:47
okiさん
久々の美術館です。
たまたま向井潤吉展があると知ったこと、前日、思わぬお金が入ったこともあって、思い切って行ってきました。
思えば、東京在住時代は、美術展に限らず、情報などに非常に恵まれた環境だったんだなと痛感します。
富山(地方)に来ると、なおのこと、痛感させられます。
地方には地方なりの良さがある、そんな文句も負け惜しみに感じられます。
音楽、絵画、建築、図書館、ライブ、なんといっても人、日々の刺激が圧倒的に違います。
淡々と生きていくのなら、地方でもいい。
お金があるなら、東京にだって遠征するんだけど。
福光美術館、入館料、必要です。
書くの忘れてます。600円でした。
さて、東京など他府県は論外として、とにかく県内のいろんな施設に足を運びたいと思っています。
やはり、防草シート張り作業に苦労した甲斐がありました。
投稿: やいっち | 2012/09/14 21:29