宴のあと
残りの一列分の畝の雑草を抜き(これがまた、ドクダミの元凶となっている一角なのである)、先日、雑草を一掃した分と併せ、二列分に防草シートを張った。
これで、畑への防草シート張り作業は、基本的に終わりである。
そのあと、キュウリやトマトを引っこ抜いた。
むろん、実ではなく、もう実の生らなくなった、葉っぱだけの…雑草というか残骸となったものである。
トウモロコシの残骸も引っこ抜いた。一個として実を収穫させてもらえなかったトウモロコシ。
茎も葉っぱも、そして実も、乾ききって、茶褐色に変色している。
つい先日、引っこ抜いたヒマワリの残骸と併せ、ビニール袋に詰め込んだ。
雑草を詰めたポリ袋は、庭の隅などに放置する。
うまくすれば来年、まあ数年以内には土に成り代わることを期待して。
隅にずっと置いていくことで、その場所での雑草の成長を妨げることも期待している。
畑には、ナスが六本、唐辛子が三本、キュウリが一本、残っているだけ。
昨年、種を蒔いた鳳仙花も、結構、繁殖力が強いのか、今年も昨年以上に広く開花している。
さすがに花の多くは涸れ、そこたら中に花びらの残骸が落ちている。
グラジオラスなど、畑に勝手に育っている植物も、防草シートの合間に残しておいた。
でも、つい先週までの賑やかな畑がウソのような寂しさ。
今月半ばには、残ったナスやキュウリなども御用済みとなる。
ホントに寂しい畑になる。
一人、悪戦苦闘してきた畑も、来年までは静かな時を過ごすことになる。
まるで宴の後のような寂しさだけが、そこに残るのだろう。
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