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2012/09/30

夢ループ

 口の中は、溶液状のバリウムでいっぱいだ。
 乾くことを知らない粘土が喉の奥から途切れることなく湧き出てくる。
 近所のガキどもが戯れるクレイソープのようでもある。
 いや、このどこかパサパサした感じは紙粘土か。

 早く吐き出さないと口の中が埋まってしまう。
 けれど、すぐ近くには人がいる。
 知っている奴だ。
 恥を晒したくない。

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2012/09/29

謎のブッシュ ? !

 すっかり秋めいている。朝夕は寒いほどで、家の中でも長袖を考えるほど。
 夏の間、すっかりお世話になったサンシェードを一部、外した。

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 朝日そして日中の日の当たる東側(玄関側)のシェードを2枚、外したのである。
 朝夕が寒くなる…せめて朝だけでも朝日の恩恵を求めたくなったのだ。
 朝日を我が家の玄関側でしっかり受け止めて、少しでも家を暖めたい!

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2012/09/28

完成して間もない新湊大橋を視察?

 天気晴朗波低きじゃないが、天候に恵まれたし、この9月23日に開通したばかりの新湊大橋の見物に行ってきた。
 仕事でその大橋を渡る可能性もある(ルートからして、ほぼ皆無と推測される…)。
 カーナビには新しい建物や道路、橋、店などは載っていない。

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→ いよいよ渡り始める。東側から西側へ。

 ナビで検索してもルートは出てこないわけである。
 これは、自分で道を確かめるにしくはない。

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2012/09/27

鈴虫の終の宿

 昨夕、銭湯からの帰り、家に近づくにつれて、何やら虫の鳴く声が喧しい。
 あの鳴き声は…鈴虫!

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 昆虫に限らず虫に詳しいわけではないが、さすがに鈴虫の鳴き声だけは、子供のころから馴染みがある。
 それにしても、我が家の近くで鈴虫がこんなに鳴いていたとは、初めて気が付いた。
 鳴き声の出所は何処だろうと、自転車を止めて、辺りに耳を澄ませてみたけれど、はっきりしない。

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2012/09/26

早生まれの意味、生きることのなつかしさ

 小生がガキの頃、お袋がよく近所の人とかに「この子は早生まれだから…」と言うのを聞いた覚えがある。
 同時に、その言い方の中にかすかに言い訳がましいニュアンスが含まれていることを、幼いながらに感じていた。 
 鈍感な小生は、思春期も大分過ぎてから、ようやく「早生まれ」の意味が理解できるようになった。そして、何故にお袋が弁解口調で語っていたかの訳も。

 早生まれというのは、「1月1日から4月1日までに生まれた人のこと」である。この4月1日というのには、微妙な意味合いがある。「法律上で1歳年をとるのはいつかという区切りについては、民法第143条の《暦による計算》がその根拠となってい」るという。詳しくはこのサイトを参照してほしい。

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身辺整理じゃないけれど

 すっかり秋めいた陽気になってきた。
 自転車を駆っても汗が滲まない。
 そろそろ日中でも長袖が必要になりそう。
 猛暑には辟易したけれど、寄る年波のせいなのか、秋の到来には寂しさの感が募ってしまう。
 人生の秋をつい思ってしまうからなのだろうか。
 
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 そんな中、手元にある不要な品、といっても多少はお金になりそうなものを少しずつ処分し始めている。
 別に身辺整理ってわけじゃない!
 売るといっても、家に大したものがあるわけじゃない。品物を換金しても、お小遣いにもならないものばかり。

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2012/09/25

我が家の庭も秋模様

 この一週間の間に季節は一気に秋めいてきた。
 半そでだと肌寒い。

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→ つい先日、庭の様子を見て回っていたら、裏庭にタンポポの綿毛のような、白い綿(種?)を見かけた。風のある日で、綿毛がふわふわ揺れて、次々と吹き千切られていく。まさか今頃、タンポポじゃなかろうし、正体は何なのか。それとも…まさか…ホントに…タンポポ?

 庭を見て回っても、先日までは雑草にばかり目が行ったが、今は落ち葉であり、季節の花である。
 夕餉にも味噌汁が不可欠に。

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2012/09/24

スタニスワフ・レム著『高い城・文学エッセイ』再読

 一気に秋めいた気候になった。
 朝晩どころか、日中さえ、寒く感じられる。
 つい先日までの猛暑の名残で、いまだに半そでなのがまずいのだろうが。

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← スタニスワフ・レム著『高い城・文学エッセイ』(沼野 充義 巽 孝之 芝田 文乃 加藤 有子 井上 暁子【訳】 スタニスワフ・レム コレクション 国書刊行会) 本書は、『ソラリス』(沼野充義訳)と共に借りてきたのだが、ある意味、『ソラリス』以上の収穫だった。特に、表題の「高い城」は、自伝のはずなのだが、とんでもなくハイブローな文学論。そもそも、レムの批評はSF論を軸にしているが、並みの文学論の書き手よりはずっと読みが深いし、分析が鋭い。知能指数が180ってのは、伊達じゃない。論旨についていけない場合がしばしばだが、それでも、示唆的なのである。

 スタニスワフ・レム著の『高い城・文学エッセイ』(沼野 充義 巽 孝之 芝田 文乃 加藤 有子 井上 暁子【訳】 スタニスワフ・レム コレクション 国書刊行会)を再読した。
 図書館から借りだして読んだものだが、エッセイの舌鋒の鋭さが印象に強く、敢えて購入しての再読なのである。

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2012/09/23

実りの秋がやってきた

 実りの秋、待望の秋がようやくやってきた。
 朝夕は、涼しいというより、薄着だと寒いくらい。
 日中はもとより、夕暮れ時の過ごしやすさときたら。

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 ほんの数日前の猛暑がウソのようだ。
 富山など、つい先日、37.5度を記録。今夏の最高気温を彼岸近くになって記録したものである。

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2012/09/22

夜のドライブ

 過日、夜、富山の郊外を走る機会に恵まれた。
 夜中ではないが、ちょっと郊外に出ると、街道沿いであっても、人影はなく(少なくとも走行中、一人しか見なかった。その人は、トンネルの中をマラソンしていた)、悲しいかな猫の死骸を一体、路肩に見かけただけである。
 富山市の町中から、ほんの三十分も走ると、人家は、街道沿いの家々だけになる。
 さらに三十分も走ると、山間の峠道、川の源流に沿って作られた街道が延々と続くだけになる。
 片側は川へ続く断崖、別の側は山の斜面であり、往々にして崖のように道に迫ってくる。

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2012/09/21

秋が来れば冬はすぐだ

 この数日、折々、雨が降るようになってきた。
 最初の頃の雨は、日中の空に入道雲を思わせる、真っ白な雲がモクモク立ち上っていたし、最高気温が三十度台の半ばだったりして、夏の雨を感じさせていた。
 それが、今日の雨は、はっきり秋を感じさせる雨だ。

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 何が故に秋の雨だと感じてしまうのか、定かではない。
 少なくとも、小生には説明できない。
 何か物悲しいというか、どこか淋しいのである。
 あるいは、単純に日中でも最高気温が30度に届かないから、なのかもしれない。

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2012/09/20

思い出の浜へ

 岩瀬浜に行く機会に恵まれた。
 小生の町からは一番、近い海であり、浜であり、海水浴場でもある(漁港でもある)。

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 おそらくは小生が初めて行った海水浴場ではなかったか。
 記憶する限りでは、海水浴(場)体験の記憶では、ここが一番古い。
 自宅から自転車を駆っても、三十分余りか。

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2012/09/19

垢すり再開の弁

 垢すりを今夏、再開した。
 若いころから、入浴する際、石鹸を使わないことはあっても、洗髪と垢すりだけは欠かさなかった。

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 入浴は洗髪と垢すりのために、と言っても過言ではなかった。
 その習慣のうち、洗髪はずっと続けてきたが、垢すりは90年ころに止めた。

 そこには前史、それとも前兆(?)があった。

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2012/09/18

寝た子を起こさないエネルギー源へ

 近い将来の日本のエネルギー構造に占める原発の割合をどの程度にするか、ゼロを目指すのか、議論は揺れている。
 世論の過半や政府の一部などは、「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」さらには「太陽光や風力など再生可能エネルギーの比率を、現在の約1割から3割に増やす」と主張している。
 一方、そんなのは机上の空論だと、産業界や読売、産経新聞などは反論に懸命である。
 つまり、原発の代替電源をどこに求めるのか、再生可能エネルギーは、どの程度までの普及が可能なのか、先が読めないではないか。
 当面は、火力などに代替を求めるとしても、化石燃料を輸入せざるを得ず、エネルギーコストが高すぎる…云々。

 小生は、再生可能エネルギーという観点よりも、寝た子を起こすエネルギー源なのか否かに、今後のエネルギー源を求める基準を求めるべきだと考える。

 まずは、再生可能エネルギーとは何ぞや。

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2012/09/17

水辺の戯れ

 臓物がのたうっている。
 まるで言葉のように。
 言葉がもんどりうっている。
 まるで腸(はらわた)のように。
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 口を突いて出る言葉は、吐き出す呻き。
 デコボコの言葉の塊は空気を揺らす。
 揺れる空気は言葉をあっさり呑み込んでしまう。
 大気はネズミを丸呑みする蟒蛇(うわばみ)。

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2012/09/16

富山の郊外を愛でる

 富山県は、面積の上では、それほど大きな県ではない。
 東京在住時代、オートバイを駆っての帰省の折、関越自動車道あるいは上信越自動車道、北陸自動車道などを利用したものだが、大きな長野県を、あるいは新潟県(の、それも半分)を横切る長さに比べ、富山県境を越してからの距離は、あっという間だった。

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 新潟県の長岡ジャンクションから富山県境までの長いこと。富山県に一旦、入ってしまえば、あとは一気だった。
 気分的なものも大きかっただろう。朝日町や黒部という地名を目にすれば、我が家はもう目の前…

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2012/09/15

長谷川和衛そして稲塚権次郎へ

 過日、福光美術館にて開催中の向井潤吉展に行ってきた。
 すると同館内の市民ギャラリーにて、「越中民家解剖学 人の暮らし展 ―長谷川和衛ペン画の世界―」が催されていた。
 せっかくなので、覗いてみる。

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→ 「越中民家解剖学 人の暮らし展 ―長谷川和衛ペン画の世界―」 手元の画像は縦になっているのに…

 観客は小生一人である。
 一人静かに眺めて回ろう…、そんな思惑はあっさり崩れた。
 ギャラリーの真ん前の休憩所に待機していた、まさに長谷川和衛氏がわざわざ説明にと、立ち上がってこられたのである。

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2012/09/14

綺堂ものは楽しい

 暑い中、車中での待機の折に読んできた、岡本 綺堂【著】の『読んで、「半七」!―半七捕物帳傑作選〈1〉』(北村 薫 宮部 みゆき【編】 ちくま文庫 筑摩書房)を、今日、自宅で読了した。
 残り、数十頁になったので、次回の営業の際、待機中の読書の際に読みそうなので、自宅に持ち帰り、残りを一気に読んだのだ。

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← 岡本 綺堂【著】『もっと、「半七」!―半七捕物帳傑作選〈2〉』(北村 薫 宮部 みゆき【編】 ちくま文庫)

 引き続き、同じく北村 薫 及び 宮部 みゆき編の『もっと、「半七」!―半七捕物帳傑作選〈2〉』を、やはり車中で読むことにする。
 この仕事は待つのが仕事か、と思えるほどに待つ時間が長い。
 そこが東京在住時代とは違うところ。

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2012/09/13

あぶく銭の行方は

 過日、思いがけなくも、少々のお金が入った。
 といっても、東京在住時代などに、あれこれの際に溜まってきた商品券を金券ショップで売り払った、というだけのこと。
 富山市で使える商品券は、本代などに消えたが、富山では使えない(使える場所が限られている)デパート券などもあり、ビール券共々、換金したわけである。

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← 「福光美術館」 山間の美術館。環境が良い…良すぎる!

 九千円にも満たない額。
 こういうお金は、得てして無駄遣いしがちなもの。
 なので、昨日、久々に美術館へ足を運んだ。

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2012/09/12

泣くから悲しいのだ ? !

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」などと、知れたようなことを嘯く文化人がいたような。
 もしかしたらそのお方は一度も泣いたことがないのか、あるいは、泣いた経験から遠ざかって久しい、涸れた人間なのかもしれない。

 泣くにも程度もあるし、事情もあるし、かの文化人はどういう状況を想定して決めつけるような、何か新奇な文言を吐いたのか、もう忘れてしまった。

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→ 「大師ヶ岳」 過日、野暮用で、大師ヶ岳頂上近くに行く機会があった。二上山丘陵の北部に位置する、高岡市と氷見市に跨がる山。標高253.6m。ハイキングコースでもあるらしい。

 少なくとも小生の直近の涙を流した経験からすると、号泣や慟哭のような激しい泣き方ではなく、感泣というか嗚咽のような泣き方だったのだが、それでも、こみ上げるものがあり、目の周辺がうるうるプルプルし始め、間もなく涙が溢れ出す、という風だった。
 小生は、上掲の文化人にことよせると、涙がとめどなく流れることで、悲しみの度合いを思い知った…とは云える。


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2012/09/11

バロウからレムへ

 今日は昨夜来の雨が断続的に続き、ほぼ雨模様の一日。
 久々、外仕事をさぼれる。
 雨は恨めしくもあり(雨で銭湯へ行けなかった)、小生には恵みの種でもある。

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← スタニスワフ・レム著『高い城・文学エッセイ』(沼野 充義 巽 孝之 芝田 文乃 加藤 有子 井上 暁子【訳】 スタニスワフ・レム コレクション 国書刊行会)

 ジョン・D.バロウ著の『コズミック・イメージ 美しい科学1』(桃井緑美子訳、青土社 )を読了。
 バロウの本(訳されたものに限る)は、概ね、読んできた。
 彼の本のファンのようなもの。

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2012/09/10

夏が過ぎれば冬が来る

 このところ連日、最高気温が30度以上である。
 日中は暑い!

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← 銭湯帰りに近所の公園脇を通った。六時過ぎ。夕焼けの時間帯は既に過ぎている。日曜日の夕方なのに、人影も少ない。何か、淋しい。

 でも、朝晩は涼しい。
 過ごしやすい。
 扇風機も、使うのを躊躇する。

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2012/09/09

宴のあと

 昨日は富山市の最高気温は、34度!
 今日も30度以上だった。

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 そんな日中、暑いさなかに畑仕事に精を出した。
 畑の防草シート張り作業も終盤である。
 というか、今日、一気にやり終えた。

 

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2012/09/08

秋の風情を嗅ぎ取りし

 日中は猛暑の続きのような暑さ。
 それでも朝晩は涼しくて過ごしやすい。

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 日が照りつける昼間は、車中に居れば、エアコンなしでは耐えられない。
 それでも、陽光の降り注ぐ青空を眺めやると、八月の青空とはどことなく趣が違う。

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2012/09/07

今年最後の収穫

 昨日午前の涼しさがウソのような暑い一日。
 午前、畑に出て野菜の様子を眺めてみる。
 ナスが生っている。籠に一杯、とまではいかないが、そこそこに収穫。

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→ 未明(夜半過ぎ)から朝方にかけて、雷を伴う豪雨。それが、午後は一転して夏の空に。

 キュウリは一本だけ、手ごろな大きさに育っていた。
 もう、先月下旬からほとんど収穫の乏しくなっていたトマトは…、一個だけ、小さいのが生っていた。

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2012/09/06

デジカメと読書日記

 今日は晴れていたのに、珍しく外仕事をしなかった。
 というより、ほかのことで忙しかった。

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← ジョン・D.バロウ著の『コズミック・イメージ 美しい科学1』(桃井緑美子訳、青土社 )

 といっても、野暮な話。
 近所の小生御用達のクリーニング店が閉店のまま。
 カーテンが閉め切られている。
 でも、表(入口)の窓には、一切、断り書きのビラは貼られていない。

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2012/09/05

観光タクシー初体験…立山なんて山はありません!

 その日は普通に営業するつもりだった。
 その前の営業は、八尾での「おわら風の盆」に絡む応援要員としての、やや過酷なものだったので、少しまったりした業務にしようと思っていた。
(辛いといっても、慣れれば、どちらかというと、割のいい仕事なのである。自分が新米だというだけのこと。)
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 二回ほど、お客さんを乗せ、メーターで半分になっていたガスを給油した直後、会社から電話が入った。
 観光タクシー(営業)をやってみないか、仕事が舞い込んできた、というのだ。
 七月末、三回忌の直前のある日、コンベンションタクシーの講習会を受講したことがある。
 これも、会社の打診でのこと。

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2012/09/04

「おわら風の盆」へ

 過日、富山市は八尾で毎年催される、「おわら風の盆」へ行ってきた。
 といっても、仕事である。

 タクシードライバーとして、現地のタクシー会社の応援要員として駆り出されたのである。
 この祭りには、会期である三日間の間に(警察の発表した事前の見通しでは)26万人の観光客が来る。
 とてもじゃないが、現地のタクシー会社の車両(ドライバー)だけでは対処できない。

 その日の早朝、出社すると、八尾へ行くかと打診されたのだ。


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2012/09/03

植物に感謝と辟易と

 今日も小生、畑仕事。
 雑草狩り。
 今日は二筋分、やった。あと一筋で畑の雑草退治はとりあえず、終了である。
 防草シート張りも、あと二十メートル分を張り付ければ、畑は完了。
 庭も畑も、実際に樹木や野菜、花類の育つエリアだけ残し、あとは防草シートで覆われたことになる。

 しかし、防草シートも万能ではない。
 実際、春先に施した防草シートの黒い網目の隙間から雑草が顔を覗かせている。

 

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2012/09/02

孫崎 享【著】『戦後史の正体』再び

 孫崎 享【著】の『 戦後史の正体―1945‐2012』(「戦後再発見」双書〈1〉  創元社)を読み始めている。
 なかなか刺激的な内容の本だ。

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← 孫崎 享【著】『 戦後史の正体―1945‐2012』(「戦後再発見」双書〈1〉  創元社)

 あるいは議論の余地のある情報も多々あるのかもしれないが、とにかくウロコが落ちるような事実があまりに多い。
 このような本が過去になかったことも不思議だが、このような本が外務省の主流派(アメリカ追随派)ではなく、やや傍流(?)路線を歩いてきたとはいえ、外務省OBが書くってことに驚く。

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2012/09/01

「半七」再び!

 残暑厳しい折、営業中の車中での楽しみは、暇を見つけての居眠り、遭遇した景色(素敵な人)眺め、そして読書である。
 この数か月、なぜかまた綺堂が読みたくなった。
 そう、「半七」の岡本綺堂である。

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← 岡本 綺堂【著】 北村 薫 宮部 みゆき【編】『読んで、「半七」!―半七捕物帳傑作選〈1〉』(ちくま文庫 筑摩書房)

 何年か前、帰郷して間もない頃、自転車を駆って市立図書館へ行き、CDやら本やらを借りまくった。
 そんな折、岡本綺堂が不意に読みたくなり、図書館にある文庫本を読み漁った。

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