富岩運河クルーズを楽しんだ
過日、 富岩運河クルーズ を楽しむ機会があった。
観光タクシーあるいはコンベンションタクシーの講習会の一環でのこと。
船に乗るのは、1974年の夏前以来か。青函連絡船(当時)への二度めの乗船が最後か(あるいは、シンガポールか何処かへの研修旅行の際に、何か船に乗ったような)。
天気は快晴無風で、運河を吹き渡る微風が気持ち良かった。
富岩運河クルーズは、富山市内の観光の目玉の一つなので、クルーズを体験してもらおう、ということなのだろう。
富岩運河の詳細については、 「 富岩運河 - Wikipedia」を参照願いたい。
ここでは、「 富岩運河 (ふがんうんが)は、 神通川 下流の東岸に沿って位置 し、富山湾 の岩瀬港(富山市岩瀬)から 富山市 湊入船町までをつ なぐ運河である。 富山県道30号富山港線 や富山ライトレール富山 港線とほぼ平行に流れている」ことだけ触れておく。
富岩運河を船で遊覧する 「富岩水上ライン」は、4月初めから11月下旬の土・日曜日、祝日に学習 支援船運営委員会により運行されているとか。
使用される船は環境に考慮し太陽光を利用するソー ラー船「sora」と、バッテリーとモーターで動く電気ボートの「もみじ」の2隻ある。
小生等が乗ったのは、 ソー ラー船「sora」のほう。
運 行コースも何種類かあり、乗船したまま水位2.5mの高低差を実際に体験できる中島閘門を通過するコースを楽しんだ。
個人的には、「乗船したまま水位2.5mの高低差を実際に体験できる中島閘門を通過」ってのが、楽しかった。
「 中島閘門(重要文化財) - 河口より約3.1Kmの位置に 1930年に着工 し、1934年に完成した。 閘門、放水路、周辺の土地等は 1998年(平成10 年)5月1日に「富岩運河水閘施設」の名称で昭和の土木構造物として全国 初の国の重要文化財 に指定されている。上流と下流の水面の約2.5メートル の高低差を克服するためにパナマ運河 式の閘門設備を持つ、現在も運用さ れている閘門である」という。
ガキの頃、パナマ運河の存在を知り、その仕組みを理解出来なかった小生は、万が一、運河の閘門が破損したら、水位の高い方の水が一気に低い方へ流れ込み、大変な被害を生むのではと、妙な心配をしたものだった。
富岩運河も親水公園も、実に綺麗に整備され、周辺には結婚式場、カフェ、野外ステージ、展望室、陸橋、野鳥公園、スポーツ広場などがあり、家族や恋人たちの散歩コースでもある。
この辺りが木場だった昔の光景や雰囲気を知るものには、別天地である。
(文中の画像は、「 帰郷して初めて散歩した 」などより)
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