外出の機会が増えたらいいな
日中、短時間ではあるが、外出する機会が増えている。
と言っても、書店での本の物色、ホームセンターでの買い物、東北支援が目的の古本市とか。
← ルイ・イカール「 Gay Senorita」 (1939 45.7 x 54.6) ( 画像は、「 Louis Icart Art Museum 」より)
遠出するまでの時間はなかなか作れないが、そのうち美術館くらいは(但し、富山市内など近隣に限られる)行けるかもしれない。
これというのも、三回忌のプレッシャーから解放されたこと、さらに庭に防草シートを張り巡らしたことが大きい。
防草シートは、先日、五十メートル分、買ってきた。
庭の残りの部分、更に(春先に防草シートを庭に先駆けて張り巡らせておいた)畑へのシートの敷き詰めを徹底させるつもりなのだ。
防草シート敷き詰め作戦が完了した暁には、草むしり作業は、従前に比べ、半減どころか、三分の一以下の負荷となる。
このことの心理的効果は大きい。
さて、上記したように、被災した東北支援を名目の古本市へ行ってきた。
炎天下を避けるため、家を出たのは三時前。
ジリジリという暑さではなく、半袖、ショートパンツ、帽子を被って、自転車で市の開かれているプラザへ。
会場には本の数が思った程なく、拍子抜け。
それでも、あわよくば、という微かな期待を込め、丁寧に会場内を見て回った。
ほとんどが古い、日焼けしたような本。
市は土曜日からなので、めぼしい本は既に漁られてしまったのかもしれない。
過日、書店で在庫がなく、予約したが、出版元でも在庫がないと判明した、ゴンチャロフの『オブローモフ』は、やはりなかった。
その代わり、というわけじゃないが、いつかは読もうと思っていた、源氏鶏太の文庫本を発見。
三冊購入。
随分と古い本。
郷土の作家なので、多少は読んでおきたいのである。
→ ルイ・イカール「 Snowstorm」 (1925 / 36.8 x 49.5) ( 画像は、「 Louis Icart Art Museum 」より)
他に、アールデコ調の画家である、ルイ・イカールの画集(『ルイ・イカール展』)なども入手。
アールヌーボーの流麗で女性的な、甘美で妖しい画風。
女性美を理想化し、夢想的に描いている。
男にとって都合のいい女性像の一種かもしれない。
ルイ・イカールについては、いつか触れることがあるかもしれない。
まあ、と言うわけで、今後、外出の機会が増えるかもしれないという、希望的観測風な日記を書いてみたのである。
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コメント
ルイイカールなんて知らないぞ。
そんな画集売っている、なんてたいした市ですよ。
東京は神保町でも書店がどんどん減りましてね、地方の小出版社なんてもう分からない。
弥一さんには、富山情報をどんどん発信して欲しいな
投稿: oki | 2012/08/20 21:27
okiさん
ルイ・イカール画集は、かなり古いもので、明らかに売れ残り。
めぼしい本がないなかで、これが唯一の発見かも。
土日の市だったので、土曜日に行かなかったのが悔やまれます。
そうですね、小生も新刊の書店ばかりじゃなく、古書店へも足を運ばないとね。
投稿: やいっち | 2012/08/21 21:34