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2012/08/20

外出の機会が増えたらいいな

 日中、短時間ではあるが、外出する機会が増えている。
 と言っても、書店での本の物色、ホームセンターでの買い物、東北支援が目的の古本市とか。

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← ルイ・イカール「 Gay Senorita」 (1939 45.7 x 54.6) ( 画像は、「 Louis Icart Art Museum 」より)

 遠出するまでの時間はなかなか作れないが、そのうち美術館くらいは(但し、富山市内など近隣に限られる)行けるかもしれない。
 これというのも、三回忌のプレッシャーから解放されたこと、さらに庭に防草シートを張り巡らしたことが大きい。

 防草シートは、先日、五十メートル分、買ってきた。
 庭の残りの部分、更に(春先に防草シートを庭に先駆けて張り巡らせておいた)畑へのシートの敷き詰めを徹底させるつもりなのだ。
 防草シート敷き詰め作戦が完了した暁には、草むしり作業は、従前に比べ、半減どころか、三分の一以下の負荷となる。
 このことの心理的効果は大きい。

 さて、上記したように、被災した東北支援を名目の古本市へ行ってきた。
 炎天下を避けるため、家を出たのは三時前。
 ジリジリという暑さではなく、半袖、ショートパンツ、帽子を被って、自転車で市の開かれているプラザへ。

 会場には本の数が思った程なく、拍子抜け。
 それでも、あわよくば、という微かな期待を込め、丁寧に会場内を見て回った。
 ほとんどが古い、日焼けしたような本。
 市は土曜日からなので、めぼしい本は既に漁られてしまったのかもしれない。
 過日、書店で在庫がなく、予約したが、出版元でも在庫がないと判明した、ゴンチャロフの『オブローモフ』は、やはりなかった。

 その代わり、というわけじゃないが、いつかは読もうと思っていた、源氏鶏太の文庫本を発見。
 三冊購入。
 随分と古い本。
 郷土の作家なので、多少は読んでおきたいのである。

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→ ルイ・イカール「 Snowstorm」 (1925 / 36.8 x 49.5) ( 画像は、「 Louis Icart Art Museum 」より)

 他に、アールデコ調の画家である、ルイ・イカールの画集(『ルイ・イカール展』)なども入手。
 アールヌーボーの流麗で女性的な、甘美で妖しい画風。
 女性美を理想化し、夢想的に描いている。
 男にとって都合のいい女性像の一種かもしれない。

 ルイ・イカールについては、いつか触れることがあるかもしれない。

 まあ、と言うわけで、今後、外出の機会が増えるかもしれないという、希望的観測風な日記を書いてみたのである。

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コメント

ルイイカールなんて知らないぞ。
そんな画集売っている、なんてたいした市ですよ。
東京は神保町でも書店がどんどん減りましてね、地方の小出版社なんてもう分からない。
弥一さんには、富山情報をどんどん発信して欲しいな

投稿: oki | 2012/08/20 21:27

okiさん

ルイ・イカール画集は、かなり古いもので、明らかに売れ残り。
めぼしい本がないなかで、これが唯一の発見かも。

土日の市だったので、土曜日に行かなかったのが悔やまれます。

そうですね、小生も新刊の書店ばかりじゃなく、古書店へも足を運ばないとね。

投稿: やいっち | 2012/08/21 21:34

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