マルケス熱は続く
昼間でも、明るかった空が暗くなり、突然妖しい風が吹き始めたかと思うと、一気に激しい雨が屋根を軒を地面を叩き付けた。
雨は程度によっては待望の雨となるが、濁流になるような雨は辛い。
夕立を望んだのに、いざ降ってみると、雷雨。
思うようにはいかない…って、別に小生の意思が天に左右するはずもない。
そんな中、庭で草むしり作業の負担を軽減するため、シート類を敷く作業に取り組み、家の中では休憩も兼ねて読書。
一旦、外で作業すると、体が熱を帯び、なかなか汗が引かない。
扇風機に真っ裸の体を晒して、ひたすら汗の引くのを待つ。
汗が滲む程度に収まったら、アームチェアーに身を埋め、読書と相成るわけである。
無論、外作業から戻ったら、スポーツドリンクを始め、冷えた野菜ジュース、お茶、牛乳、水などをがぶ飲みする。
体に栄養分が漉し取られ(← 希望的観測)、水分と老廃物が、汗として流れ出ていく、その体内の体液などの循環を実感するようでもある。
遅々として進まない読書だが、一昨日、 石川 忠久【著】『漢詩の魅力』(ちくま学芸文庫) を読了。
久しぶりの漢詩の世界に、雄渾なる古典と歴史の世界に、心だけは浸らせた。
続いては、G・ガルシア・マルケスの『愛その他の悪霊について』(新潮社)を読み始めた。
以前、図書館の本で読んだが、敢えて購入しての再読。
小生のガルシア・マルケス熱のほうは、まだ当分、冷めやらぬようである。
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