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2012/07/29

現実と虚構と

 今日はダラッとした一日を過ごした。
 瑕疵を探せばきりはないが、一応大過なく役目を果たした、ということにしておく。

 知り合いからの用事もすげなく断って、何もせず、ただボヤーと長椅子に体を埋め…

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← ポール・オースター/著 『幻影の書』(柴田元幸/訳 新潮文庫)

 そうはいっても一人暮らしの身、今夜や明朝の食事の材料だけは買い物してきたが。
 材料というと、聞こえはいいが、出来合いの食品ばかり。
 暑くなるので、夏場は調理したくない!

 連日のように畑で野菜が採れる。
 といっても、一昨日、目一杯、収穫したので、昨日はトマトを数個だけ。
 それらを三回忌の参会者にわける。
 さすがに今日は収穫はないだろうと思いつつも、台所から畑を眺めやると、トマトがまた幾つも真っ赤に熟しているのが見える。
 サンダルを引っ掛けて、畑に出て、トマトを取ろうとした。
 すると、ナスもキュウリもまたまた生っているではないか。
 ああ、野菜好きだったら、至福の時なのだろう。

 現実は、トマトの実、二個だけ確保し、残りは親戚の方々へ。
 究極のボランティア?

 因みに、昨日は疲れて買い物に行かなかった。
 当然、今日の昼食というか、遅めの朝食に食べるものがない。

 で、昼前に食べたのは、トマト、ナスの浅漬け、豆腐(冷や奴)、オレンジ、紫蘇ニンニク、というラインナップ。
 デザートに、引き出物のお菓子(冷菓)を食す。
 貧相なような、質実なような。

 昨夕から、 ポール・オースター/著の『幻影の書』(柴田元幸/訳 新潮文庫)を読み始めた。
 再読である。 過日、三回忌関連の買い物をしに行って、ふと書店に立ち寄ったら、オースターの本が目に付いた。
 殊勝に法事を勤めつつも、心をほんの少しでも埋めてくれるのは、自分より孤独感に苛まれる誰かの、それも虚構の世界だとは。


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