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2012/06/02

「おかげさまで タクシー生誕100周年」!

 先月のある日、出社したら、窓口でいきなりちょっと可愛い(?)バッジを渡された。
 見ると、「おかげさまで タクシー生誕100周年」と銘打ってある。

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←  「おかげさまで タクシー生誕100周年」(画像は、 「 タクシー生誕100周年[社団法人 東京乗用旅客自動車協会] 」より)

 そのバッジを見て、小生の携わるタクシーが今年、百周年を迎えることを知った(言うまでもなく、日本のタクシー業界の話である)。
 そういえば、小生が昨年よりお世話になっている会社は、昨年、50周年だった。


日本のタクシー - Wikipedia 」によると、 「 1912年(明治45年)7月10日 、東京市 有楽町 (現東京都 千代田区 有楽町)に タ クシー自働車株式会社が設立され、 8月5日 から本社前で T型フォード を6台使 用して旅客営業を開始した。これが日本における、自動車を使用したタクシー の最初の営業であった 」とか。


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→ 我が家で唯一の薔薇。いよいよ目立ってきた開花し始めてきた。

 2002年に実施された規制緩和と構造不況が相俟って、タクシー業界は頭打ちの状態が続いている。
 マイカー社会もますます進化する(地域の公共輸送機関の貧弱さ)。
 運転代行業の隆盛。

 いつだった、お客さんに、タクシー業界は斜陽産業だよね、近い将来、車なんて自動運転になるだろうし。
 そしたら、運転手なんて要らないしね。

 過度の緩和の結果を受け、2008年には、一部、規制が元に戻されたりもしている。

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← 表から裏庭に続く小径。

 そんな中、タクシー業界も観光タクシーに活路を見出そうとしたり、さらには、「 タクシーの利点の一つが「旅客をドアtoドアで輸送できる」という点である。昨今この利点を活 かして、身体障害者 や高齢者 など、移動に大きな制約を伴う人々を対象にするタクシー事業者が 増加した 」という。
 地方もだが、都会でも高齢化社会の傾向は強まる一方であることを鑑みると、特に福祉や介護を銘打たずとも、きめ細かなサービス業として生き残っていくと思われる。

 そう、最後は人間が人間に対面する、ということか。

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→ サツキ、それともツツジ? その花が柵の透き間から顔を覗かせている。出してくれって? それとも陽光を求めて?

日本のタクシー - Wikipedia
タクシー生誕100周年[社団法人 東京乗用旅客自動車協会]
タクシーサイト タクシー誕生100周年記念企画  タクシー川柳募集中

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