日除け作戦！

　空梅雨が続いている。
　畑など干上がっている。
　水やりも必要だが、草むしりも。

←　西日の強く差し込む台所の窓に。

　その除草も、雨が降らないと、難しい。
　草むしりは、土の上だけじゃなく、可能な限り、根っ子から。
　それが、乾いてカンカンの土だと、茎や葉っぱをねじ切るだけに終わりがちなのである。

　せっかくの連休だったので、除草を意気込んでいたのが空振りに。
　代わりに、ゴーヤや朝顔などの緑のカーテンとは別に、ベランダ用のシェード（日除け、それとも目隠し）を使っての日差し除け作戦に没頭した。

→　日中から夕方にかけて、ずっと陽光の直撃する仏間の窓に。左側の窓は、やがて緑のカーテンが育ってくるはず！

　要するに、日中の日差しの強いところは勿論、西日のきついところなどにも日除けのためのカーテンを張ったのである。

←　やはり西日の当たる、脱衣場の窓に。ここで空気が暖められ、隣の茶の間（居間）をも暖める。

　我が家は、基本的に昔ながらの農家の作り。
　部屋数が多いし、風通しがいい。
　つまり、冷暖房の効率が非常に悪い。
　エアコンの設置された部屋はあるが、近いうちの法事の際、家の中を広く使うわけで、そうなると扇風機だけでは心許ない。

→　脱衣場の窓の外は、洗濯物を干す場。庇はあるが、降雨の際、洗濯物を覆いきれない。これなら、多少の雨なら凌げるはず。そんな狙いもあるのだが、さて。手前は壊れたボイラー、そして空の灯油タンク。

　エアコンの台数を増やすのは無理なので、冷風扇も買った。
　縁側に即席の網戸モドキも張った。
　家の中が暑いので、窓は全開にする。
　すると、虫（蚊）が入り込む。
　蚊取り線香も使うが、できれば、虫の侵入を避けたいわけである。

　それもこれも、法事のためである。

　自分一人なら、扇風機で十分……ではないが、夏を乗り切れるはずなのである。