『 ミトコンドリアが進化を決めた 』再読
ニック・レーン著の『ミトコンドリアが進化を決めた POWER, SEX, SUICIDE』を再読した。
3年前に図書館から借り出して既にし一読しているのだが、敢えて購入して再読してみた。
← ニック・レーン著『ミトコンドリアが進化を決めた POWER, SEX, SUICIDE』(訳者斉藤隆央 解説田中雅嗣 みすず書房)
哲学嗜好の小生が読んでも、また生物学の専門家が読んでも知的刺激溢れる、魅力的な本だろう。
翻訳が出たのは3年前、原書は05年らしいが、今読んでも十分、(専門家でも)一読の労を取る値打ちがある。
小生は、3年ほど前、読んだとき、感激はしたものの、ややレベルが高く、書評どころか、感想文さえ書けなかった:
「ニック・レーン著『ミトコンドリアが進化 を決めた』に絶句」( 2009/12/20)
→ トウモロコシがスクスクと。実もなり始めている。小生が食する前に虫に喰われるのか…
「 著者は周到な議論によって、生命の起源、性の起源、老化の原因、 人類の起源など、進化の主要な問題にミトコンドリアが果たす決定的な役 割を明らかにする」のだが、本書を読むと、サプリメント食品(飲料)がいかに科学的根拠のない類のものか分かろうというもの。
抗酸化物質やらを摂取しても、せいぜい栄養不足を緩和し、ある種の病気を予防できるかもしれないが、寿命の延長には全く効果がない、とも。
フリーラジカルが一時期、悪玉扱いされたが、人体において一定の役割を果たしていることなども説明されている。
← トウモロコシがこんなに立派に育つとは意外だった。そういえば、キュウリも実が生っていた。一方、ナスは元気がない。枝豆も。メロンも。唐辛子は元気だが。
実を云うと、本書が無類に読み応えがあったので、著者 ニック・レーンの別の本が出ないかと期待していたのだが、待ちきれず、しびれを切らし、再読と相成ったのだった。
ニック・レーンの本、 何か出る予定はないのかなー
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