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2012/05/16

晴耕雨読は夢の夢

 寒い日々が続いている。
 日によっては、日中、ちょっと暖かだなと感じられたりするものの、夕刻が迫ると、一気に空気がヒンヤリしてしまう。
 もう五月も半ばだとは、到底、思えない陽気。

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← 1908年、セルゲイ・プロクジン= ゴルスキーがヤースナヤ・ポリャー ナで撮影したトルストイ。(画像は、「 レフ・トルストイ - Wikipedia 」より) 火曜日から、トルストイ 著の『 コザック ハジ・ムラート 』( 辻原登/山城むつみ 編 中村白葉 訳 中央公論新社)を読み始めた。高校三年の末からは、カフカと併せ、ドストエフスキーに熱中した。トルストイは、中学三年の頃から、折々、読んできたものの、ずっとその世界に入りきれずにきた。

 月曜日は、気温は低いものの、晴れ間に恵まれたので、畑と庭仕事に没頭した。
 畑は、風雨で形がやや崩れた畝間を鍬でもって整地。

 敢えて鍬を持ち出したのには訳があって、畑に蔓延りだしたドクダミを、土を掘り起こすことで、多少なりとも、根っ子から退治したかったからである。

 春先、更には五月の連休中にも、鍬やシャベルでドクダミの根刮ぎ退治作業を行ったが、その甲斐もなく、早くもドクダミが目立ち始めたのだ。

 庭仕事は、溜まりに溜まった枯れ枝、朽ち木、枯れ葉、落ち葉の堆積した山の一掃作業。
 落ち葉や雑草の類は、出来る限り、庭や畑の隅っこに掘った穴に埋めたり、ダストボックスに詰め込む。
 無論、一年後、二年後の土への還元を期待してのことである。
 しかし、枯れ枝や針葉樹系の葉っぱは、腐敗に要する時間が長いので、庭の一角に積み上げておき、随時、70リットル容量のポリ袋に詰め込んで、燃えるゴミとして廃棄するしかない。

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← トルストイ 著 『 コザック ハジ・ムラート 』( 辻原登/山城むつみ 編 中村白葉 訳 中央公論新社) トルストイに感服したのは、メルヴィルもだが、40歳の失業者時代。爾来、大作を中心に随時、読んできたが、本作品は初めて(のはず)。まだ読み出したばかりだが、小説の世界に引き込まれている。

 読書はそういった作業の合間に、ちびりちびりと。
 休日が雨だったりすると、ホッとする。
 外での作業が出来なくなるから。
 逆に、これまた嫌いな家の中の掃除が待っている。
 廊下や畳の部屋の掃除より、座敷や仏間、或いは廊下の桟、枠、仕切りといった場所を中心に。
 大判のウエットティッシュを使って。

 何度かやっているので、最初の頃はティッシュは直ぐに真っ黒になったが、最近は鼠色になる程度。
 仏壇や箪笥の上、書棚の隅と、ティッシュをトコトン使い切る。
 何故、使い切る? ティッシュのメリットは使い捨てってことにある。
 それにたぶん、殺菌成分も入っているだろうし(← 希望的観測)!

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← アレクサンドラ・ホロウィッツ/著『犬から見た世界 その目で耳で鼻で感じていること』 (竹内和世/訳 白揚社) 火曜日、読了。読書を楽しんだ。著者は、ソニーのロボット犬アイボの改良にも携わったとか。ワンチャンの写真が一枚も載っていないってのは、残念至極! 近所の犬で我慢するか ! ?

 掃除や庭仕事の類は嫌いである。帰郷して四年以上になるのに、未だに野菜作りや花を育てるのも、玄関に花を活けるのも面倒。
 こういった作業を愚痴をこぼしつつもやるのは、自分が曲がりなりにも一家の主だからである。
 というか、一人暮らしなので、他に誰もやる人がいないから、仕方ないのだ。
 畑や庭仕事、野菜作り、掃除、料理、買い物、近所(親戚)付き合い、みんあ嫌い、面倒!
 タクシー稼業はともかく、オフの日は、喰っちゃ寝し、読書三昧といきたい!

 少しでも好きになれたら、晴耕雨読の生活を堂々自慢し、享受するのだが…


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コメント

暑苦しい東京。
晴耕雨読というと、元総理のおとのさま細川さんを思い浮かべます。
なんか小田原か何かの近くで、陶器作ったり、畑耕したりされているようですね。
政治に嫌気がさして隠居したようですが、野田首相誕生のときは小沢さんとの会談をセットしたり、政治を見限ったわけでもない。
まぁ殿様ですからね、我々俗人とは違うのでしょうか。
晴耕雨読といっても1人ではなくおつきの人がたくさんいて。

投稿: oki | 2012/05/16 22:47

okiさん

晴耕雨読は、功なり名遂げた人物の、ゆとりある余生の理想ですね。
何一つ成していない小生には、論外、無縁の夢の話ですね。

投稿: やいっち | 2012/05/17 21:46

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