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2012/05/04

連休は畑とマルケスと(前編)

 今の仕事に携わって、初めての連休も今日で終わり。
 そもそもゴールデンウイークをほぼカレンダー通りに休んだのは、初めてのような気がする。
 もっとも、明日は仕事だが。

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← ガブリエル ガルシア=マルケス (著) 『悪い時 他9篇』( 高見 英一 ・安藤 哲行 ・桑名 一博・内田 吉彦・ 木村 榮一 訳 新潮社)
 

 連休中は、畑や庭仕事に明け暮れた…、というとやや大げさだが、それでも野菜嫌いの小生が心機一転して、多彩な野菜類を育てようと奮闘したのだから、気分的には明け暮れた感が強い。

 それでも、晴耕雨読というわけではないが、日々のノルマを果たした合間に、少しは本も読めた。
 この四日の連休の間に、 ガブリエル ガルシア=マルケス (著) の『悪い時 他9篇』を読み通すことができた。

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→ ツツジが咲き始めた。

 ガブリエル ガルシア=マルケスは、 『 百年の孤独 』に圧倒されて以来、小生の中で持続的な関心の対象であり続けている。
 初めて読んだのは、二十代だったはずだが、読んでいても迷宮というのか、それともアマゾンの密林の闇にさまようばかりで、若い頃、体力と腕力、それとも意地で読み通した作家の作品の一つに終わった。

 それが、四十代を過ぎて、幾つかの作品(作家)を読み返して、再発見と相成った。
 メルヴィルの『白鯨』はその典型で、昔は鯨についての豆知識が連ねれたひたすら退屈な作品だったのが、なるほど世界文学の傑作の一つだと思い知らされたものだった。

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← 「ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)」もいよいよ花咲き始めた。リンドウの花壇に。

 40歳の失業時代に遭遇したジョージ・エリオット(やジョイス)、学生時代から傾倒してきたドストエフスキーやトルストイ、チェーホフ、カフカ、大学を卒業して間もない(上京してフリーターしていた)頃に出会ったセリーヌやプルーストらに、四十代半ばにして ガルシア=マルケスが加わったわけである。
(哲学関連の人物はここでは扱わない。)

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