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2012/05/20

ジャーマンアイリスは我が家向き ! ?

 我が家の庭に咲くジャーマンアイリスは、今や一株だけだと思っていた。
 元々は畑の隅っこ、他の畝とは離れた一角に、一群、ジャーマンアイリスが咲いていた。

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 それを、昨秋末、そしてこの春先に畑に鍬を入れて、かなり徹底した整地作業を行った。
 その際、何やら根茎らしい大きな根っ子…球根を掘り出したり、鍬やシャベルの刃で傷付けたりしてしまった。

 畑の土の一部を、なのか、それとも畑の雑草を根っ子から土もろとも引っこ抜き、一部を表の庭に移動させた、その際に土に混ざる形で、だったのか、ジャーマンアイリスの球根(根茎)も移動させてしまったらしい。

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 今春は、畑には一輪もジャーマンアイリスは、育たなかった。
 唯一残ったのが、表の庭の一群なのだろう…そう思っていた。

 ところが、恥ずかしくも今日、気付いたのだが、庭先、車道に面する柵の間際にジャーマンアイリスを一輪、発見。
 ホッと一安心。
 とにかく、ジャーマンアイリスは、サバイバルしていくのだろう…

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 しかし、それもまた、小生の勘違いに過ぎなかった。
 近所の方と庭先でお喋りする機会があったのだが、その雑談の中で、ジャーマンアイリスも話題の俎上に。
 その方曰わく、ジャーマンアイリスは、丈夫な植物で、畑や庭に執拗に育つ。
 育ちすぎるくらいだから、少し処分した、などと。
 花の形や色が好きじゃない、とも。

 小生は、ジャーマンアイリスの、この白と紫の組み合わせや色合いのバランスが上品に感じられ、好きなのだが。
 
 調べてみたら、「 ジャーマンアイリス情報サイト 」によると、菖蒲などと違って、「ジャーマンアイリスは写真のように品種も豊富で、花の色も形 もさまざまです。そのうえ水や肥料も与える必要もなく栽培がいたって簡単なんです。毎年株が 増えるので花の群生をつくると一層見ごたえがあ」るとのことで、乾燥した地でも育つし、育てやすい植物なのである。

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虹の花!ジャーマンアイリス」によれば、「 アイリスと呼ぶ花の英名(iris)は、ギリシャ神話の中に出てくる虹(にじ)の女神イリスに由来し、ゼウスとヘラの使者として、天と地にかけた虹から下ってこの花に姿を変 えたと伝えられてい」るという。

 よって、「名前の由来が示すように、白色,黄色,ピンク色,茶色,赤色,紫色,黒色など花色も豊富」らしい。
 白と紫の高貴な色合いもいいが、虹の七色のジャーマンアイリスを揃えてみたいものだ。

 やや地味な我が家の庭を彩ってくれる貴重な花ジャーマンアイリスは、育てやすさも含め、我が家に似合いの花のようだ。

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コメント

アヤメが日本語で、英語読みがアイリスですね。イリスは、当然ながら女の子の名としてとてもポピュラーです。

投稿: pfaelzerwein | 2012/05/20 14:42

pfaelzerweinさん

アイリスもですが、イリスは、主に欧米の映画や小説などの登場人物名として、かなり使われていますね。

日本語のアヤメの語源は諸説紛々のようです。
文目と表記して「あやめ」と読む、なんて説は???ですね。

小生、アヤメとアイリス、ずっと遠いところで語源を共にしているのでは、なんて憶測がふと湧いてしまいます。

投稿: やいっち | 2012/05/21 03:43

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