「せき」と「くしゃみ」の異同は
花粉症ですか? と訊ねると、そうです、という返事。
いろいろ世を賑わす事件・事故が多い中、花粉症の話題はマスコミから忘れ去られている。
ところで、お客さんのクシュンクシュンというくしゃみを背に聞きながら、ふと、これって、「せき」? それとも「くしゃみ」? という疑問が浮かんだ。
あるいは、同じ?
「 くしゃみ - Wikipedia」によると:
くしゃみ(嚔) (英: sneeze, snort) は、鼻腔など上気道に付着した ウイルス や埃といった異物を激 しい呼気とともに体外に排出しようとして起こる呼吸器 における反射的な 反応である。 風邪や花 粉症などの アレルギー性鼻炎 における一般的かつ必発な症状である。下気道における同様な反射 は咳となる。
「くしゃみ反射の詳細なメカニズムは完全には明らかになっていない」というが:
一回ないし数回の単発で痙攣的な吸気をし、その後強い呼気を発する。原因としては物理的な刺 激(鼻粘膜を毛髪などで刺激する、冷気を吸うなど)や刺激物質の吸引、アレルギー反応などが ある。他に視界が突然明るくなった時などにも発生することがある。
ついでながら、以前も紹介したが、同上の 「 くしゃみ - Wikipedia」によると:
くしゃみの語源は「 嚔(くさめ)」という言葉である。 中世の日本 ではくしゃみをすると鼻から 魂が抜けると信じられており、そのためにくしゃみをすると寿命が縮まると信じられていた。そ こで早死にを避けるため「くさめ」という呪文を唱えるようになり、いつしかそれが「くしゃ み」という名前となり、その行為そのものを指すようになった。
さて、「 咳嗽 - Wikipedia」によると:
咳嗽(がいそう、 cough)とは、医療分野における症状の一種であり、 肺や気道から空気を強制 的に排出させるため、通常繰り返して起こる、気管・喉頭・呼吸筋の反射的な収縮運動である。 一般的には咳(せき)という。
せき(咳)は、専門用語上(?)は、 咳嗽(がいそう)だなんて、始めて知った。
それはそれとして、「せき」と「くしゃみ」の異同、上記した説明では、判然としない。
「せき」は、肺や喉に関連し、「くしゃみ」は鼻(鼻孔)に関連する?
自身が「せき」や「くしゃみ」というそれぞれの言葉を使い分けているか否か。
花粉症の症状などの場合、「くしゃみ」を使う。
鼻水が出るような、鼻がむず痒い場合も。
一方、コンコンという表現を使いたくなる症状の場合、「せき」を使うようである。
何となく、やはり、判然としない。
| 固定リンク
「駄洒落・戯文・駄文」カテゴリの記事
- 沈湎する日常(2023.02.23)
- ボールペン2本 謎の行方不明事件(2022.10.16)
- 真相は藪……納屋の中(2022.07.30)
- 芽吹きの庭や畑で庭仕事(2022.04.21)
- 灯油ストーブを25度に設定したら…(2021.07.23)
コメント
やいっちさん
こんばんは。
今年は酷い花粉症の症状と、
戦っております。
春、気持ちの良い陽気や
爽やかな秋の季節に限って・・
クシャミと鼻水の症状が現れ、
もれなく目がむず痒くなったり致します。
花の開花より鼻の症状で、
季節の訪れを感じるなんて〜悲。
お庭の水仙、今が見頃?
沢山咲いていると、迫力が有りますね。
ガラスや陶器・・様々な器達に
相性良いお花でしょうか。
祖父母宅に咲いた水仙を少し拝借し、
楽しんだ想い出が御座います。
投稿: のえるん | 2012/04/15 20:53
のえるんさん
花粉症で悩んでおられる!
辛いし、春の到来を花粉症で迎えるというのは、ホント、情けないでしょうね。
小生自身は花粉症の症状は出ていません。
でも、原因が分からない以上、明日は我が身なのかもしれない。
庭どころか、畑や空き地など、我が家はスイセンの花盛りです。
梅雨の時季になると、紫露草に満ちます。
これらは、手塩にかけて育てなくても咲いてくれる貴重な花たちです。
そうそう、山茶花も冬の間中どころか、春の今にいたるまで咲いてくれる大切な木。
これらがないと、草木作りの下手な我が家の庭は、さぞかし寂しいものだったでしょう。
ありがたいことです。
投稿: やいっち | 2012/04/15 22:15