« 充実した週末 ? ! | トップページ | 我が家の草花 »

2012/04/09

曜日のこと

 車中での徒然に、ある本(小説W・アービング作の「リップ・ヴァン・ウィンクル」)を読んでいたら、次のような記述(詩文?)に遭遇した:

 サクソン人の神ウォーデンは
 ウォーデンの日、つまりウェンズデー(水曜日)のおこりだが、
 この神に誓って、わたしは真実をいつもまもろう、
 同じ水曜日に、わたしがそっと
 墓場に入る日までーー

                      カートライト


Img_20120408_1534031

← 宝石…真珠の連なりのような小花たち。春の到来!

 この誓いもだが、欧米における曜日名の起源(名称の誕生の経緯)が気になってしまった。

月曜日:現代中国語 では「星期一」もしくは「礼拜一」と言うが、古 典中国語では日本と同じく「月曜日」と言った。日本語の名称は七曜のひとつである 月にちな む。同様に英語の Monday も月にちなむ。

火曜日:ベトナム語 では第3を意味する「 thứ ba」が火 曜日の意味にも使われるが、中国語 では「星期二」もしくは「礼拜二」という。 日本語 や朝鮮 語、また、 ロマンス諸語 の名称は、 七曜のひとつである 火星にちなむ。 英語の Tuesday は北欧神 話の神テュールから来ている。

水曜日:ゲルマン諸語ではオーディン の日(英語:Wednesday)である。これは古代ローマ で、ゲルマン神話の魔術神のオーディンを自分たちのメルクリウスのような神と見なしたからで ある。

木曜日:ベトナム語 では第5を意味する「 thứ năm」が木曜日の意味にも使われるが、 中国語 では「星期四」もしくは「礼拜四」という。 日本 語や朝鮮語 、また、 ロマンス諸語 の名称は、 七曜のひとつである 木星にちなむ。 英語 Thursday は、北欧神話 の神トール(ソー)からきている。

金曜日:日本語 や朝鮮語 の名称は、 七曜のひとつである 金星にちなむ。英語のFriday は、 北欧神話 のオーディン の妻フリッグ (Frigg)のアングロ・サクソン形の Frigeの 日に由来するとも、同じく北欧神話の女神 フレイヤ のフレイヤの日 から来ているとも言われる。 英語に限らずゲルマン諸語 では北欧神話に因んでいる。

土曜日:名称は、 七曜のひとつである 土星にちな む。英語 Saturday は農耕の神 サターン から来ている。

日曜日:名称は、七曜のひとつである 太 陽にちなむ。なお、英語の Sunday 、ドイツ語 の Sonntag 、オランダ語 の Zondag も同じである。

 曜日は、日本語だと、七曜にちなむ。
 英語の場合( 英語に限らずゲルマン諸語 では)、多くは、北欧神話に因んでいる。 

 因みに、七曜とは(「 七曜 - Wikipedia 」に依ると):

七曜(しちよう)とは、肉眼で見える 惑星の火星・水星・木星・金星・土星と、太陽・月を合わ せた7つの天体のことである。 七曜星 とも言う。

近代天文学 が発達する以前は、 恒星よりもはるかに明るく見え、 天球から独立して動くという点 で、惑星と太陽と月は同種のものと(言い換えれば太陽と月も惑星に含めて)考えられ 、また、 世界各地で神々とも同一視され、特別の扱いを受けていた。

現在の 週は七曜がもとになっている。 本来の順番は、天球上の動きが遅い順に、土星から始まり月で終わると考えられた。やがて、土 星を初めとして、以下、現在よく知られている順番(土星・太陽・月・火星・水星・木星・金 星)で一日ずつを守護するともされ、ある七曜が守護する日をその七曜の曜日と呼んだ。


 英語などゲルマン 諸語 では、曜日を見る度、北欧神話を想う可能性があるわけだ。

 …まあ、それだけのことだが、気になったので、調べてみたのである。

|

« 充実した週末 ? ! | トップページ | 我が家の草花 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

やいっちさん

こんばんは。

何気なく当たり前に使っていた
毎日の「曜日」ですが、
北欧神話や或いは宗教に因む意味合いが
大きいのでしょうか。
月・火星・水星・木星・金星・安息日・主日と、有る語学の先生に聞いた事を思い出し、
私も少し気になったままになっています。
色々な国、言葉や宗教により
また様々な捉え方が有るのかなぁ・・

投稿: のえるん | 2012/04/10 22:29

のえるんさん
人に歴史あり、じゃないですが、言葉には謂われやエピソードや歴史が結晶しています。
人の思い、土地の歴史や成り立ち、それが地名に結晶する。

西欧では、キリスト教がギリシャやローマの〈蛮神〉を一掃しましたが、それでも都市の古層に、そして言葉の響きに、隠しようもなく現れ出てくる。

日本でも弥生人が縄文人を圧倒したのでしょうが、折々、縄文の文化が顔を覗かせる。

脳で言うと、新皮質の下に旧皮質があるし、大脳の奥に小脳があって、その影響を人は決して逃れられないような。

投稿: やいっち | 2012/04/12 21:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52847/54413666

この記事へのトラックバック一覧です: 曜日のこと:

« 充実した週末 ? ! | トップページ | 我が家の草花 »