グッスリの語源は?
サカキの木を目にしてちょっと驚いた。
小花が咲いている。
サカキの木も春には花が咲くんだね。
夕食をとりながら昨年、録画しておいた 「警部補古畑任三郎 」を見る。桃井かおりがDJ役 。
その DJがラジオの番組の中で、 「長崎の佐世保の地名の語源はフランス 語のセ・シボン(C'est bon→おいしいの意)から来ている」なんて呟いた。
まさか、とは、思いつつも、もしかしてそんなこともあるのかもなんて、正直者(?)の小生は、つい、調べてしまった。
Wikipediaもいいが、信憑性の限りなく薄そうな話なので、載っているとは思えない。
「 がんばらんば! 佐世保民商 佐世保と、その周辺(11)・・・「佐世保の七不思議」」が詳しい。
佐世保の語源という項を参照する:
イ)させぶの木がたくさんあった。
ロ)神宮皇后が朝鮮侵略の時、佐世保沖で帆が裂けた。さけ帆。
ハ)地図に出てくる最も古い地名は、さしふ。
ニ)「さしすせ」は、海辺にかんする地名。唐津市の古名は「佐志(さ し)」松浦市の志佐(しさ)平戸の志々伎、鹿町は元「ししまち」、佐々 (さざ)小佐々(こさざ)など。「ほ」は保塁のほで、石垣。護岸、港を 表す。
ホ)葉っぱを広げたような形をしている所から「葉港」と呼ばれ、葉の文 字は「サせホ」と読める。(後略)
ヘ)鎌倉時代から戦国時代まで、この地を支配したのが佐世保氏。 地名の発祥は、松浦市御厨(みくりや)である。「御厨町横久保免字佐世 保田代」(竜尾川流域にあり、田代は開拓地特有の地名)、「星鹿(ほし か)町牟田免字佐世保崎」この地も周辺は開拓地、佐世保氏は平安時代こ の地を支配し地名を名乗った。宗家松浦氏の相神浦(あいこうのうら)進 出にともなって移住し、新天地に名氏と同じ地名をつけた。 (後略)
ト)狭い川瀬のことを「狭瀬(させ)」という。平安時代と、それ以降に 成立した行政区画には、荘、郷、名、保があり、「保」から、佐世保と なった。佐世保川流域の折橋町付近に「本保(もとぼう)」の地名があ る。“保”は国衙領、つまり国有地を意味するが、寺社などの荘園を取り戻 した時、すぐに国衙領とせず、一時留保したのが「保」である。(後略)
チ)フジテレビで人気のあった田村正和主演の「古畑任三郎」。その第1 1話「さよなら、DJ」で犯人役の桃井かおりが、「長崎の佐世保は、ちな みに、セシボンからきているそうです」と言う場面がある。脚本を書いた 三谷幸喜の“おしゃれなひらめき“による台詞だとは思うが、聞いてみた い。
やはり、ガセである ! ?
同じ番組(録画)で、「「ぐっすり」という単語は何故「眠る」にしか使わないのか?」というセリフをDJ役の桃井かおりが言う。「ぐっすり」の語源には「good sleep」から来ているという説があるので、そのせい で「眠る」以外の言葉にしか使われない言葉になったという話らしい。
どうやらこの説(?)は、かなり以前からあったらしい。
確かに、尤もらしい ! ?
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コメント
こういう語源の話は大好物です。
地名の由来の場合は、その都市の役所(市役所とか)に文献がある場合が多いので、そういう所を尋ねるのも好きだったりします。
投稿: @まーくん | 2012/04/12 08:12
@まーくんさん
久しぶり!
語源話は、小生も大好きです。
日記に書くのは久しぶりですが、パソコンの調子が回復するか、いつか新しいパソコンをゲットしたら、また、ネット検索を駆使した記事を書きたいです。
投稿: やいっち | 2012/04/12 21:58