彼岸…供えあれば憂いなし ! ?
春分の日、お彼岸ということで、親戚のものがお墓参りに。
お盆以来、小生以外は誰も参ることのなかったお墓に、久々、(小生以外の手により)ロウソクや線香、お花が供えられた。
そのついでに、一人暮らしの小生を心配してか、折角なので仏壇にも手を合わせてもらうちゃと、仏壇にも手を合わせてくれた。
先週、父の月命日ということで、仏壇にお花を供えたり、仏間などを掃除した。
急な訪れにやや戸惑いつつも、ちゃんとしておいてよかったと、安堵の胸を撫で下ろす。
お墓の方も、本ブログ日記に書いてあるように、先週、掃除しておいた。
特にお彼岸を意識した訳じゃなく、例年にない積雪量だった今年の冬をなんとか乗り切って、さてお墓の方はどうなっているかと心配になり、先週はじめ、父の月命日の日の前に観に行ったら、荒れ果てている雰囲気が濃厚で、これは可哀想だと、慌てて墓掃除したのだった。
小生は一人暮らしである。
正直、二十日が春分の日で休日だと云うことすら、自覚があまりなかった。
前日の月曜日も、営業してて、お客さんに今日は休みの日の前日だから、忙しいんじゃないって云われて、えっ、明日が休み? どうしてって、思わず聞き返しそうになったほどだ。
そもそもタクシー業というのは(営業形態も各種あって、一概に言えないけど)、曜日感覚の薄れがちな仕事である。
曜日などに関係なく、隔日(月に二度、連休がある)勤務で、週日だろうが土日だろうが、スケジュール通り、日々が過ぎていく。
自分に家族があれば、多少は世間並みの感覚が保てるのだろうが、営業が引けたその日一日はとにかく休み。
その休みに日が、時に週日だったり、土日だったりするだけのこと。
(一方において、今日が何曜日かには、タクシードライバーは敏感である。曜日や時間帯で、何処が忙しいか、大きく変動するのだ。ただ、曜日などは、営業と直結する意味で敏感なのであって、今日が、或いは明日は休日だなー、と思ったりするのとは、微妙に違うのである。)
それはそれとして、春分の日を意識してじゃないとしても、事前に墓掃除や仏壇への仏花の供えなどをしておいてよかったー!
天にいる父母も安堵 ! ?
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コメント
やいっちさん
こんばんは。
お彼岸の日、
ご親戚の方もご一緒されて賑やかに(?)
素敵なお花、すでにお掃除も済まされて、
お父様お母様、大変お喜びの事とおもいます。
仕事などの普段の生活ペースで、
確かに月日の感覚って個々違いますよね。
連休などは繁忙?なのでしょうか。
営業時間も不定期で大変そうなのですが・・
週末に掛けてまた、寒さが戻る様です。
どうぞ、体調にはお気をつけくださいね。
投稿: のえるん | 2012/03/21 22:10
のえるんさん
先祖代々の家に住む小生は、家守であり、墓守っです。
父の祖父の代に今の地を本家に分けてもらい、分家した。
明治の何年だったのか、忘れてしまった。
機会を設けて、調べてみるつもりです。
父の代に交流が途切れた本家の数百年の歴史も知りたいと思っています。
結構広かった田圃も、十年ほど前、全て人手に渡ってしまった。
それだけに、わずかに残った畑や庭は、出来るだけ守っていきたいのです。
18歳で(高校卒業と同時に)富山を離れた小生なので、富山のこともほとんど知らなければ、我が家のことにも関われなかった。
月命日やお盆、お彼岸などに参るのも大事だけど、家を庭も含め日々ケアすることは、もっと大事。
日々がお彼岸の気分です。
寒暖の差が随分大きいですね。
お互い、体調には気をつけましょうね。
投稿: やいっち | 2012/03/22 04:08
やいっちさん
こんばんは。
私も、3年前に祖母が他界した頃から
少しばかりご先祖様の事や
家の事を意識するようになりました。
以外と知らない、自分の事。
両親が生きてる間に、
少しでも聞ける事は聞いておきたいと、
とても考えさせられたお話でした。
日々お彼岸の気分!
とても素敵に彩られた、お供えの花のお写真(画像)を思い出しております・・。
投稿: のえるん | 2012/03/22 21:21
暑さ寒さも彼岸まで、昔の人は良いこという。
彼岸過ぎたら東京も暖かくなってコート要らない。
僕は体調悪いので墓参りはまだ。
墓参りなんていつ行ってもいいわけで、要はご先祖様に会いたくなったら行けば良いと思う。
今は3月で終わる美術館行かなくてはー。
Oki家の先祖は村長していて、今の菩提寺を作りあげた人たち。
でこどもに恵まれなくて、二度再婚した。三人奥さんがいたわけです。
そんなことをまだ生きている90になる父の妹から聞きますが、弥一さんはいろいろご先祖様の話聞かれる機会ありますか?
投稿: oki | 2012/03/22 22:31
のえるんさん
父母の世代は、写真も結構あるし、父母共に日記(というより備忘録か)も残っている。
でも、祖父母の世代となると、記録のたぐいは皆無に近い。
写真は遺影だけ!
父母の日記を読み返したら、祖父母のことなど書いてあるかも、なんて淡い期待を抱いたり。
お墓には、祖父や祖父の父、彼らの兄弟(や姉妹)の名前らしき物が彫ってある。
彼らのことは何も分からない。
記憶(思い出)を蘇らす試みは、その気のある者がするしかないですね。
投稿: やいっち | 2012/03/24 18:43
okiさん
悲しいかな父母はもとより、祖父母の世代のこと、ほとんど何も知らない。
そもそも、祖父は小生が物心つく前に亡くなったし、祖母は物心付くかどうかの頃に亡くなった。
祖父の思い出は、土間で見つけた短剣。軍隊時代のもので、すっかり錆びていた。
祖母の思い出は、茶の間で祖母に抱っこされていたような感触や線香臭い匂い、そして火葬されたあとの遺骨や灰…
一昨年の葬儀の際に痛感しましたが、昔のことを聞くのは、そうした際が貴重な機会だということです。
投稿: やいっち | 2012/03/24 18:52