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2012/03/30

晴耕雨読…未満

 木曜日は、前日来の快晴。
 富山には珍しい好天気。
 ドライブ…と行きたいところだが、先ずは我が家の雑事をあれこれ片付けないといけない。
 庭仕事もだが、畑仕事に精を出した。

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 といっても、土を耕し、起こし、市販の土壌改良の為の土を加え…と、土の手入れ作業に終始。
 後日、ナスやキュウリ、トマト、トウモロコシと、苗などを植えていく。
 ゴーヤなどはグリーンカーテン(日除け)という目的もあるので、ヘチマも併せて、家の壁際・窓際に植え育てるつもり。

 さて、晴耕雨読というわけではないが、読書の方も牛歩(?)している。
 二週間ほどを費やして、小生の垂涎の書である オリヴァー・サックス著『 タングステンおじさん ―化学と過ごした私の少年時 代 』( 斉藤 隆央【訳】 早川書房 )を読んだ。
 今回で少なくとも三度め。
 図書館から借り出して二度(三度)、読んだが、枕頭の書にしたくて、敢えて購入し、読み返してみたのである。

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← ブライアン・グリーン著『エレガントな宇宙―超 ひも理論がすべてを解明する』(林 一/林 大 【訳】 草思社) 傑作。「目の前の木々の緑や空の 青や、水のせせらぎや、そよぐ風が、誰にも平等に与 えられているように宇宙も、その姿を誰にも均しく垣 間見せてくれる。その宇宙の姿の片鱗を通して何を感 じ何を思うかは、まさにその見詰め見詰められる人間 の想像力と感性次第なのだと思う。心の揺らぎを覚え る人であれば、どんな思想家や物理学者より豊かな何 かを宇宙に、この世界に感じとっているに違いないの だ。いざ、それを言葉にすると拙くなるとしても」な どと書いた小生の感想は、「『エレガントな宇宙』雑感」にて。

 ブライアン・グリーン著『エレガントな宇宙―超 ひも理論がすべてを解明する』(林 一/林 大 【訳】 草思社)を読み始めた。

 本書は刊行された当時、すぐに買って読んでいる。
 宇宙論の書は片っ端から読む小生だが、再読に耐える本というのは案外と少ない。
 本書はそんな稀な本の一冊。
 帰郷のための引っ越しの際に、東京在住時代に所蔵していた多くの蔵書と共に、手放した。
 帰郷して四年余りとなる今年、書店でパラパラ捲って、やはり手元に置いておきたい本だ、買いたい!という衝動に勝てず、購入水曜日から読み始めたのである。
 高度な内容を、数式を使わず、巧みな語り口で、宇宙論の深みへ導いてくれる。
 刊行されて十年以上経つが(原書は1999年)内容は色褪せない。
 ある意味、大河小説のようにして読んでいる ! ?

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→ オリヴァー・サックス著『 タングステンおじさん ―化学と過ごした私の少年時 代 』( 斉藤 隆央【訳】 早川書房 )2003年に刊行された本である。サックス ファンの小生、直後に図書館で見つけ、早速読んだ。 一気に読んだ。垂涎の書となり、図書館から再三借り て読んだものである。これは座右の書にしたい! と いうことで、書店で物色したが、どの書店にも在庫が ない。注文することにしたが、在庫がないかも、など と言われた。どうやら出版元に在庫を問い合わせてく れたようで、届いた本は初版だった! サックスの説 に付いては、一部は今日の観点からは古びつつあるか もしれない。でも、自伝の書である本書は決して色褪せることはない。『銀の 匙』のような味わい深さ、それ以上に科学(化学)少年だった筆者がやがて精神 (脳科学)の道に至る心の葛藤の日々がドラマチックである。鉱物への偏愛、化学実験に明け暮れる少年の日々。両親も含め、周りのみんながサックス少年は医者になるものと決めつけていた。そんな少年がある日、心の世界に目が見開かれていく…。小生のような凡庸 の者には、ひたすら眩しくヒーローでさえあるサックスの世界が素晴らしい。

9784480427373

← 「筑摩書房 ちくま文学の森 7 悪いやつの物語 / 安野 光雅・森 毅・井上 ひさし・池内 紀 編

 車中での待機中に読むつもりで、「ちくま文学の森 7 悪いやつの物語 」( 安野 光雅・森 毅・井上 ひさし・池内 紀 編 筑摩書房)を入手。
 長編は車中ではなかなか手が出せない。
 その点、こうした短編集は助かる。
 いろんな作家の作品と、初めて、あるいは再会する。

 感想を書く暇がないので、所収作品を紹介するにとどめておく:

「囈語」 山村暮鳥 「昼日中」 森鉄三 「老賊譚」 森鉄三 「鼠小僧次郎吉」 芥川龍之介 「女賊お君」 長谷川伸 「金庫破りと放火犯の話」 Pribeh O Kasari A Zhari カレル・チャペック(Karel Čapek) 「盗まれた白象」 The Stolen White Elephant マーク・トウェイン(Mark Twain) 「夏の愉しみ」 アルフォンス・アレ(Alphonse Allais) 「コーラス・ガール」 Хористка アントン・チェーホフ(Anton Chekhov) 「異本「アメリカの悲劇」 Another American Tragedy ジョン・コリア(John Collier) 「二壜のソース」 The Two Bottles of Relish ロード・ダンセイニ(Lord Dunsany) 「酒樽」 Le petit fut ギイ・ド・モーパッサン(Guy de Maupassant) 「殺し屋」 The Killers アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway) 「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜粋」 三島由紀夫 「光る道」 檀一雄 「桜の森の満開の下」 坂口安吾 「女強盗」 菊池寛 「ナイチンゲールとばら」 The Nightingale and the Rose オスカー・ワイルド(Oscar Wilde) 「カチカチ山」 太宰治 「手紙」 The Letter W・サマセット・モーム(W. Somerset Maugham) 「或る調書の一節 -対話」 谷崎潤一郎 「停車場で」 小泉八雲(Lafcadio Hearn)

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コメント

やいっちさん

こんばんは。

今日はとても暖かい一日でしたが、
富山は如何でしたか?
いよいよ畑作業が始まりましたね。
昨日も、陽気に恵まれたご様子。
茄子!トウモロコシ!!
あのー、
どれも好物ばかりなんですけれども(笑)

収穫、収穫・・

畑仕事で汗を流されたあとは、
読書の世界へ!
充実しておられる毎日、素敵だなあ。

投稿: のえるん | 2012/03/30 22:34

こんばんは。昨日はブロガー内覧会というのに行って来ました。
東京は風が強く、春一番の気配。
さて、読書されているようですが、宇宙論がお好きなんですね。
宇宙はどんどん速めながら膨張しているようですが、そのうち収縮に転じるんでしょうか、破裂しちゃうんでしょうか?
ホーキング博士懐かしいですよ。
今日はやけに記事が長いですね。パソコン直った?

投稿: oki | 2012/03/31 04:39

のえるんさん

畑、これまでの数年は、ナスとキュウリくらいしか植えなかった。
これでは勿体ないので、今年からは収穫に成功するかどうかは別にして、とにかく畑を雑草の野にだけはしない!

今日は昨日とは打って変わって、冷たい雨が終日。
雨の日は原則、外仕事はしません。
その代わり、ちょっとだけ廊下や部屋の拭き掃除。
まあ、充実(?)してますかね。

投稿: やいっち | 2012/03/31 21:18

okiさん

ブロガー内覧会、ちょっと気になります。

東京は今日、強風だったんですね。
富山は昨日、やや風が強かった。

宇宙論には興味津々です。
宇宙は観測の結果、膨張の一途をたどっています。
原子やニュートリノなど、我々の知る物質質量では、この膨張が説明できず、宇宙の質量の96%は、暗黒物質質量と暗黒エネルギーが占めていることが分かっています。
しかし、その正体は全く分かっていない。
ヨーロッパの巨大な研究施設の稼働が今年、始まっていて、今年、暗黒物質などの正体の片鱗が見えてくるかもと、今、世界中の専門家や、小生のような天文ファン、宇宙論ファンが固唾を飲んで観測結果の公表を待っているところです。

パソコン、手付かずです。
年内には、安いものでいいので、新しいのを買いたい。
やはり、モバイルは操作が窮屈ですし。

投稿: やいっち | 2012/03/31 21:31

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