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2012/03/31

黒についで赤…入善ジャンボ西瓜サイダー!

 金曜日の日中の営業は、驚くほど暇だった。
 春休みだから? 学生は分かるが、サラリーマンも?
 いつもの金曜日の半分ほども仕事ができなかった。

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← 「入善ジャンボ西瓜サイダー」 (画像は、「 商品案内|合同会社 善商 」より)

 暇の徒然という訳じゃないが、読書がやたらと進み(過日より読み始めていた「筑摩書房 ちくま文学の森 7 悪いやつの物語 / 安野 光雅・森 毅・井上 ひさし・池内 紀 編」の残りの百頁余りをあっさり読み切ってしまった!)、待機中の仮眠…居眠りもたっぷりし(これは夜の忙しいだろう営業に備えて、の意味もある)、当然持参した(車内に持ち込んだ)新聞も早々、隅から隅まで読み終えてしまう(朝食をとる際は、テレビを見ながらなので、新聞は専ら車内で)。

 すると、「 特産スイカでサイダー」といった囲み記事を発見。

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2012/03/30

晴耕雨読…未満

 木曜日は、前日来の快晴。
 富山には珍しい好天気。
 ドライブ…と行きたいところだが、先ずは我が家の雑事をあれこれ片付けないといけない。
 庭仕事もだが、畑仕事に精を出した。

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 といっても、土を耕し、起こし、市販の土壌改良の為の土を加え…と、土の手入れ作業に終始。
 後日、ナスやキュウリ、トマト、トウモロコシと、苗などを植えていく。
 ゴーヤなどはグリーンカーテン(日除け)という目的もあるので、ヘチマも併せて、家の壁際・窓際に植え育てるつもり。

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2012/03/29

富山ブラックのサイダー 来月1日発売 !

 27日夕、仕事中、待機の暇の徒然にテレビ(ワンセグ)を見ていたら、ちょっと面白い(?)ニュースに遭遇した。

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富山ブラックのサイダー 来月1日発売 」(北國・富山新聞ホームページ - 北陸の経済ニュース)
 一部、転記させてもらう:

トンボ飲料(富山市)は27日、ご当地ラーメンの富山ブラックの風味を再現した炭酸 飲料 「富山ブラックサイダー」を発表した。4月1日、北陸自動車道のサービスエリアや 県内の スーパー、飲食店、全国の量販店などで発売する。
しょうゆの風味に黒コショウや唐辛子をきかせ、後味に爽やかな甘みが広がる仕上がり にし た。全国のサイダーフェアなどで、ご当地ドリンク「地サイダー」として発信する。
「良い意味で予想を裏切るおいしさ」(広報室)で、焼酎と合わせるとスパイシーな酎 ハイ を楽しめる。


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2012/03/28

立山連邦を眺めると

 昨日、仕事で富山市のやや郊外の地へ赴いた。
 中心部からだと、北東の方角。

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 東へもう少し行けば、昔は暴れ川だった川としても有名な常願寺川。
 北は富山湾。海水浴場として知られる浜黒崎に間近い。

 富山市の中心部からでも、街角の随所で立山連邦を眺めることができる。

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2012/03/27

今年は源氏鶏太の生誕百年

 中学生の頃はどちらかというと、数学(幾何学や算術)や海の謎や宇宙の神秘、ピラミッドやインカ帝国などをテーマの考古学や古代史などの本に関心が集まっていた。
 一方、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」、トルストイの「戦争と平和」(ダイジェスト版)や三島、太宰の本、などをかじり始めていた。

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← 源氏鶏太原作の映画化作品の一つ。

 メインはSFだった。
 高校生になった最初の年、「ジェイン・エア」を読んで文学に開眼(?)したが、二年生からは失恋を契機に(?)宗教書や哲学書に傾倒しだした。
 源氏鶏太の小説には目もくれなかった。
 映画の原作者というイメージが強かった。

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2012/03/26

忘れられた?作家・ 源氏鶏太の周辺

 昨日の北日本新聞朝刊の読書欄で懐かしい名前を目にした。
 源氏鶏太である。
 高度成長期頃までは、松本清張と並ぶほどの人気作家だった。
 が、今では忘れられた…作家の一人となってしまっている…ようだ。

 帰郷して、富山市の図書館を利用させもらってきた。
 あれこれ物色していて、ある日、そうだ、せっかく帰郷したのだし、地元富山市せめて富山県に縁のある作家(書き手)の本を読もうと思い立った。

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2012/03/25

「気ままにクラシック」が最終回!

 タクシードライバーという仕事柄と言うべきか、はたまた小生個人の趣味・嗜好なのか、ラジオに耳を傾ける機会、時間が多い。

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← 幸田浩子天使の糧(パン) PANIS ANGELICUS」 (画像・情報は、「 【古典派.com】天使の糧(パン),PANIS ANGELICUS,幸田浩子,KODA HIROKO,新イタリア合奏団,I SOLISTI FILARMONICI ITALIANI,コロムビア,COZQ-483,4988001391708 」より)

 ラジオなど聴かないというドライバーも多いだろうし、実車(お客さんが乗っている状態)だと、ラジオの音声(ボリューム)は下げるか、スイッチを切ってしまう。

 いつ実車になってもいいように、聴くのは誰に聴かれても無難なNHKのみである。

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2012/03/24

梅の木の開花宣言!

 銭湯からの帰り、庭先をぶらぶらしつつ、火照った体を冷ましていた。
 庭のあちこちに雑草が目立ち始めている…困ったものだ…などと散策していた。

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 そのうち、庭先で何か小花の気配(?)を感じるではないか。

 その気配の出どころ辺りを見やってみた。
 すると、梅の木に蕾に紛れるようにして、淡いピンクの小花が咲いているのだった。

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2012/03/23

梅の花咲く日

 数日前、「 内山邸の梅、もうすぐ見ごろ」(朝日新聞デジタル  富山 - トラベル)といったニュースをラジオで聴いた。
「 梅の名所として知られる富山市宮尾の県民 会館分館「内山邸」で、約60本の紅梅や白 梅が見ごろを迎えようとしている。18日 は、咲き始めた花とお茶を庭園で楽しむ茶会 が開かれ、見物客でにぎわった。
まだつぼみが多いが、一部に赤い花が咲き 始めている。残雪で開花が例年より10日ほ ど遅く、見ごろは25日ごろからとい」った情報。
 内山邸というのは、豪農の館として、少なくとも富山市では有名。

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 昨年は、三月末にはもう開花していたはず。
 ネット検索でたまたまヒットした、なかなか素敵なサイト(ブログ)でも、そのような話が書いてある:
富山市の内山邸、梅の開花が始まる!:どこでも参上

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2012/03/22

エロティシズムと法悦と

 エロスなるは、死をも渇望するほどに、それと も絶望をこそ焦がれるほどに人間の度量を圧倒する凄まじさを 持つ。
 快楽を追っているはずなのに、また、快楽の園は目の前 にある、それどころか己は既に悦楽の園にドップリと浸ってい るはずなのに、禁断の木の実ははるかに遠いことを思い知らさ れる。

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← ジョルジュ・バタイユ著『 エロティシズム 』( 酒井 健 【訳】 ちくま学芸文庫 ) 本書の表紙の彫刻。宗教的恍惚=法悦を表現している…はずなのだが、とんでもなく官能的!
 
 快楽を切望し、性に、水に餓えている。すると、目の前の太 平洋より巨大な悦楽の園という海の水が打ち寄せている。
 手を 伸ばせば届く、足を一歩、踏み出せば波打ち際くらいには辿り 着ける。
 いざ、その寄せ来る波の傍に来ると、波は砂に吸い込ま れて いく。波は引いていく。

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2012/03/21

彼岸…供えあれば憂いなし ! ?

 春分の日、お彼岸ということで、親戚のものがお墓参りに。
 お盆以来、小生以外は誰も参ることのなかったお墓に、久々、(小生以外の手により)ロウソクや線香、お花が供えられた。
 そのついでに、一人暮らしの小生を心配してか、折角なので仏壇にも手を合わせてもらうちゃと、仏壇にも手を合わせてくれた。
 先週、父の月命日ということで、仏壇にお花を供えたり、仏間などを掃除した。
 急な訪れにやや戸惑いつつも、ちゃんとしておいてよかったと、安堵の胸を撫で下ろす。

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2012/03/20

灯台下暗し

「学部超え八雲研究 富山大プロジェクト」といった記事が19日の北日本新聞の朝刊の第一面に(!)でかでかと載っていた。
 趣旨は、ヘルン文庫の蔵書を手掛かりに、八雲の研究に取り組む人文学部教員ら=富山大附属 図書館. 明治の文豪、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の創作の原点に迫る研究 プロジェク トが4月、富山大人文学部でスタートする。八雲がそろえた蔵書の大半を収めた学内の「ヘルン文庫」を研究し、学部外からの参加も受け入れつつ、「耳なし芳一」など独特の作品を生み出した八雲の「知」のバックボーンを読み解く、というもの。

 なぜこれが北朝鮮の「衛星」その実、長距離弾道ミサイル発射実験疑惑などを差し置いて、トップ記事となるのか、幾分理解しがたい。
 それはそれとして、学生時代以来の小泉八雲ファンたる小生には興味津々のニュースではある。

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2012/03/19

カドミウム汚染農地、33年かけ復元=イタイイタイ病の被害地

 17日、「カドミウム汚染農地、33年かけ復元=イタイイタイ病の被害地で−富山」(時事ドットコム)といったニュースが(残念ながら、恐らくは地元・富山だけに)日に何度となく流れていた(記事の詳細は、末記する)。

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← 富山市婦中町、鵜坂 地区カドミウム汚染 田復元記念碑 2008年 4月建立 (画像は、 「 イタイイタイ病 - Wikipedia 」より)

「 イタイイタイ病(イタイイタイびょう)は、 岐阜県 の三井金属鉱業 神岡事業所( 神岡鉱山 )によ る鉱山の製錬に伴う未処理廃水により、 神通川 下流域の 富山県 で発生した 鉱害で、日本初の公害 病で四大公害病 のひとつである。略して イ病ともいう」(「 イタイイタイ病 - Wikipedia 」より)

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2012/03/18

エロスの涙

 車中での読書に(ふさわしい…かどうか危ういが)と、 ジョルジュ・バタイユ 著 『エロスの涙 』を車に持ち込んだ。

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→ 球体関節を用いた人形(足首を 拡大すると関節が確認できる) バタイユと言うと、誰よりもハンス・ベルメールの世界を連想する。特に、 球体関節人形! 拙稿「 ハンス・ベルメール…球体関節人形 」を覗いて観るもよし。

 ジョルジュ・バタイユ の書は、学生時代の終わり頃、友人等が大学を卒業したり、退学したりし、小生が仙台の地で一人ぼっちの暮らしだった頃、折々読んだものだ。
 当時は今ほどにエロ本もなく、あっても物足りず、持て余す悶々たる不毛なエネルギーの行き着く先が、サドだったり、ムンクやエゴン・シーレ、ハンス・ベルメールそしてバタイユだった。
 社会人になって、フリーター生活を3年、過ごしたあと、哲学も文学にも見切りをつけ、サラリーマンとなった。


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2012/03/17

【吉本隆明氏死去】 吉本氏の思い出

 今朝(16日)、テレビで 吉本隆明氏死去の報道に接した:
【吉本隆明氏死去】 戦後思想に圧倒的な影響 時代と格闘したカリスマ 若者を引きつけた吉本思想」( 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース))
 突然のふほう…でも、直近の詳しい事情に疎い者には、訃報は大概、青天の霹靂のようにして、知らされる。
 
 偶然だろうが、昨日(15日)、葬儀に参列してきた。
 無論、吉本氏の死を予感して、ではなく、近所の方の葬儀だったのである。

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2012/03/16

バレーボールVチャレンジリーグ女子」観戦!(続)

 富山の人間としては、 KUROBEアクアフェアリーズ を応援するしかない。
KUROBEアクアフェアリーズ」 というチーム名の由来は、「 名水の里「黒部」で生まれた 水の妖精たち」だとか。

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→ 試合の前、先ずは選手入場。各選手が一人一人名前を読み上げられ、コートへと、コートの周りの観客席の前へと、巡りつつ、健闘を誓い応援を請う。選手は、サイン入りのボールを数個、観客席のあちこちへと投げ込む。立って手を挙げ、声援をあげている人がいたら、その人を目掛けて投げることも。

 二階席なので間近とは言い難いが、確かに妖精と思える選手が何人も。
 一年の締め括りの戦いであり、区切りの時期なので、本大会で引退する選手もいるらしい。

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2012/03/15

「バレーボールVチャレンジリーグ女子」観戦!

 過日、ひょんなことから バレーボールVチャレンジリーグ女子の試合を観戦する機会に恵まれた。
 バレーボールのファンというわけではない。
 でも、テレビでの女子の国際試合は、結構、観てしまう。

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 ただ我が地元富山のチームの状況を知るようなことはなかった。
 そんな小生が バレーボールVチャレンジリーグ女子の試合を観ることが出来たのは、ある意味、仕事の賜物といえかも知れない。


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2012/03/14

春よ来い 早く来い!

 昨日は、春を感じさせる歌、春になると歌われる歌の数々をリストアップしてみた。
 歌謡曲やポップスにそんなヒット曲が多数ある。
 そして、童謡などにも。

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← オリヴァー・サックス著『 タングステンおじさん―化学と過ごした私の少年時 代 』( 斉藤 隆央【訳】 早川書房 )2003年に刊行された本である。サックスファンの小生、直後に図書館で見つけ、早速読んだ。一気に読んだ。垂涎の書となり、図書館から再三借りて読んだものである。これは座右の書にしたい! ということで、書店で物色したが、どの書店にも在庫がない。注文することにしたが、在庫がないかも、などと言われた。どうやら出版元に在庫を問い合わせてくれたようで、届いた本は初版だった! サックスの説に付いては、一部は今日の観点からは古びつつあるかもしれない。でも、自伝の書である本書は決して色褪せることはない。『銀の匙』のような味わい深さ、それ以上に科学(化学)少年だった筆者がやがて精神(脳科学)の道に至る心の葛藤の日々がドラマチックである。小生のような凡庸の者には、ひたすら眩しくヒーローでさえあるサックスの世界が素晴らしい。

 テレビでもだが(大概、NHK教育の場合のようだ)、ラジオ(やはりNHKで聴く機会が多い)から春の歌が折々聞こえてくる。
 つい先日も有名な童謡「春よこい」を聴く機会があった。

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2012/03/13

春の歌の数々

 春を予感させる陽気が数日、続いていたと思っていたら、案の定と云うべきか、一昨日から冬に後戻りしたかのような寒波に見舞われ、昨日からは雪も舞った。
 舞っただけでなく、夜半近くには、いくら何でも積もることはないだろうという、半ば切望のような思いをあざ笑うかのように、裏通りや人気のない住宅街などは真っ白に雪化粧。
 車や人の行き交う表通りはさほどでもなく、路面はベタついている。
 夜半に至っても、雪は降っても、凍結という最悪の状況は避けられるだろう…そう見通してはいた。


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2012/03/12

日本古代史を科学する

 日曜日の夕方近く、雨が雪に変わった。
 7時頃には銀世界へ。
 また冬へと逆戻りである。

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← 中田力著『 日本古代史を科学する 』( PHP新書 )  「学界のタブーを突き破り、自然科学者の「眼」が衝撃の事実を 次々と……。邪馬台国、出雲の国譲り、神武東征の謎に挑む 」といった趣旨の本。 (画像は、「 日本古代史を科学する | 書籍 | PHP研究所 」より)

 一旦、温みを知った体には、雪の降り積もるような気候は、ただただ辛い。
 せめて圧雪や路面の凍結だけは免れたいものだ。

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2012/03/11

今夕より雪に…鎮魂の雪

 今日は昼過ぎくらいまでは、寒くはあったが、洗濯など何か動いている限りは、暖房の必要も感じなかった。
 一昨日は墓参し墓掃除。
 父の月命日だったこともあり、お坊さんに来ていただいて、花などを供し蝋燭を灯した仏壇を前にお務め。

 今日は、庭仕事に精を出した。
 厚着せず、代行をしていた頃に買わされた作業着を羽織るだけで作業した。

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2012/03/10

雪の季節の果ての墓掃除

 今日は父の月命日。
 午前中、墓参し、墓掃除。
 先週末だったか、もうそろそろ、雪も降らない、降っても積もることはないだろうと、年初来、参りに行っていないお墓の様子を観てきたのだ。

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← 車道沿いの花壇には、早くもチューリップの芽が出始めていた。

 二ヶ月ほど、訪ねなかっただけなのに、お墓が何だか、荒んだような…。

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2012/03/09

自殺者14年連続3万人

 今日昼前だったか、「 自殺者:14年連続3万人超 震災関連で55人 」(毎日新聞)といったニュースがテレビから(ニュースの詳細は、末尾に示す)。

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↑ 「 参考資料 :警察庁発表 自殺者数の統計

 当局など関係者の努力もあってか、自殺者数は一昨年から減少傾向にあった。
 震災がなければ、昨年度は3万人を下回っていたかもしれない。
 それにしても自殺者が3万人以上というのは、あまりに悲惨な現実だ。


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2012/03/08

読書拾遺…宇宙から下世話まで

 過日、待機する時間の長くなる可能性のある仕事が急に入った。
 現地までの移動、その帰路などは運転する必要があるが、往路と帰路の間の時間は基本的に待機。
 突発的に予定外の移動の必要が生じる可能性があるので、持ち場を離れるわけにいかない。

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← いったい、何年前の垣根なのか。とっくに耐用年数は過ぎている。どうしたものか。
 
 これは拙い。
 って、何が困るかというと、待機の間に読む本がないこと。
 先月、買い置きしてあった本はほとんど読了したし、今、自宅で読んでいるグーランの本は内容的に車中で読むには重い。

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2012/03/07

呉羽山断層帯 北西にずれていた!!

 昨夕、車中で何気なくラジオからのNHKニュースを聞いていたら、気になる情報に接した。
 小生としては、天気情報を入手するため、聞いていたのだが。
 車中ではラジオがほとんど唯一の楽しみ。

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→ 痛烈な寒波そして積雪を経て、裏の庭の樹木も垣根もボロボロ。木々は自力で回復するかも知れないが、垣根は傷むばかりである。

 お気に入りの曲が流れないかと、(言葉の使い方が間違っているかもしれないが)一日千秋の思いでラジオに耳を傾ける。
 年代がもう今の時代からは落ち零れ、置いてけぼりの憂き目に遭っているのか、約二十時間の営業時間の中で、一曲、聞けるかどうか。
 今時の流行りの曲は、小生の耳には音楽としては全く心に響かない。

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2012/03/06

果物(果実)の漢字表記のこと

 ひょんなことから「 桃栗三年柿八年枇杷(は早くて)十三年 」なんて言葉を知った。
「 桃栗三年柿八年 」ならば、さすがに小生も知っている。
 でも、その続きに、「 枇杷(は早くて)十三年 」 があったとは、半世紀以上も生きてきたけど、初耳である。

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← 我が家の裏道。雪解けが進み、ようやく普通に歩けるようになった!

 世間の人は皆、そんなことは常識に過ぎないのだろうか。

 それはさておき、これら果物ないしは果実の名称に絡んで、やや些末な疑問を抱いた。
 簡単な疑問で、ちょっと調べれば氷解するかもしれないが、或いは容易には片付かない、場合によっては厄介な疑問の可能性もある。

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2012/03/05

猫絡みの小説など

 つい先日、漱石の『夢十夜』を読んだ。 
 さすがに何度読み返しても面白い。
「十夜」と云わず、「百夜」も織り成してくれていたら、と思った。

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→ A・ビアズリー によるポーの『黒猫』への挿絵、1894年-1895年 (画像は、「 黒猫 (小説) - Wikipedia 」より)

 でも、これだけのレベルでは十夜が、漱石であっても創作力それとも気力の限界だっのか。
 あるいは新聞の連載小説としては、やや相応しからぬ内容だったのか(あるいは、単に連載上の都合で十回と決まっていたのか)。

 

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2012/03/04

白い紗の女

 不意に彼女が私の前に現れた。
 あの人だ。
 でもその姿がいつもと違う。

 仕事を意識した私服、外出着じゃなくて、それは明らかに私を誘う、私に声をかけられるのを意図した格好だった。
 白いヴェールのような、膝丈ほどの半透明の上っ張り。
 あからさまに云えばすけすけの紗を羽織っただけだった。

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2012/03/03

ゴーゴリ「鼻」の周辺

 つい先日、車中にて、ゴーゴリの小説『鼻』を読むことができた。
 ゴーゴリは学生時代以来、小生の大好きな作家で、ひさしぶりに読んだが、やはり語り口の上手さが際立つ。

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← ゴーゴリ『外套・鼻』( 平井 肇 (翻訳)  岩波文庫)(画像は、「 Amazon.co.jp: 外套・鼻 (岩波文庫) 」より)

「鼻」絡みの小説というと、小生の乏しい読書体験では、このゴーゴリの『鼻』、芥川龍之介のやはり『鼻』、 エドモン・ロス タン作の五幕の韻文戯曲 『シラノ・ド・ベルジュラック 』などが浮かぶ。
『シラノ』は二度しか読んでいないが、ゴーゴリや芥川の『鼻』は何度、(身につまされつつ)読んだことやら。
 芥川の『鼻』は、初めて読んだのが、教科書でのことで、一層、居たたまれない肩身の狭さを覚えつつ(時に声を上げて!)読む羽目になったものだ。

 せっかくなので、ネタバレ歓迎で、それぞれの作品の粗筋(概要)を示しておこう。

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2012/03/02

チンドン屋がテーマの作品

 過日、何かの文面で永井家風や室生犀星、武田を麟太郎らにチンドン屋をテーマとした、あるいは、チンドン屋が登場する小説がある(らしい)と知った。

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 知ってからもう一月半以上は経ったような気がする。
 富山市にて1955年以降、毎年、チンドンコンクールが開催されてきたこともあって(昨年は、3・11があって、開催は見送られた)、チンドン屋に絡む話題には、やや敏感なのかもしれない。


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2012/03/01

無花粉スギ 新品種の名称は「立山 森の輝き」

 厳しかった冬も3月に入って、一気に春めいた雰囲気が漂い始めている、そんな気がする。
 木の芽が出始めているようだし、花の芽が土から顔を覗かせ出している。
 雑草もいち早く、生え始めているのは頭が痛いが。

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 間もなく(人によっては)花粉症の季節の到来を迎える。
 もしかしたらもう既に突入し始めているのかもしれない。

 例年になく寒さの厳しい、且つ冬のピークがやや遅いほうにずれたせいなのか、花粉症の飛散の開始時期もやや遅れがちらしいが襲来するのは間違いない。
 幸い、今年の飛散量は例年に比べ、やや少なめと予想以上されているようである。


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