モンスター歌手たち!
つい先日、半月ぶりの連休となった。
暇の徒然というわけではないが、物真似番組があったので録画。
← 「 お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル 」
食事しながらみるつもりだった。
が、録画の冒頭をみてがっかり。
それは物真似番組じゃなく、お笑い系芸人が歌のうまさを競うというもの。
番組の題名を改めて確かめてみると、
「 お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル 」だという。
女性の物真似タレントの芸達者ぶりを気楽に楽しみたいという思惑は、あっさり潰え去った。
チャンネルをあちこち回してみても、どこもみる気になれなくて、仕方なく上記の録画を見続けることにした。
すると、意外な驚きの場面の数々が待っていた。
それも嬉しい驚き。
出演者の面々で専門の歌手もいて、上手いのは小生にも分かる。
彼女らが今やお笑い系芸人扱いされているのは、当人も納得の上なのか、まあ、歌番組じゃなくヴァラエティ番組への出演の機会の方が多い印象を受けるのは確かだけれど。
出演者の名前を順不同で列挙してみる:
仁科仁美 藤田朋子 福島和可菜 松井絵里菜 松本明子 千秋 森口博子 優木まおみ 新山千春 春香クリスティーン ミラクルひかる 渡辺直美 高橋真麻
彼女らの中には歌手もいれば、女優、ヴァラエティタレントと多彩である。
ただ、小生を驚かせたのは、彼女らではなかった。
彼女らの芸が達者なのは、先刻承知で、まあ期待の範囲を超えるものではなかった。
驚かされたのは、以下の面々:
LiLiCo Sophia アン ミカ
LiLiCoさんは、映画のコメンテーターだという認識しか小生にはなかった。
けれどいざ歌い出すのを聴くと、その迫力や存在感に圧倒された。
Sophia(ソフィア)さんのことは、小生、全く知らなかった。
初めて目にした。そして初めて彼女のステージを見、聞いた。
「ソフィア・グリーンウッド (Sophia Greenwood、1983年11月7日 -) は、Sophia(ソフィア)の芸名で知られる 日本の女性ファッション モデル、タレント 」という。
やはり圧倒的な歌唱力と迫力、存在感で小生を、おそらくは観客やテレビを見ている視聴者をも虜にした。
実際、彼女は決勝戦に勝ち進んだ。
優勝したのは、 アン ミカさんだった。
AHN MIKA(アン ミカ)さんのことは、元ファッションモデルだということくらいは知っていた。
でも、モデルはモデルでもパリコレのモデルだったとまでは、この番組を見るまで知らなかった。
彼女が歌ったのは以下:
恋人よ…五輪真弓
FOR YOU…高橋真梨子
言葉に出来ない…小田和正
もう一度二人で歌いたい… 和田アキ子
いずれの曲もカヴァーソング以上に彼女の歌になっていた。
元パリコレモデルだけあって、ステージを完全に支配していた。
アン ミカ・オン・ステージといった世界がそこにあった。
彼女が最初に番組の中でも言っていたが、(ブログにも書いているが)彼女が歌を人前で(テレビで)披露したのは初めてだとか。
とてもじゃないが信じられないような堂々たる歌いっぷりだった。
歌に説得力、包容力、愛が感じられた。
いろいろコンプレックスに苛まれて生きてきたという。
それらを乗り越えての今の彼女があるのだろう。
小さい頃からゴスペルを歌ってきたというが、さもあらんと思った。
歌に魂を感じるもの。
いや、実際に彼女のゴスペルを聴いてみたい!
準優勝に終わったSophia(ソフィア)さん、 LiLiCoさんを含め、AHN MIKA(アン ミカ) さんらは、番組のなかでモンスターと呼ばれていた。
実際、彼女らは他のタレントたちとは、歌手として、あるいは人間として存在感が際立っていて、同列になど扱えないと感じさせられた。
彼女らには、専門の作詞家・作曲家などがついて、エンターティナーとして旅立たせて欲しいと切に願われた。
偶然とはいえ、いいものを見る機会を得られて満足だった。
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