おしあいへしあい
過日、ひょんなことから,「 おしあい‐へしあい 」なる言葉(慣用句?)が気になってしまった。
意味そのものは、見当がつく。
[名](スル)大ぜいの人が集まってごった返すこと。「売場は―している」
(kotobank.jp/word/押合い圧し合い)
混雑の中、おしあいへしあい、前へ進む、なんて表現は、ありがちである。
「おしあい」の方は、分かる。漢字で表記するなら「押し合い」だろうとは察せられる。
気になった(すぐには表記が浮かばなかった)のは、「へしあい」のほう。
まさか、「屁しあい」ってことはないだろう!
小生にしても、脳裏に真っ先に、これが浮かんだが、すぐにもみ消してしまった。
自分の名誉のためにも、そんな閃きがあったなんて、表沙汰にはされたくない。
調べてみたら、何のことはない、「へし合い」乃至は「 圧し合い 」と表記するのだとか。
「 圧(へ)し合い 」だとは、ちょっと分からなかった。
大雪で道も庭も屋根の上も、雪が押し合いへし合いしている、なんてのは、日本語の表現上、違和感を覚える。
雪が犇めいている…が、ぎりぎり許されるか。
(あるいは、実は間違ってるのか?)
雪がせめぎ合う、も間違った表現だろう。
なんてたわいないことを呟いたのは、際限なく降り積もる雪に辟易している最中、ふと「おしあいへしあい」なる言葉が勝手に浮かんできた、ただそれだけのことが切っ掛けなのだった。
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コメント
パソコンが壊れて文章が短くなりましたね、読みやすいですね。
へし合い、圧しあい、ですか、面白いですね。
押し合いへし合い、中にはすりもいる、痴漢もいる。
大都会に暮らすと大雪より、電車の混雑が思い浮かびます。
痴女というのもいる。僕は学生時代、女に電車で局部を掴まれましたがなかなか声は出せないですね、って何の話だ。
立春、確かに東京は暖かくなりましたが、首都圏直下型地震の話題は不気味。
投稿: oki | 2012/02/04 22:10
okiさん
パソコンと違って、モバイルは、小回りが利かなくて、やりづらい。
リンクも貼れないし、ネット検索もできるけど、いちいちペイジを変えるのが面倒。
おしあいへしあいで、電車の混雑を連想するってのは、やはり、東京住まいならではですね。
それにしても、女性に局部を掴まれるなんて、よほど、 okiさん、素敵な人に見えたのか、うらやましいような!?
投稿: やいっち | 2012/02/06 03:21