根雪の有効活用!?
昨日の日記は、車中で話題にした根雪の使い道について書くつもりだったのに、つい愚痴めいた話に流れてしまった。
日曜の日記に書いたように、富山の道路は根雪の山(列)が延々と続いている。
むろん、富山だけの光景ではなかろう。
市内を走っていると、時折、凝り固まったような雪の大きな塊を山と積んだトラックとすれ違う。
日に何度となく見かけるということは、相当数のトラックが根雪を積んで、神通川などの河原(河川敷)へと、あるいは何処かの岸壁へと捨てに走り回っているのだろう。
そんな光景を見て…、その前に自宅で屋根からの落雪に辟易して、眼前の堆い雪山をみて、ふとあれこれ思われてならないのである。
想像というのか、妄想というのか、とてもじゃないが構想や着想とはみなしがたいが、とにかくせっかくの天からの手紙ならぬ贈り物、天の恵みなのだから、何とか有効な活用方法はあり得ないものか、そんな夢想が沸き起こるのをどうしようもないのだ。
遠い昔、小生が小学校の低学年だったころ、庭先の雪の山に、当時好きだった、中にアンコの入った三色パンを埋めて、来春まで持たせてみようとしたことがあった。
春になり、雪解けの季節を迎えたのだが、大好きなあのパンは影も形も見あたらず、がっかりしたものだった。
恥ずかしくて、ボクのあのパン、知らない? なんて、親たちに訊くこともできない。
そんなことなら、食べちゃえばよかった…。
そんな愚かしい思い出はともかく、根雪の使い道は何かないか、小生ならずとも考えるのではなかろうか。
小生はしょっちゅう考える。
我が家の庭が大きければ、雪の山を作り、夏場の冷房装置として活用する。
できれば、家の一室に雪を貯めておく。
冷房には間に合わなくとも、少しずつ融ける水を庭や畑で散水する。
浄化装置があれば、飲み水にするってことも不可能ではなかろう。
常識的には、かまくらを作る、札幌の雪祭りじゃないが、雪像を作るetc.…。
内緒だが、体力的に余力があればの話だが、内庭に雪だるまか何か
作ろうか、なんて、なんて結構マジに考えていたりする。
まあ、下手な考え、休むに似たりの域を全くでないが。
例えば根雪の中に野菜を埋めておく。
冷蔵庫代わりに雪を使うわけだ。
これだけだと、膨大な量の根雪の使い道にはならない。
路肩の根雪をただ河川敷や海に棄てるのではなく、橋梁の下などに高く積み上げる。
それこそ雪の山を作るのだ。 河川敷に巨大な氷室を作る、というわけだ。
根雪は塊となると、融けづらいものである。
氷室にして人工の冷蔵庫として使う。
あるいは巨大な冷水(冷気)発生装置として、一定の範囲の町の冷却装置たることを期待するわけである:
< 福島県の新エネルギー事情--県内の主な新エネ施設--雪氷冷熱 > 地球と握手!うつくしまの新エネルギー
http://www.pref.fukushima.jp/chiiki-shin/shinene/enefks/01/06.html
各所に広く散在する根雪を集めるための工夫・知恵次第で実現性は濃くなるやもしれない。
暇の徒然にアイデアを練ってみるのも、白き魔の憂鬱を紛らす一助になる…かもしれない。
山間に積もった雪は、春先以降、田畑を潤し、湧き水となり、川の流れとなって、やがて海の水と混ざって、海の幸を恵む。
問題は市街地を悩ます根雪なのである。
ただ、手をこまねいて、融けるのをまつだけなのか。
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