「月虹」…冬宵一刻値千金
過日、テレビのニュース番組で、「月光が水平線上にアーチ…石垣島で「月虹」」(科学 YOMIURI ONLINE(読売新聞))といった映像と情報に接した(このサイトで綺麗な画像も見ることができる)。
小生は、「月虹」という現象は見たことがない。
その前に、そんな現象のあること自体、初耳。
← カスパー・ダーヴィド・フリードリヒ(Caspar David Friedrich)「虹山の風景(Gebirgslandschaft mit Regenbogen)」( 1810) (画像は、「月虹 - Wikipedia」より)
こんな美しく稀な光景を実際に目の当たりにしたら、さぞ感動ものだろうが、でも、まあ、この目で見たわけでもないし、敢えて小生が日記に載せるまでもない。
が、とりあえず、「月虹」について調べておこうと思って、「Wikipedia」に当たったら、その頁に小生の好きな、そえれこそ、学生時代以来、ずっとファンであったカスパー・ダーヴィド・フリードリヒの手になる、「虹山の風景(Gebirgslandschaft mit Regenbogen)」( 1810)が載っているではないか!
これは、この画像をメモるだけのためにも、日記に載せたい。
月虹(げっこう)とは、夜間に、月の光により生じる虹。「月の光が大気中の水滴で屈折して虹とな」るらしい。
「月虹 - Wikipedia」によると、「光が弱いために色彩が淡く、虹が七色ではなく白く見えることから、白虹(はっこう)とも呼ばれる」という。
別名、「夜の虹」とも。
同じく、「月虹 - Wikipedia」によると、「月虹がよく観測されるハワイ諸島のマウイ島では、これを見た者には「幸せが訪れる」「先祖の霊が橋を渡り祝福を与えに訪れる」と言われている」とか。
いずれにしろ、日本では稀にしか(限られた地域でしか)観ることの叶わない現象のようだ。
何しろ、国内での撮影成功は初だというだから。
→ 一昨年の2月3日、宵の口に見た一番星。(画像は、拙稿「雪の夜に「真冬の満月と霄壤の差と」を想う」より)
…月虹見ずしてケッコウと言うなかれ、なんて題名にしようかと思ったが、どうも親父ギャグ風で格好悪い。
なので、春宵一刻値千金にかけて、冬の宵に三十分ほどの現象を見事に撮影に成功したこともあり、表題のごとく「冬宵一刻値千金」にしたのである。
但し、「冬宵」をどう読むのかは、知らない。
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