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2011/10/22

富山(南砺市)と南相馬市…相馬二遍返し

 過日、「江戸時代に現在の南砺市から大勢の農民が渡った歴史がある福島県南相馬市で開かれる移民200年交流会」が催された(といったニュースをテレビで最近見た)。

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 その交流会では、踊りや「相馬二遍返し(そうまにへんがえし)」という民謡が披露された:
ピアノで織りなす福島県民謡「相馬二遍返し」 Rikiya Life is Now/ピアニスト・中村力哉のブログ

 この民謡(唄)は、「天保の大飢饉で3分の2の人口を失った相馬藩が移民奨励策としてこの唄を用い、大いに相馬の楽土たることを喧伝したことにはじまるといい(岩波版)、この唄の趣旨に関連したものと考」えられている。

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2011/10/21

神色自若たる巨樹(後編)

 そもそも苔が生えている、しかも、それをよしとするような精神的スポットは、日本以外のアジアや欧米では、普通に見られるものなのか、それとも、日本だけの特殊な嗜好なのか。

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→ 枝(?)の一本を見つめてみる。風に折れ曲がった幹…と言われても、納得するかもしれない。苔生して…。

 苔というと、数年前、本ブログの中でも、こだわってあれこれ書いてみたことがある
 その中で、苔は下手すると、黴(かび)や錆(さび)と同列視されかねない存在、なのに、何故、人は(日本人は)惹かれるのか、などなど書き綴っている。

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2011/10/20

神色自若たる巨樹(前編)

 過日、休憩しようと松川沿いの一角に車を止めた。
 車中での休憩だけでは体が鈍(なま)りそうと、ドアを開けて、のびをしようと思った。
 すると、いきなりでっかい樹木が目に飛び込んできた。

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→ 最初に凄みを感じたのは幹の太さもさることながら、根元の幹の捩れたゴツゴツ感だった。

 今までだって、そこで一服したことはあったのだが、そのときほどその木の存在感に威圧されることはなかった。

 何に畏怖したのか。
 樹木の大きさ、幹の太さ、枝葉の見事さ、そう、枝っぷり、そして幹や枝の表面の苔…。
 その全てに圧倒された、としか言いようがない。

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2011/10/19

ナボコフの魔術的描写(後編)

 彼のこうした(小説家としては異色な)経歴(や実績、それとも資質か)は、彼の創作にも強く影を落としている。

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← 「クジャクチョウ」(タテハチョウ(立羽蝶)科) 特徴的な保護色(の意味での擬態)の事例として、しばしば取り上げられるチョウの一種。(画像は、「タテハチョウ - Wikipedia」より)

今週の本棚:井波律子・評 『ナボコフ全短篇』=ウラジーミル・ナボコフ著」(毎日jp(毎日新聞))の書評を参照させてもらう。

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2011/10/18

ナボコフの魔術的描写(前編)

 過日より、フィリップ・ボール著の『かたち 自然が創り出す美しいパターン』(林大訳 早川書房)を読み始めている。
「自然のなかの目を見張る造形は数理法則にのっとってひとりでにできる。事物に潜むパターンの数理を、豊富なヴィジュアルを楽しみながら明かす3部作」の第一作である。

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→ 実りの秋。

 原題が『Shapes(かたち)』と素っ気無いが、中身は濃厚である。

 自然の中に現れる模様や形などの造形は、勝手気ままに現出するわけじゃなく、一定の数理法則に則って出来上がる。

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2011/10/17

我が町・我が家のこと(3)

 お地蔵様についてはともかく、観音堂の由来は、十三日に住職に話を聞いたことで、ある程度、知ることが出来た。
 もともとは、我が町の成り立ちとも関係する。

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← 御堂の中の様子を格子の透き間から撮影してみた。安置してある像はといえば、確かに観音様たちである。

 わが町を含め、近隣一体は、赤祖父家という、江戸時代、富山藩の家老に抜擢された地元の実力者の領地だった。
 赤祖父家いつの世からか、広い領地(農地)を持っていた。

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2011/10/16

我が町・我が家のこと(2)

 その住職さんとは、お勤めの後、お喋りに興じるのが常である。
 それこそ、近所や近隣、親戚などの近況(情報)交換だったりは、当然として、政治から宗教、歴史、本などなど話題は多岐に渡る(要は、小生の雑談に応じてくださるわけである。一人暮らしの小生のことを気遣ってのことでもある)。
 その中で、小生の問いに答えてくれる形で、いろんなことを知った。

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→ 夏の間…どころか、十月の声を聞く頃まで実を恵んでくれていたゴーヤも、さすがに勢いをなくしつつある。長く花を楽しませてくれていたマンデビラも、気のせいか、花の生気にやや翳りが兆し始めたような気がする。

 その全てを書くのは、箇条書きにするだけでも相当に長くなってしまう。
 雑談は、一時間半ほどだったのだが、広く浅く、次から次へと話題が移っていったのだ(お坊さんは知恵者だし、物知りでもある。凄い読書家でもある)。


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