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2011/03/26

季節外れとは思うけど雪のことなど

 雪の研究というと、誰しも思い浮かべるのは中谷宇吉郎であろう。小生も高校時代からの彼のファンだ(同じく公明な科学者(物理学者)であり、且つ名随筆家である寺田寅彦のファンでもあるけど)。
「中谷は、世界で初めて人工的に雪結晶を作ることに成功」した人として有名だろう。

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→ 今日26日は、母の月命日。庭の花々を丹精篭めて育てていた母なので、プランターを買ってきて、通り沿いの帯状の花壇に植えた。花々を眺めながら、一人で参っていた。

 彼の「雪は天からの手紙である」という言葉は、寺田寅彦の「天災は忘れた頃にやってくる」と並んで、科学者が生んだ名言として有名である。
 初めて彼の『雪』を読んだ時は、こんなことを研究する科学者がいるんだと感激したものだった。 もっと言うと、こんなことを研究してもいいんだと驚いたのだと言うべきかも知れない。

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2011/03/25

車中での読書タイムが増えそう ? ! (後編)

 タクシーの魅力は、自分の経験や勘で町を流す中でポイントを見出し、営業の実をあげていく。
 釣りに近い感覚もあったりする(お客さんを魚で喩えるのは失礼だが)。

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← 穴の中の様子を伺っている。穴の中に鳥の巣でもあるのか。餌を見つけたのか。それとも、これから巣にするのに相応しいか、確かめているのか…。小生、思わず息を呑み、固唾を呑んで様子を見守ることに。

 それに、先月の(タクシー業界に飛び込んで間もない頃の)日記で書いたように、迎車でお客さんの元へ行って、お客さんに対面して、というのが苦手なのである。


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2011/03/24

車中での読書タイムが増えそう ? ! (前編)

 富山に帰郷し、富山においてタクシー業務に携わり始めて、約一月半となる。
 面接、研修、乗務員証受領、見習いとしての実務開始。
 先週で、日勤が終わり、いよいよ今週水曜日(23日)、つまり昨日からA勤となった。

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← 「CENTRAM(セントラム)」 富山駅北口から岩瀬浜(北の方角にある)へ向けてのポートラムに続き、駅の南口(というか表口)から富山市の市街地を周回するセントラムが運行している。これも車体のデザインや乗りやすさもあって、人気。開業して一年余りとなる。いずれは、ポートラムとセントラムが繋がり、さらに延伸の計画もある。たまたま自転車で市街地へ出かけた際、見かけたので撮影した。小生も早く一度は乗りたい。

 日勤は、朝の8時から夕方の4時15分までが拘束時間。
 一方、A勤となると、朝の8時から夜中の零時半が拘束時間。

 ただし、まだ見習い期間が終わったわけではない。
 勤務の時間帯が、東京在住時代の勤務体系にやや近いものになったというだけである。

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2011/03/23

最近のつぶやき集(順不同)

東日本大震災:「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110314k0000m040103000c.html
 本当に緊急の場合、録音テープを流すとか、手段を講じておけなかったのか? 悲劇だ。

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→ 「Parthenon Moon」 更地のように成り果てた地に立つ廃墟に上がる赤っぽいスーパームーンの月影。どこかフェイド・アウトしていく日本を象徴するようでもある。同時に、天も月も日本の復興を見守っているようでもある。(画像は、昨日も紹介した「スーパームーン写真集」から)

スーパームーン写真集
http://t.co/ShVJA8X
 素敵な月写真集。画像を使いたくなる。


放射線でガンになるのが嫌ならまずタバコをやめれば良いんでないかって、誰かが言ってた。納得。


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2011/03/22

もう一つの『デューン』それとも『砂の女』?(後編)

 マルセル・ブリヨンは、「美術評論家、考古学者、伝記作家、歴史家、小説家と多様な場面で活躍」した人物。
 学者として中央アジアなどを学術調査し、知見を広め、深めもしただろう。
 が、(考古)学者としては、遺跡などを前にしても、語りえることには制約がある。

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← 3月19日の夕刻、玄関前から月影を撮った。小生の腕前では、せっかくの月の姿も、みすぼらしい。その代わり、「スーパームーン写真集」を紹介しておく。「2011年3月19日は、満月と地球が最も近づく特別な日で、その日に見える月を「スーパームーン」と呼」ぶ。

 一方、伝記作家、歴史家、作家としての彼の想像力は、砂漠の世界、砂の海に埋もれた、発掘も叶わぬ世界を前にして、想像と創造の翼は羽ばたいてしまうことをどうしようもない。

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2011/03/21

もう一つの『デューン』それとも『砂の女』?(前編)

 日記「「イニシエーションの旅―マルセル・ブリヨンの幻想小説」の周辺(後編)」の中で、村上光彦氏の解説を読んでいて、自分はブリヨンの幻想小説の世界とは肌が合わないのかもしれない。

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→ 山茶花? 我が家の樹木なのに、名前が分からない。

 でも、評論はともかく、「肝心のブリヨンの小説を読んでいない」し、「図書館で物色したら、本書でも紹介されていたブリヨン著の小説『砂の都』(村上光彦訳 未知谷)が見つかった」ことでもあるし、「ブリヨンの幻想小説の世界に自ら触れてみて、その上で小生自身の資質を改めて確かめてみたい」と書いている。

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2011/03/20

『富山県の歴史散歩』の周辺(後編)

 要は富山の道も知らなければ、そもそも富山の名物・名産・観光地の類は、全くとは言わないが、ほとんど知らないし、そもそも富山県内(市内)を観光もドライブもあまりやっていないのである。

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← 『復刻版 越中安政大地震見聞録』(富山県郷土史会校注 ケイエヌビィ・イー) 「安政5年(1858)2月26日に発生した越中安政大地震の全貌を伝える「立山大鳶崩れの記」待望の復刻」。「安政飛越地震から149年を経て、中越地震、能登半島地震、中越沖地震と富山県周辺で立て続けに大地震が発生している今日、本書は、なおも安全神話にすがりつきたくなる北陸の人々の心情を厳粛に諌めるものである」(富山大学大学院教授 竹内 章) [本書帯記より]。父の蔵書の一冊。貴重な文献なので、そのうちじっくり読もうと思っていた…ら、この度の大震災である。近いうちに、心して読みたい。本書が復刻されたのは、平成19年だが、奇しくも小生は、偶然にもその前の年、つまり平成18年に、「飛越地震から150年」と題した拙稿を書いている。この地震は、「安政飛越地震」と呼称されることもある。相前後して発生した関東などでの「安政大地震」と区別するためだろう。この地震の際、富山には20メートルを越す津波が襲ったという記録も本書に見出される。

 時折は帰省の際に、知り合いの方に誘われ、ドライブをしたことがあるし、家族で黒部近辺、相倉の合掌村などをドライブしたことがある。
 ただ、高岡も氷見も城端も砺波も滑川(小学校の遠足で行っただけ)も小矢部も立山(友人らと一度、学生時代、バス旅行したことがあるだけ)も行ったことがないも同然なのである。

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