日曜美術館から(清川あさみ篇)
同じく、日曜美術館なる番組の最後で、「清川あさみ」というアーティストを知る:
「清川あさみ|ASAMI KIYOKAWA INC.」
「清川あさみ|ASAMI KIYOKAWA INC.|diary」
← 清川あさみ『AKB48×美女採集』(講談社) 「AKB48が図鑑になった! 写真に刺しゅうをする独特の手法で注目されるアーティスト清川あさみが、AKB48のメンバー全員を変身させた。48人48通りの美女採集がここに!」だって。
やはり、清川あさみの「美女採集」(水戸芸術館)展の紹介:
「水戸芸術館|美術|清川あさみ|美女採集」
→ 『voice』complexシリーズより (画像は、「『清川あさみ|美女採集』展、広末涼子、栗山千明、綾波レイ、AKBら美女が動植物に変身 -art-designニュース:CINRA.NET」より)
← 作品「Re:」より (画像は、「清川 あさみの写真ブログ ASAPHOTO diary」より)
「「美女採集」は、彼女が気に入った美女を写真で"採集"し、その美女のイメージに合わせた動植物の装飾を刺繍やCGで施した作品で、ライフワーク的なシリーズとなってい」るとか。
幾つかの作品が紹介されたが、どちらかといえば、女性好みかと思われる、ジュエリー&ゴージャスな世界。
ヌードの女性(女優ら)をモデルの作品もあるが、あくまで洗練され綺麗なのである。
→ 家の敷地の四方だけじゃなく、随所に育つ南天の木。実がいよいよ真っ赤に熟している。雨露に濡れて…。
清川あさみの言葉(ブログ)で、下記が印象的:
私はだんだん大人になるにつれてコンプレックスというものがなくなってきました。
というよりコンプレックスってそもそもなんだろう、、。
うーむ、我輩とは真逆だ。
あるいは、表面上は似ているとも思う。
物心付く以前のコンプレックスの源から、ひたすら逃げまくった、その意味で、コンプレックスから遠ざかった。
でも、なくなったわけじゃなく、感性が磨耗してしまったのだ。
あくまで、小生の場合は、だが。
← 名前の分からない植物が庭の片隅に育っている。紫色の実が雨の中、ネックレスにでも使いたいような輝きを示している。
これもまた、清川あさみの言葉(ブログより):
人物を縫う理由としては、なんともいえないオーラやパワーが刺繍することによって引き出されるからです。
一気に温度が上昇するというか、、。
生のモナリザを見たときに感じた感覚もそうでした。

→ カエデ…なのだろう。決して「血汐紅葉(チシオモミジ)」などではない。秋口までは、普通に黄緑色だった。こんなコンクリートの踏み段の透き間に育ち、紅葉までして、どうするんだ? 放置して見守るしかないのか。
「常に新しいことを考えているし、進化し続けたい 「清川あさみ」インタビュー MICROLINE Pro 930PS-X・Pro 930PS-S・Pro 930PS-E・910PS-D・910PS カラープリンタ OKIデータ」にて、清川あさみの発想法などを知るもよし。
← 清川あさみ 美女採集より『黒木メイサ×馬』2009年 (画像は、「『清川あさみ|美女採集』展、広末涼子、栗山千明、綾波レイ、AKBら美女が動植物に変身 -art-designニュース:CINRA.NET」より)
上掲のインタビューから一言だけ:
「私自身魔法みたいな作品が好きなんです。「もう一回」「もうちょっと」というような感覚を呼び起こさせたいですね。というか、私が飽き性なんです。だから、新しい手法も常に意識しています。でも、まだまだ布と糸と写真という素材は無限の可能性を感じるので、進化を続けながらもその可能性を追求していきたい」とか。
→ 裏庭の雑草? 名前、分からない。庭掃除していて発見した。というか、裏庭にひっそりと咲いていたツワブキの様子を撮影しようと思ったら、このところの風雨にめげてか、花びらが何枚か落ち、花そのものに元気がなくなっていて、撮影を諦めた。その傍に、この黄色の花を見つけたのである。
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コメント
清川あさみ、美術界ではもう有名人ですね、個展もあちこちでやっている。
けどどうだろう現代美術というのはどうも深みがない、清川さんだけではなく。
作品が軽いのです。深い経験がない。
それこそ高島野十郎の焔に僕たちが感じるある何ものかがない、だから見終わっても残らないんですよ。
投稿: oki | 2011/12/05 21:06
okiさん
清川あさみさんは、素敵なファッション誌などの表紙などを飾る、綺麗な、女性好みのアートですね。
芸術とかなんとかは、自身、狙っていないと思います(勘違いしているかもしれないけど)。
「美女採集」とかヌードに、引っ掛かってしまっただけです。
たまには、ね。
投稿: やいっち | 2011/12/06 03:26