日曜美術館から(菊池俊吉篇)
今日も日中、落ち葉掃除。クリーニングに洗濯に、銭湯に、そしてなんといっても、休息に過ごすべき、仕事の合間の慌しい生活。
← 山茶花…なのだろうか。実に豪奢な花が咲き始めた。たっぷりした肉厚の花びらの幾重もの重なり。
食事の最中、テレビで菊池俊吉という写真家のことを知った。
といっても、日曜美術館という番組の最後をチラッと見ただけ。
なので、特集とかじゃなく、今、「写真家 菊池俊吉が捉えた昭和」展をやっていますよ、という聞きかじりの情報に接しただけ。
→ 同じ花を横から撮影してみた。肉厚な感じが一層、分かるだろう。
数枚だけ紹介された菊池俊吉の撮影した昭和の光景が印象的だった。
「写真家 菊池俊吉展」によると、「菊池俊吉(きくち しゅんきち、1916年―1990年)は日本を代表する昭和期の写真家の一人で」、「報道写真家としてスタートを切」った人物。

← 「写真家 菊池俊吉が捉えた昭和」展 (萬鉄五郎記念美術館 岩手県花巻市東和町土沢5区135 会期 2011年9月23日(金)~2012年1月29 日(日))
「戦時下にあっては、『FRONT』の写真部の一員となり、本土及び外地の部隊の撮影や産業記録など幅広く活躍しております。なかでも、終戦直後に文部省の原爆被害調査団の一員として広島を撮影した記録写真は、悲惨な原爆の傷跡を克明に伝えてくれ」ているという:
「中国新聞 ヒロシマの記録 菊池俊吉が撮った原爆写真Ⅲ」
「菊池俊吉が撮った原爆写真Ⅰ|原爆記録写真|ヒロシマ平和メディアセンター」
→ 広島原爆の記録「ガスタンクに残る影」 「爆心地から約2km広島瓦斯広島工場のガスタンク。表面に塗られたコールタールは熱線で溶け、流れ落ちた。ハンドルが熱線をさえぎった部分だけが溶けずに黒い影のように残っていた」という。 (画像は、「花巻市 写真家 菊池俊吉展」より)
← 違う場所にある山茶花の花は、どれも、こんな感じ。色合いはともかく、水に濡れてしわくちゃになったような、それとも、水分(潤い)が不足して、花が十分に漲ることができずいにいるような。冒頭の花との覇気の有無の差は、土壌あるいは育つ場所の違いなのだろうか。むろん、どれも同じ日(4日)に撮影した。
さらに菊池俊吉は、「戦中戦後を通して銀座のありようを記録したそれらは、昭和という時代を通して、刻々と変化する街の様を、生々しくも透徹した視線で私たちに示してくれてい」るし、「戦後は、農村漁村の暮らしを題材としたシリーズや科学分野の撮影などで幅広く活躍し、日本における記録写真の分野を確立したカメラマンの一人といえ」るという。
→ 「もみ」の木だろうか。針葉樹のような外見なので、紅葉(黄葉)などしそうに思えないのだが、見事に黄葉し、今、ドンドン、葉(?)が落ちている。まもなく、裸木になる! 一昨年までは、ひょろ長い枝葉をせっせと剪定(伐採)していたが、冬が近づくと勝手に落葉していくことを知り、今年は、何もせず、黄葉し落葉し、裸木となる過程を見守っているだけである。真冬ともなると、裸木どころか、枯れ木、でさえもなく、死んだ木にしか映らないほどになる。が、春になると、ちゃんと新芽が萌え出てくるのだ。
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