モニュメント風な雪吊り
富山でタクシードライバーとなって、早、十ヶ月目となった。
通勤時間も含めると、ほぼ終日の仕事を月に十二回余り。
体は馴れた…とは言いづらい。
実際には、東京在住時代でのタクシー稼業のほうが、仕事はきつかったし、長かった。
通勤時間も含めると、ほぼ24時間だったから。
← お客様を乗せて富山市のやや海寄りの地区にある「富山県岩瀬スポーツ公園」の傍を通りかかったら、何やら奇妙というか面白いものが。少なくとも左側のは、どう見ても、魚である。海(浜)に近いから、魚のモニュメント? では、その右側のは、何?
ただ、東京時代は、仕事の明けの日は、全てが自分の時間。
親戚づきあい、近所づきあいがあるわけもなく、全てフリー。
帰郷して、一応は家の主となると、元が農家だった家だけに、さすがに田圃はなくなったものの、庭も広ければ、畑もある。
町内においての最低限の義務も果たさないといけない。
気が休まる時間が、皆無とは言わないが、実に乏しい。
悲しいかな、ドライブも、外食も儘ならない。
父母が亡くなって以降、外食は、一度もしていない。
そんな余裕が持てないのだ(経済面も含め)。
せめて、吉野家さんに行きたい!
→ この木組みの作り物があるのは、「富山県岩瀬スポーツ公園」の入り口。向かって右側には、船の形をした木組み。恐らくは、富山のシンボル船である「海洋丸」をイメージしている…?
というわけで、富山県内どころか、富山市内さえ、ドライブはこの3年、一度も(帰郷して半年した頃、一度、呉羽山を数時間、ドライブしただけ)。
タクシーで、時折、郊外に出る際に、何か名所の脇を通りかかって、ああ、あそこにも行っていないなー、なんて、溜息をつくわけである。
何しろ、能力の乏しさもあって、売り上げが悪い。
長時間労働の割りに、給料が…。
売り上げが悪いので、また、長く働く。
帰宅が遅くなり、明けの日は、ぐったり、という悪循環。
さて、気を取り直して…。
この公園のホームページである「富山県岩瀬スポーツ公園」を開いても、これらのモニュメント(?)の説明は見当たらない(あるかもしれないが)。
← 工事渋滞の車列でのノロノロ運転中に撮影したので、上手く撮れていないが、魚と船の作り物は、「富山県岩瀬スポーツ公園」の入り口で、入場者を歓迎するように、結構、大きく作られている。
「公園の冬の風物詩雪吊り - 風 景 ・ 花 • 金 魚 ・スケッチ」によると、これらは、「富山県岩瀬スポーツ公園」の名物のようで、雪吊りなのだそうな。どう見ても、樹木(植木)の上に冠せられているようには見えなかったが、あるいは、ドウダンツツジなどの低い植栽があったのか。公園の中には、「健康スポーツドームの三角屋根」を模した雪吊りや、新湊大橋(建設中)に似せて造った雪吊りもあるとか。
ちなみに、「公園の冬の風物詩雪吊り - 風 景 ・ 花 • 金 魚 ・スケッチ」によると、入り口の魚の脇の正体不明の作り物は、ホタルイカだとか。
→ ということで、改めて、魚と並ぶホタルイカだという木組み(雪吊り)を眺めてみる……が、この画像では、ホタルイカには見えない!
「富山県 岩瀬スポーツ公園|公園施設紹介」になる頁を覗くと、この公園の規模の大きさ、施設の多さに驚く。
「砂入り人工芝コート(16面)」、「クレイコート(12面)」、「健康スポーツドーム」、「サッカー・ラグビー場」、「補助競技場」、「ソフトボール場」、「児童公園(遊具/ブランコ、スプリング遊具、複合遊具他)」、ほかに、健康広場(丘)、疎林や芝生の広場、さらには、修景広場なんてのもある。
四季の樹木や花々が愛でられる癒しの空間だとか。
「修景」なんて言葉、初めて知った。
[追記:昨日(15日も、傍を通りかかった。すると、この運動公園の傍に、「北部プール」もあった。一連の施設なのかどうかは確かめていない。]
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