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2011/11/22

「天使の毛」をめぐって(後編)

 SNSのその方の呟きでは、「天使の毛」とは、「下まぶたの脇にはえてきた天使の毛」なんて書いてあった。
 ネットでは、顔のほくろから生えてくる毛を天使の毛だと説明している場合も。
 どっちが正しいのか。

Katayama_018

→ この地での仕事で、情けない失敗をしてしまった。痛恨!

 いずれにしても、顔に生えてくる、普通のヒゲなどの毛ではないし、産毛(うぶげ)でもないようだ。
 顔に生えてくる、細くて白っぽい毛、でも、普通の産毛とは違って、大概は一本だけ、他より長く伸びる毛らしい。
 そんなことを調べているうちに、ふと、そういえば、我輩にも以前、左まぶたの下…、左頬のやや上側に一本、なぜか勝手に伸びてくる毛があったことを思い出した。

 細くて、白っぽくて、弱弱しい毛。
 その頃は、ヒゲは電気の髭剃りを使っていたので、あごの下など、時折、剃り残しが一本(か二本)、あったりして、ふと、気がついたとき、恥ずかしいというか、不快な気分になったりする。
 でも、その毛は、頬の上部に生える。細い毛なので(それに最初は、他の産毛と同じ、短いし)、電気カミソリでは、仮に刃が当たっても、剃れない。
 で、剃れないうちに、毛が折れ曲がったりして、何度、剃っても、剃り残しになる。
 気がついたら、左の目のやや下方に、何か白っぽいものがぼやけて見えたりして、気がつく。
 あるいは、顔を手で摩ったときなどに気がつくこともある。
 
 不思議なのは、その「天使の毛」が生える箇所は、いつも同じだったということ。
 最初は、どうしていつも同じ場所に、細く、やたらと長く産毛が生えるのか、不思議だった。
 もしかして、その辺りの皮膚に異常がある? なんて、危惧したりして。

Katayama_024

← 山茶花がいよいよ目立ち始めている。我が家の庭にも、数本ある。それにしても、いつもながら不思議なのは、山茶花が寒い季節になると、開花し始める理由。こういう時期でも受粉が可能なのか。分からん。

 でも、思い返してみたら、同じ場所に「天使の毛」が生えるのは、(少なくとも小生の場合)、不思議でも何でもなかった(のかもしれない)。
 なぜなら、当時(電気カミソリを使っていた頃)、五ミリ以上伸びると、邪魔だし気になるので、ハサミで切ってしまう。
 当然ながら、根元は残る。
 根元が残ると、その根っこから生えてくるのは理の当然と考えられるわけだ。
 
 が、猜疑心は囁く。それこそ、天使じゃなく、悪魔の囁きである。
 以前は、電気カミソリを使っていた。
 なので、どうしても、ヒゲの剃り残しがありがちである。
 まして、産毛なら、尚更である。
 が、二十年ほど前から、入浴の際、貝印のカミソリで、顔を丁寧に剃るようになった。
 したがって、ヒゲはもちろんだが、産毛だって、顔の表面に生えるか生えないうちに、綺麗にカットされる。
 ということは、もしかしたら、例の場所の、やたらと伸びたがる産毛も、根元から毛が顔を覗かせた途端に、あっさりとカットされることになる。
 だから、今も、以前と同じように、電気カミソリでのカットだったりしたら、切り残されて、やはり一本だけ(一箇所だけ)、細く白っぽい毛が、ひょろひょろと伸びるやもしれないわけである。
 よって、その箇所の皮膚の異常は、依然として異常なままなのであり、たまたま今は、貝印のカミソリの刃で丁寧にカットしているから、異常さが露見しないだけのことではないか……。

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→ 寒菊の実、じゃなくて、蕾、だろうか。昨年、裏の花壇に苗を植えたんだけど、一年草じゃなかったのか。さて、雪の季節の到来を前に、昨年のように、黄色い花を咲かせてくれるだろうか。

 ネットで散見する説明を読むと、「天使の毛」は、剃らない(切らない)ほうが縁起がいいのだという。
「天使の毛」には別名もあって、「宝毛」とか、「神様の毛」「幸せの毛」「縁起毛」「福毛」といった呼称もある。
 その「天使の毛」が縁起物とされるのは、一説によると、「宝毛の「白い」「一本だけ突出して長い」などの特徴が、仏の額に存在する「白毫」の特徴と通じる部分があるためではないかといわれてる」とも。

 そうか、この二十年余り、小生の人生が思いっきり傾きがちなのは、もしかして、「天使の毛」を素っ気無くあっさりと根元から切っていたからなのかもしれない ? !

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