明るい茶の間生活(後編)
→ 映画の看板(ポスター)の居並ぶ直下には、ガラス棚。その中には、懐かしいフィギュア…キャラクターたちの人形が並べられている。富山の銘酒群も。
もっとも、古い日記を読み返して思い出したのだが、畑で収穫したナスを生のまま、ポン酢だけ掛けて食べたことがあった!
美味かったんだ!
余談だが、福島原発の事故に絡み、土壌の除染が課題となっている。
富山の人間として連想するのは、「イタイイタイ病」のこと。
← 外出前、今日は、外仕事じゃなく、家の中のあれこれをやった。茶の間の天井灯の簡単な修理。修理といっても、蛍光灯のスイッチに繋がる紐が両方とも切れてしまい、スイッチをオン(当然、オフ)に出来なくなっていた。蛍光灯を繋ぐ金具の裏側を手探りで調べ、スイッチ部分のパーツを引っ張り出し、紐を当該の箇所につなぐ。紐は釣り糸のような丈夫な糸。随分前からの買い置きの黄色い糸が茶の間の食器棚の引き出しに収められているのは、昨年、家の中を徹底して物色(?)した際に、調べて知っていた。これで、夜、明るい茶の間生活が送れる。それにしても、取付金具の筐体の汚れのひどさ! 父はヘビースモーカーだったし、訪れる方も、類は友を呼ぶだったから、黄色い染みはその名残。
「イタイイタイ病」とは、「岐阜県の三井金属鉱業神岡事業所(神岡鉱山)による鉱山の製錬に伴う未処理廃水により、神通川下流域の富山県で発生した鉱害」のこと。
「イタイイタイ病」においても、カドミウムによる土壌汚染が問題になった:
土壌汚染について1974年8月に神通川左岸の67.4haが「土壌汚染防止法」に基づく汚染地域に指定されたのを皮切りに最終的に1630haが汚染地域になった。1979年から土壌復元事業が始まったものの工法や費用の問題、農家の農業離れ、農地転用の問題などの難問が山積みになっているため工事が遅れ、2011年にようやく工事が終了する予定。

→ 「鵜坂地区カドミウム汚染田復元記念碑」 (富山市婦中町、2008年4月建立) (画像は、「イタイイタイ病 - Wikipedia」参照) この「イタイイタイ病」関連の報道を中学や高校時代、テレビで見聞きしたことが、小生をして哲学の道へ走らせた契機ともなった。
問題が露見して数十年、土壌汚染対策事業が始まってからでさえ、30年以上。
工事が本当に終了したのか、小生は確かめていない。
土壌汚染の改良は、気の遠くなる作業なのだ。
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