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2011/09/25

白いハトは何かの使者?(後編)

 花壇に異常のないことを確認して、西隣の家へ回覧板を持っていった。
 すると、その家の前に止めてある、隣家の白い車の上に、先ほどの白いハトが止まっているではないか。

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→ 回覧板を届けようと、隣家へ向かったら、白いハトが玄関前の白い車の屋根に止まっていた。ハト、先回りしていた?

 白いハトが二羽、逃げ出したとは思えないし、まず間違いなく、さっき、玄関隣りのトイレ(小)の窓辺に止まっていたハトに違いないだろう。

 そのハトは、小生を追ってきたのだろうか。
 それとも、行動を察知して、先回りした?
 まさか!

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← 今日土曜日、遅まきながら、お彼岸ということで、墓参り。草むしりしたり、掃除したり。父母と会えるのは、ここだけなのだとつくづく実感。風が強くて、ロウソクの火が、なかなか点かないし、点いてもすぐに吹き消される。線香の煙が、風に流されて、何か凄絶な雰囲気。

 相変わらず、その真っ白なハトは、逃げないで、こちらの様子を窺っているのだった。
 我輩に何か用事があるのか。
 それとも、やはり、エサが欲しい?

 家に戻って、何か米でも持ってくる?

 小生があまりジッと眺めたからか、それとも、デジカメでの撮影に辟易したからか、ハトは、車の屋根から我が家の裏庭へと舞い降りた。
 そして、裏庭の地面をあちこち啄ばんでいる。

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→ ハトは、ジッとこちらのほうを見ている。何か、用? エサ、欲しいの?

 やはり、エサが欲しいのか。
 今まで飼われていたから、エサは人間が呉れるものと高をくくっていたのか。
 でも、小生が、ただ眺めているだけで、エサを呉れる見込みがないと諦めて、地面を漁ることにしたのか。

 さて、実は、奇妙な暗合が二つある。
 一つは、最初に白いハトを見かけたのは、トイレ(小)の窓辺だった。
 そのトイレは過日、使用後に流す水が、一旦、押しボタンを押すと、水が流れっ放しになって、止まらなくなる、という事態に見舞われていたのだ。

 どうやら、バネ(スプリング)が錆び付いたか、それとも、何かゴミが引っ掛かっているらしい。
 その白いハトを見かけた前日、業者にコンタクトを取って、部品を修理・交換することを依頼したのである。

Rain_041

← 我輩と見合っていても、埒が明かないと思ったのか、屋根から我が家の裏庭へと舞い降りた。地面を啄ばんでいる。やはり、エサが欲しかったのかな。

 二つ目は、隣家のこと。
 その白いハトを二度目に見かけたのは、隣家の前の白い車の上だと書いた。
 その家のご主人が、実は、一週間ほど前、脳梗塞で病院に入院したのだ。
 隣家は小生の家とは近い親戚。

 小生は、入院の事実を知ったのは、今日の土曜日である。
 今朝(土曜日の朝)、花壇でゴーヤを見ていたら、ちょうどそこへ通りかかった近所の方に教えられたのだ(今夕、お見舞いに行ったら、幸い、発見が早く、後遺症もなく早々に退院・社会復帰できるとか)。

 白いハトは、その事実を、一昨日の木曜日の朝、小生に知らせようと、我が家の玄関から、さらには隣家の玄関前まで追いかけてきたのだろうか。

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