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2011/09/09

ソーラーえらいことをした(前編)

 いつだったか、自宅でテレビを見ながら寛いでいたら、突然、電話がかかってきた。
 我が家の電話には、掛けてきた先方の番号を表示する機能がない(液晶画面がない)。
 なので、取ってみないと、相手が誰か、分からない。
 イタズラだったり、何かの営業の売り込みだったりすると、即、切る。

Kurobe_dam_survey

← 「黒部ダム」 「ダムの高さ(堤高)は186mで日本一」。「黒四ダム」の愛称で親しまれているが、「工事期間中の転落やトラック・トロッコなどによる交通事故等による殉職者は171人」であることは、あまり知られていない。富山には北陸電力があるが、このダムは、関西電力が作った。送電先も、関西だとか。水力発電は、「実用化されている唯一の再生可能エネルギーとも言える」。日本では、巨大ダムの開発は限界に達し、小水力発電に脚光が当たっているようだが、「世界的に見ると、特に開発途上国において大量の未開発水力地点があるといわれ、この未開発水力の合計は年間発電量として17兆キロワット時であり、世界の全電力消費量が12兆キロワット時程度であることを考えると、莫大な資源量である」とか。 (画像は、「黒部ダム - Wikipedia」より) 

 そのときの電話は、「太陽光パネルのモニターが何とか」と言っていた(ような気がする)。
 売り込みの類は、即座に切るという習性が身についていて、話の中身を聞かないままに、「うちはそういうの、興味ありませんので」と、あっさり、切ってしまった。

 切ってから、しまったと、思った。
 いくら、未明の三時過ぎに帰ってきて、寝不足なままに目覚めて、居間で疲れている体をロッキングチェアーに埋めて休めていたとはいえ、切るのは早計じゃなかったのか…。

 モニター?
 モニターってことは、商品を(恐らくは無料で)設置してくれるってことじゃないのか。
 …ただで、太陽光パネルを屋根(か何処かは分からない)に設置してくれるって、素晴らしいことじゃないか。
 しかも、タダだぞ!

Gardencanal_015

→ 父の月命日を控え、仏壇に仏花などを供えるなどして、準備。9日には、お寺さんに来ていただき、お勤めをしていただいた。

 ああ、話をちゃんと聞いておけばよかった。
 聞いた上で、多少でも経費が掛かるのなら、断ればそれでいい話ではないか。

 ああ、営業となると、売り込みとなると、条件反射的に切ってしまう、自分の習性が裏目に出た…のか。
 いや、世の中、そんな上手い話は転がっていない。
 新手の売り込みに決まっている!

 とりあえず、自分にそう言い聞かせて、損したのかも、絶好の機会を逃したのかも、という悔恨の念を脳裏から拭い去ろうとした。

 …でも、拭い切れないでいることは、こんな日記を数ヶ月も経った今になって書いていることからも、誰の目にも明らかであろう。
 そう、話を聞かなかったことについて、悔いている。

 太陽光発電などの再生可能エネルギー、あるいはそういった「太陽光、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマス等、自然の力で定常的に補充されるエネルギー資源より導かれ、発電、給湯、冷暖房、輸送、燃料等に用いられる」商品には、関心がないことはない。
 自宅で採用するとしたら、ミニ風力も考えられるが、やはり太陽光発電、つまりは太陽光パネルを屋根に敷くことだろう。

 けれど、富山は雪国である。

Solar_panels_on_house_roof

← 「一般家庭の屋根に載せた太陽光発電システム(米国)」 誓って、我が家ではありません! (画像は、「太陽光発電 - Wikipedia」より)

 師走から三月の初めくらいまでは、屋根に雪が積もった状態だと思って、まず間違いない。
 そんな自然条件からしたら、太陽光パネルを屋根(など)に張るのは、効率性において、雪国でないような他地域に劣るのは、小生にも分かる。
 そんなことも、太陽光パネルのモニターという話が出た瞬間、即座に拒否反応を示した理由の一つだった(主な理由は、上記したように、疲れていて、電話に丁寧に応対するのが面倒だったから、である)。

 それ以上に、モニターという言葉に一層の拒否反応を示したような気がする。
 生来の不精で、とてもじゃないが、小生などには、モニターなんて、務まらない!

 太陽光や太陽熱(エネルギー)を利用するソーラー装置は、各種ある。
 屋根に張る太陽光パネルがすぐに思い浮かぶが、そもそも、でっかい窓にして、太陽の光りをたっぷり家の中に差し込ませるってのは、一番、シンプルで、しかも、健康的である。

Gardencanal_005

→ 南面する花壇のゴーヤは依然、元気。今日九日も、ゴーヤの実を一本、収穫。朝顔たちが今を盛りと咲き誇っている。早朝に見たら、壮観なんだろうなー。

 近所の家の二階には、物干し場を兼ねた小部屋があるが、容易に想像がつくように、アクリルパネルで覆われたベランダ(サンルーム)風になっていて、洗濯物が良く乾きそうである。
 洗濯物を干さないときは、日光浴だって楽しめるだろうし。
 二階だから、風通しも良さそう。あんなところで、読書したり、居眠りしたりしたら気持ちよさそう。

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