ゴーヤの実を調理(後編)
とりあえず、収穫したゴーヤとナスを水に漬け、数時間後、水を切って、調理に取り掛かる。
まずは、ナスを浅漬けにする。
その前に、スーパーへ買い物に行って、浅漬けの元を買ってきたことは言うまでもない。
これまでも(といっても、昨年は、家の中のことで忙しく、漬物作りも一切、手がつけられなかった)、小ぶりの漬物用の鉢で、漬けてきた。
が、鉢にひびが入っている。
しかも、漬物石が見当たらない。
昨年の二度にわたる不幸の最中、家の中を大掃除したので、その際に、漬物石は台所から追放され、漬物鉢も損傷を被ったのだろう。
仕方なく、ありあわせのプラスチックの容器で代用する。
漬物石は、台所の外にあった、いかにも漬物用と思われる石を拾ってきて、別の容器に入れて水に浸した。
数日間、浸せば、石も綺麗になるだろう。
当面は、漬物石がないので、タッパで上から押さえつけ、さらにプラスチック容器の蓋をして、二重の圧力をかける。
今朝になると、いかにも漬物風になっていた。
あと一日か二日、つけておけば、小生好みのナスの浅漬けができるはずである。
さて、ゴーヤの実。
その実が実にでっかい。
一人分には多すぎるのは明らか。
しかし、そこは小生のこと、二度に分けて食べようなんて殊勝なことは考えない。
そもそも調理(料理)が苦手だし、嫌い。
仕方なく料理するだけ。
ゴーヤチャンプルーを作りたいのだが、食べたことはあるが(ゴーヤチャンプルーは、肉野菜炒めに劣らず、好きである)、作ったことも、作る過程を見たこともない。
ゴーヤの実を、まず包丁で真っ二つに断ち切った。
すると、中見は、白っぽいヨーグルト状のブヨブヨのもので、そこに種らしきものが沢山、出来ている。
包丁でむやみに断ち切ったので、種(?)を幾つも切り裂いてしまい、種の中の真っ赤な身が露わになっていた。
多分、こうした白いブヨブヨや種は食べられないのだろうと判断。
包丁で掻き出す。
その上で、ゴーヤをぶつ切りにしていく。
ゴーヤチャンプルーを食べた際のゴーヤの形を思い浮かべながら。
ゴーヤに加える具材はどうする?
幸か不幸か、タマゴがたっぷりある。
賞味期限から逆算すると、一日、三個は食べないといけないほど。
なので、タマゴを三個。
中元でもらった黒豚の生ハム。
炒めたりしないで食べたいが、この際は、チャンプルー料理の具材になっていただく。
何か物足りないので、味噌汁用の乾燥ワカメをたっぷり加える。
味付けは、胡椒と塩を少々。
最後に、食べる際に、ポン酢で調整すればいいだろう。
というわけで、丼に山盛りのゴーヤチャンプルーが完成。
ゴーヤの調理は初めてなので、こんな大雑把な調理でいいのか不安だった。
昼間に食べておけば、お腹を壊しても、夕方までに症状が出る。
明るいうちに病院にたどり着けるに違いない、なんて、妙な心配をしていた。
しかも、豪華と言うべきか、月曜日に近所の総菜屋で買い置きしておいた、タマネギとトマトのマリネやら金時豆やらがあったので、早めに食べないと、というプレッシャーで、昼食の食卓は、近来になく豪華絢爛。
無論、丼にご飯を七分目、盛ったのは習慣上、避けがたい。
食った、食ったであった。
夕方にもタマゴ三個の目玉焼きを作ったので、水曜日はタマゴを6個、食べたことになる。
カロリー過剰であろう。
火曜日は仕事でタマゴを食べられなかったので、水曜日は6個、食べるのがノルマだったのである。
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