ユリの根を掘り返す?(後編)
その雑草の山は、新たに育とうとする雑草類にとっても、滋養の宝庫であり、事実、いろんな雑草類が蔓延る場ともなってきている。
← 父母の一周忌の法要の日の前日に開花…。父母が丹精篭めて育てていたキウイを枯らしたしまった、その花壇に咲くユリ。悔恨の花なのか。開花しては散ってしまうが、すぐに別の花が開花してくれる。まだしばらくは楽しめそう。ところで、我が家のユリは、鬼百合?
ムラサキツユクサやドクダミ、野菊なども混じっているが、多くは名も分からない雑草類。
そこに(そこだけではないが)、剣のような葉っぱも生えている。
それは、グラジオラスである。
が、そこにさらに謎の植物も生えてきていた。
雑草の類だろうと、芽(小さな草)のうちにドンドン、摘み取ったり毟り取ったりしていたが、小生の鈍な目を逃れた何本かの芽は、やがて大きくなってしまい、そのうち、形状からして他の雑草類とは趣が違うと感じてきた。
何かの花になるのかもしれない。
六月の終わり頃になって、今更ながらに、多くの目を摘み取ってしまったことを悔いたが、遅きに失した。
そして、七月の或る日、細長いホウズキのようなオレンジ色や淡い黄色の袋が生り、さらに様子を見守っていたら、或る日、開花して、それがユリと判明したわけである。
やっと気づいた次第、情けないことである。
→ 一昨日のゴーヤ(緑のカーテン)の様子。ゴーヤの実が大小、幾つも生っている。今日も一個、大きくなりすぎて、明日にも黄色く変色しそうな奴を収穫。誰ももらってくれなかったので、とうとう自分で調理。調理の仕方は分からないが、そこは小生流で適当に。タマゴを三個、黒豚のハム四枚を豚肉代わり、味噌汁用の乾燥ワカメを隠し味に。ゴーヤの実は大きくて、恐らく三人前分はあったろう。完成したゴーヤチャンプルー(もどき)は、外見はまずそうだったが、食べてみたら、ゴーヤ特有の苦味も効いて、実に美味しかった。もう、これからは誰にも上げないで、自分でゴーヤの実、食い尽くす! そういえば、今日はナスも収穫。こちらは、漬物(浅漬け)にする。明日か明後日には食べることができそう!
「細い茎に大きな花がつくので風に揺れることから 「ゆる(揺)」、それが変化して「ゆり」になった。漢字の「百合」は漢名からで、葉や鱗茎(りんけい)が多数重なり合うことから」とか。
また、「地中の球根のところは「ユリ根(ゆりね)」と呼ばれ、食用になる」という。
実際、サラリーマン時代、何度か食べる機会があった。
ユリ根に絡む恋(?)の思い出もある。
我が家の庭のユリも、地面を掘り返したら、ユリ根が採れるのか。
でも、思い出は掘り返さないほうがいいのかもしれない。
関連拙稿:
「黒百合…悲劇の花」
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