白夢
白い夢を見る。
夜毎に、白昼に。
とぐろを巻く夢。
原初の叫び。叫喚。阿鼻。
悪夢?
違う!
空白。からっぽ。何もない。何も感じない。
麻痺している?
裂けてしまっている。
食い違って、もう、つじつまが合わない。
きっと遠い昔、懸命に取り繕うとしたのだろう。
その悪足掻きの痕が、傷となって今に祟っている。
(以下、続く)
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コメント
これは小説ですか、実際に夢をみられたのですか?
前も書きましたが僕は夢の中で人と喋ろうとして声が出ないという夢を良く見ますが精神科の先生は意味がないと言いますね。
夢に意味あるのか?
浄土真宗親鸞会は学生時代ちょっと入っていたんです。
まだ立派な会館もないころ。
今では神経症を治すなんて触込みで活動もしている、あくどいなあ。
弥一さん昨日ブログ更新されなかったでしょ、まぁゆっくりと。
投稿: oki | 2011/08/18 22:57
okiさん
これは小説の形をとったドキュメントのようなもの。
夢というより、心の闇を描こうとしたものです。
自分の狼疾の淵源を表現したいというのが、小生の執筆の一番の動機なのです。
未だに的確な表現の手法を見出せずに居ます。
ブログ、昨日は、アップする日時を間違えていたのです。
ドジ!
くだんの新興宗教集団、タチが悪いですね。
既存の宗教団体の間隙を突いての出没ですね。
投稿: やいっち | 2011/08/19 21:11