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2011/07/05

噴水の水を止めるのは、節電対策になるのか?

 本夕、風呂上りにテレビを見ていたら、おやっと感じるニュースが。
 それは、(NHKテレビの報道によると)、節電のため、富山県庁前にある公園(県庁公園)の噴水を夏の間、日中、一定時間、止める、というもの。

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→ 昨日の豪雨、台所の窓をちょっと開けて、畑のほうを覗いてみた。作業小屋のトタン屋根越しに畑、その端っこのヒマワリの列が見える。先月初めには、畑の草むしりが一通り、終わっていたのだが、もう、雑草に覆われて、畑の体(てい)を成していない! ちなみに、トタン屋根の端に見えるのは、一昨年の台風で折れた杉の大木。幹の中途をチェーンソーで切った。

 富山県庁のホームページを覗いて、情報を確認してみた。
 すると、「公園施設における節電の実施について」として、以下の情報が載っていた:

今回の東日本大震災に伴い、全国的に電力使用の一層の節減が求められていることから、7月5日(火)から当面の間、県庁前公園の噴水と富岩運河環水公園の「泉と滝の広場」の滝において、以下のとおり運転時間の短縮を行います。 県民の皆様には、この趣旨をご理解いただきますようお願いします。

●節電のための停止時間
平日の12:00~16:00
なお、土、日、祝日および、お盆期間(8月12日~8月18日)は通常どおり運転します。


 この【 情報発信元 】は、以下:
土木部 都市計画課 電話:076-444-3345

 節電のために、県など行政当局も協力するのは、大切なことなのだろう。
 庁舎内の照明の簡略化やパソコンの電源を小まめに切るとか、省エネルックというかクールビズを率先してやるとか、開庁の時間帯を変更したり、開庁の曜日を変更したり(富山が変更しているかどうか、知らないが)。

 しかし、こうした公共の公園での節電対策は、やや違和感を覚える。
 県庁前公園の噴水や富岩運河環水公園の「泉と滝の広場」の滝の運転時間の短縮をするとかは、本当に節電対策になるのだろうか。

 図書館だったり、動物園だったり、喫茶店やデパートなどは、楽しみのためでもあるが、特に今の時期は、涼を求めて来る人も少なからず居るのではなかろうか。
 家では一人だったり、奥さんが子供と過ごしていると、それだけでどうしたって、(エアコンを使うかどうかは別にしても)電気を使う。

 だったら、特に日中の暑い時間帯くらいは、公共の場に出かけていって、楽しんだり涼を求めたりしたほうが、よほど、節電対策になるのではなかろうか(家計にも助かるし)。
 公共の場(建物)内のエアコンなどの設定温度を、例年より、やや高めに調整するかどうかの問題はあるが、家に一人(ないし数人)で過ごす、そんな人たちを一人でも不特定多数の人が集える場に呼び込み、その結果、全体として節電効果があるものと考えるのは、そんなに的外れなことではないだろう。

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← 南面する道路沿いの細長い花壇に育つマンデビラ。一つの株から紅白の花が咲いた(紅じゃなく、ピンクだけど)。遠めにも目立つ華やかさ。

 その延長で考えると(単純に延長していいものかどうか、再考を要するかどうか)、県庁前公園の噴水や富岩運河環水公園の「泉と滝の広場」の滝の運転時間の短縮というのは、小生には愚策に思えてならない。

 むしろ、逆に県や市の名物として、噴水の存在をもっと積極的に宣伝し、日中の暑い中、どうぞ、涼みに来てください。
 涼を感じてもらうため、一層の工夫をしています、などといった方向に持っていくのが、筋なのではなかろうか。

 テレビでは、県庁の誰か担当者が、したり顔で(?)、県としても、節電対策に協力したいと思っています云々と喋っていたが、考える視野が狭すぎると思う。
 もっと広い観点から、総合的に節電効果を考える、そんな柔軟性を持ったら、なんて感じ、ニュースを視聴した瞬間、おやっ、変だぞ、と感じたのである。

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コメント

ふむ、若狭湾は原発銀座ですね。
富山の原発依存度はいかがなのかな?
確かに自宅で電気を使うより、公共の場で涼むという発想は良いですね。
特にお年寄りは外に出るのが億劫になり、この暑さで熱中症になる。
お年寄りもデパートとか出かけて涼む、ついでに買い物すれば経済効果にもなる。
しかし三越伊勢丹が夏に定休日を設けるとは驚きました。

投稿: oki | 2011/07/07 22:44

okiさん

福井県には17基もの原発があります。
若狭湾は、原発銀座ですね。
プレッシャーや危機感は相当なもの?
経済的に依存度も相当なもののようです。

富山県には原発ありません。
ただし、隣県の石川県に志賀原子力発電所があり、ここで事故があれば、富山湾や富山平野を汚染が直撃します。
志賀原発の再起動は慎重に願いたいものです。

富山県は北陸電力で、関西電力とは独立しているのですが、不思議なことに、富山県の黒部第4ダムの発電所での電気は、関西に送られています。


富山県庁前公園にある噴水などは、公共性が高い。
目先の節電だけじゃなく、視野を広め、総合的な観点から噴水の効用を考えて欲しいものです。

投稿: やいっち | 2011/07/09 21:15

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